【後編】TAさんってどんな人?~N/S高のステキなTAさん~

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取材・文=Яita(りた)(N高5期・ネットコース)

取材(動画)=toran(N高8期・通学コース)

今回は、経験学習部のTAさんと通学コースのTAさんを取材しました!

TAとは「ティーチング・アシスタント」の略です。主に大学で見られる制度ですが、実は、高校であるN/S高にも存在しています。当学園の生徒であれば、関わったことのある方も多いのではないでしょうか?

本記事は『TAさんってどんな人?』の後編です!

前編はこちら

ぜひTAさんについてもっと知ってもらいたいと思います!

目次

ちづるんさん

ちづるん さん

*経験学習部 TA 

*TA歴 1年

*好きなもの・こと:アニメ、映画、音楽鑑賞。たまーにキャンプや釣りに行っています!

*N高ネットコース卒業生

Яita

普段はどういったことをしている人ですか?

ちづるんさん

普段は大学生をしています。ですが、大学生と言っても一般的に想像するような学校に通っている大学生ではないです。通信の大学に通っているので、家でパソコンから授業を受けたり、レポートに取り組んだりしています。

残念ながら、ちづるんさんの元まで現地取材に行くことは難しかったため、動画はありません……。

が、貴重なお話はオンラインインタビューでしっかりと伺ってきましたので、ぜひ文章でお楽しみください!

TAになるまで

ーーTAになろうと思ったきっかけはありますか?

私がN高の生徒だった頃、職業体験に参加した際に初めてTAさんと関わる機会があり、そのTAさんの働く姿を見ていて「すごく楽しそうだな」と思ったんです。それで、私もこういう人になりたいと思ったのがきっかけですね。

ーーTAになるまでの道筋を教えてください。

私を含め、新聞実行委員からTAになった人たちは、結構特殊なルートでTAになったんですよね。生徒の頃に当時の新聞実行委員の職員さんに「TAに興味はない?」と声を掛けてもらって、「TAになりたい」と答えたところ、面接も受けることなくTAになることが叶いました。

TAの仕事について

ーーTAとしてどんな仕事をしているのか簡単に教えていただけますか?

色々あるのですが、主にやってるのは、新聞実行委員会の運営スタッフです。あとは、職業体験の引率、ワークショップの運営や計画などをしています。

ーーTAの仕事をする中で何か感じることはありますか?

まず、「めちゃくちゃ楽しいな」というのが一番感じていることです。あと、私は将来、教育系の仕事に就きたいと思っているのですが、生徒と関わる機会を持つことで、ものすごくいろいろな学びを得られていると感じます。大変なこともたまにありますが、基本的にはとても楽しくやらせてもらっています。

ーー仕事をするうえで心掛けていることは何ですか?

自分が楽しむことを結構大事にしていますね。自分が生徒だった時に、「スタッフさんが楽しんでくれないとこっちも楽しめないな」 と感じたんです。生徒に楽しんでもらうために、まず自分が楽しもうっていうのを心に置いています。それこそ、先日行ったばかりの新聞実行委員会の合宿も、自分が楽しみながらやっていました。

私生活との両立

ーーN高卒業生とのことですが、卒業後、生活の変化は何かありましたか?

私の場合、大学も通信だということもあって、ほとんど生活リズムや環境は変わってないんですよね。基本的に家で授業を受けるというシステムもN高在学中と変わらないし、TAの仕事も引率するとき以外はフルリモートなので生活リズムは変わりません。でも、気持ち的にはやっぱり、「大人になっちゃったんだな。高校生じゃなくなっちゃったんだな」といった気持ちがありますね。

ーー大学生活などとの両立は大変だと感じますか?

あまり大変だという感覚はないです。TAと言っても部署によって仕事の内容が全然違うのですが、自分の所属している経験学習部は自分で業務量を調節できるんです。例えば、この期間はテスト期間だから全く仕事を入れないということもできるし、逆にレポートが終わって暇だから仕事をたくさん入れるということもできます。その時々で仕事を調節できるのでそこまで大変ではないです。

ーー大学生活と仕事のバランスを取るために心掛けていることは何ですか?

TAの仕事が楽しいのでそちらに集中しすぎて、レポートの存在を忘れていた、なんてこともありましたね(笑)。通信制なので自分でやらなきゃいけないし、誰も催促してくれないので、スケジュールなどの管理に気をつけています。

今後の展望・意気込み

ーー経験学習部のTAとしてどのように生徒をサポートしていきたいですか?

ワークショップや職業体験は短期間の一時的な関係しか築けないけれど、その分、より一瞬一瞬の時間を大切にし、生徒に「短い時間だったけれどすごく濃い時間だった!」と感じてもらえるような活動になるようサポートしていきたいと思います。

ーー主にサポートしている新聞実行委員会には、この先どんなふうになっていってほしいと思いますか?

今年度で新聞実行委員の中でも中心となって動いてくれていた子たちが卒業してしまうので、委員会内は大きく変化するんだろうなと思うんですね。でも、今度はまた新しく入ってきた子たちが中心に立って新しい風を吹かすというか、メンバー交代のタイミングで全く新しい新聞実行委員会になってもいいんじゃないかな、と個人的には思っています。正直、どんなふうになってもきっと面白いんだろうなと思いつつ、生徒たちがちゃんと楽しめるというか、安心して活動できるような場所であってほしいという気持ちがあります。

ーーそのためにどういったサポートをしていきたいと考えていますか?

生徒を導いていくというよりは、どういうサポートをすれば生徒がより楽しめるのかということを生徒と一緒に模索していきたいです。先導していくTAではなくて、生徒の隣に立って一緒に歩んでいくTAになりたいと思っています。

ーー意気込みや目標があれば教えてください。

生徒たちに、「この人が、ちづるんが、TAでよかった」って思ってもらえるようなTAになりたい、というか”なる”ことが今後の目標みたいな感じですね。

神馬さん

神馬 理沙(じんま りさ)さん

*通学コース 代々木キャンパス TA 

*TA歴 3年

*好きなこと・もの:ドライブ、旅行

*大学4年生

神馬さんはお時間が取れなかったため動画での取材のみとなりますが、動画を見て、リアルな様子を感じてください…!

この動画の音声は音読さんを使用しています。

Яita

神馬さんは3年間もTAをされていたのですね! 今年でTAを卒業してしまうとのことですが、TAの経験を活かして次のステージで頑張っていってほしいです!

おわりに

ちづるんさんの「先導していくのではなく、隣に立って一緒に歩んでいきたい」というお話が個人的にとても印象に残りました。確かに、先導してくれるTAさんも魅力的ではありますが、やはり生徒を第一優先に考え、隣に立ってサポートをしてくれるTAさんも非常に魅力的だと思います。

神馬さんは掃除などの細かなことからプロN(※1)のお手伝いまで、いろいろなところで生徒のためにお仕事をしてくれているのですね。N/S高の生徒から受け取ったものも多かったとおっしゃっていましたが、きっと生徒の方も神馬さんの姿を見てさまざまな学びを得ることができたのではないかと思います。

※1 「プロジェクトN」の略。「プロジェクトN」とは通学コースで取り組む学習の一環で、プレゼンテーションやディスカッションを通して課題解決や価値創造の方法を習得する、いわゆるPBL(=Project Based Learning)のこと。

前編・後編の、TAさんへのインタビューを通して、TAさんの素晴らしさが伝わったでしょうか? 学園にはさまざまな部署のTAさんがいます。TAのみなさんは共通して、N/S高生の学校生活を支えてくれています。ほんの少しではありましたがTAさんについて知って、存在を身近に感じていただけたら幸いです。

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