NEDの登壇者にインタビュー

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取材・文=S高2期生 笹岡穂乃花

2023年10月21日に開催された、N/S高のビックイベント『NED』。

NED(ネッド)とは、N/S高生やN中等部生が自身の活動で学んだことなどをプレゼンする場です。毎年開催場所が変わるのですが、今年はところざわサクラタウンにて行われました。

昨年度の記事はこちら

N/S高生が東京タワーでプレゼン!?NEDってなに?

高校生が東京タワーでプレゼン!NED2022イベントレポート!

この記事では、実際にNEDに登壇した方3名に参加した理由や登壇して感じたことなどをインタビューしました。来年のNEDで登壇を考えている方は是非、参考にしてみてください!

目次

誰かの挑戦を応援したくて

たにたつ 

N高等学校8期生 通学週5コース


ほのか

どんなことを発表しましたか?

たにたつさん

私が政治部の活動を通して感じた「挑戦」に対する考えを発表しました。聞いている人たちの挑戦へのハードルを下げたいという思いを、自分の経験を踏まえて発表しました。

ほのか

なぜその発表で登壇したのですか?

たにたつさん

自分自身、挑戦というものをもっと身近で取り組みやすいものにしたいと思っていて、でも挑戦って結構最初の一歩がめちゃめちゃ重たかったりした経験があるので、しかも周りに「こういうことに挑戦してみたいけど大丈夫かな」と不安を抱えている人たちがいるので、そんな人たちの背中を少しでも押したいなと思ってテーマにしました。

ほのか

登壇した感想を教えてください!

たにたつさん

NEDという場に立って自分の思いをたくさんの方に届けさせてもらったんですが、終わってから落ち着いてみると、もっと伝えたいことやこう言ったらもっと伝わりやすかったかもとか反省点がどんどん浮かんできて、もっともっと上手くやれたなって思いますね。

ほのか

そうですよね。プレゼンって完璧目指したくなっちゃいますよね(笑)。

ほのか

NEDで発表して自分の考えがまとまったと思うのですが、これからたにたつさんが頑張りたいことや挑戦したいことはありますか?

たにたつさん

やっぱり挑戦に関してっていうのをいろんな人に届けていきたいですね。NEDの登壇に限らず、挑戦したいと思っている人の背中を押せるような活動をしたいです。あとは、自分自身もどんどん挑戦を増やしていきたいです! これからも色々な活動に挑戦してみて様々な視点を得たいですね。

ほのか

来年のNEDで登壇を考えている人に向けて一言ください!

たにたつさん

NEDの登壇も含めて、挑戦するときは最初の一歩が重かったり不安に溢れたものだと思います。でも、その一歩を踏み出した後はめちゃくちゃワクワクしていると思うので、ぜひ挑戦してみて欲しいです。

もし一歩を踏み出すのも怖かったら、0.5歩を踏み出すことにして残りの0.5歩は周りの人に助けてもらえるので、自分なりの挑戦の形を考えつつ、そういった挑戦のハードルを下げてもらえたらと思います!

たにたつさんの発表はこちら→https://www.youtube.com/watch?v=9dG-t_O012c&t=1439s(1:17:45〜)

大人数の前で話す経験

松尾かずや

S高等学校2期生 通学週3コース


ほのか

どんなことを発表しましたか?

松尾かずや さん

前回の磁石祭のVR企画で、バーチャル・インフィニティ・ランドというVR空間上の宇宙をテーマにしたテーマパークを制作しました。そこでNEDでは、制作したテーマパークを通じて感じた、VR空間のテーマパークの素晴らしさをテーマに登壇しました。

松尾かずや さん

このバーチャル・インフィニティ・ランドは、株式会社バーチャルキャスト(※1)の支援をいただきながらN/S高生の3人がチームになって作ったもので、ライド型シューティングアトラクションなどがあるテーマパークです。VR空間にあるテーマパークのいいところは金銭的、時間的、身体的、物理的な制約がないところなので、登壇ではそんなVRの可能性を発表しました。

(※1)株式会社バーチャルキャスト
時間や場所に囚われず、全国各地のユーザーと共に非日常な日常を体験できるメタバースコミュニケーションサービスを運営している会社

ほのか

登壇した感想を教えてください!

松尾かずや さん

登壇してみて感じたことは、やっぱり練習の何倍も緊張するってことですかね。実は去年のNEDにも登壇していたので、そんなに緊張しないだろうと思ってステージに立ったらめちゃくちゃ緊張して、練習どおりに喋れませんでした。やっぱり何回目でも練習や準備は自分が思うよりもっとやっておくべきだということを学びましたね。

ほのか

登壇を終えて、さらに頑張りたいことは何ですか?

松尾かずや さん

今回作ったものだけでなく、まだまだVR空間上にテーマパークを作ってみたいですね。

僕は他にもロボットやヘルスケアにも興味があるので、それらとミックスさせたり工夫して、これからもものづくりをしていきたいです。

ほのか

最後に伝えたいメッセージはありますか?

松尾かずや さん

たくさんの人の前で話したり全国のN/S高生と交流できたり、自分の人生にとってすごくいい経験になったので、このような場を用意してくださった方に感謝したいです!

かずやさんの発表はこちら→https://www.youtube.com/watch?v=9dG-t_O012c&t=1439s(47:19〜)

パッと見ただけじゃ分からない思い

上野やすは

N高等学校8期生 通学週3コース


ほのか

どんなことを発表したのですか?

上野やすは さん

私の母は聴覚障害、難聴なんです。その母の経験を通して、日本の障害者の雇用率の低さやその改善案をアイディアとして発表させてもらいました!

ほのか

NEDに応募したきっかけは何ですか?

上野やすは さん

元々、全日制の学校に通っていて、英語のスピーチコンテストなどに登壇していました。

発表が得意というわけではないですが、好きなのでN/S高でも登壇の機会があるなら参加してみたいと思い応募しました。

ほのか

NEDを通じてどんなことを学びましたか?

上野やすは さん

登壇したからというよりその場にいたから強く学んだことですが、他の方が登壇し伝えてくれたことはSNSでは知りえないことが多かったので、生の声という本人しかわからないことを発表してくださりとても勉強になりました。

上野やすは さん

登壇するみんなで昼ごはんを一緒にワイワイ食べていたんですけど、本番の時間になると「あの子そんな経験があったんだ」とか「こんなこと考えていたんだ」っていう驚きがすごくありました。そこで外側だけじゃわからないこともあるということと、自分の思いや考えを伝える力は大切だなって思いました。

ほのか

それは登壇者しか分からないことですね(笑)。
やすはさんがこれから頑張りたいことは何ですか?

上野やすは さん

NEDを通して、パッとみただけじゃ知り得ないことを一人一人抱えていて、それをみんな乗り越えて大切に思いを秘めて毎日を過ごしていると知りました。だから、日々のキャンパス生活の言葉や態度はいい意味でも悪い意味でもすごく影響を与えると思うので、人との接し方という点においていろんな視点を持って、周りの人をハッピーにするような言葉の選び方だったり意見の発し方っていうのを日頃のちっちゃな場面からしていきたいなって思います!

ほのか

最後に伝えたいメッセージはありますか?

上野やすは さん

自分では到底思いつかないような考えを持っている人や、実際に活動している人たちとの出会いの機会をいただけて本当にありがたく光栄だったなと思うので、NEDに関わってくださった方にとても感謝したいです。

やすはさんの発表はこちら→https://www.youtube.com/watch?v=9dG-t_O012c&t=1439s(1:40:34〜)

最後に

この記事は、2023年10月に開催されたNEDに登壇された3人の方にインタビューしたものです。

3人が学んだことや感じたことを話してくださった言葉を通じて、NEDの魅力がみなさんに伝わっていれば嬉しいです!

また、NEDはプレゼンの大会ですが、たくさんの方と出会い交流できるところもとっても魅力的です!来年度のNEDではこの記事を読んでいるあなたも是非、登壇や閲覧という形でNEDに関わってみてください。

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