沖縄の地でのビジネスコンテスト!〜主催のN高生が持つ熱い思いとは〜

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取材・文=Lyra(りら)(S高1期生・ネットコース)

みなさんは最近何かに挑戦しましたか?
挑戦の場に溢れるN/S高。ここには、自分自身が挑戦の場に飛び込んでいくだけでなく、その場を作る挑戦をする生徒もいます。

今回は、ビジネスコンテストを作ることに挑戦しているN/S高生、大川さんと栗原さんにお話を伺ってきました。

ビジネスに興味がある人、何かに挑戦したいと思っている人、地域課題に関心がある人も、必見です。

話をしてくれた人

大川昊陽さん
N高6期生・オンライン通学コース

栗原彰吾さん
S高1期生・通学コース(横浜キャンパス)

名前は「プロジェクトG」

Lyra(りら)

今回開催するビジネスコンテスト「プロジェクトG」の概要を教えてください!

栗原さん

プロジェクトGとは、株式会社ブイキューブの「みらいプロジェクト」の一環として運営されているビジネスコンテストです。
プロジェクトGは、今回で2回目を迎えます。2回目のテーマは沖縄県の子どもの「貧困」課題解決。いわゆる地域課題の解決をテーマに事業を考えてもらいます。

栗原さん

また、主催の株式会社ブイキューブでは、「Evenな社会の実現」をミッションとしており、このビジネスコンテストも沢山の学生に活躍と学びの機会を提供する事を目標としています。

Lyra(りら)

プロジェクトGの特徴はどのようなものでしょうか?

大川さん

プロジェクトGの最大の特徴は「高校生が主体となって運営しているビジネスコンテスト」であることです。
その点から、高校生が参加しやすいビジネスコンテストでもあります。
外部のビジネスコンテストは大学生や社会人が多く、高校生での参加はなかなか少ないです。対してプロジェクトGは、運営しているのが高校生なので高校生の参加率がとても高くなっています。

Lyra(りら)

「高校生が運営しているからこそ、高校生が参加しやすいビジネスコンテスト」というのはプロジェクトGならではの素敵な魅力ですね!

笑顔でインタビューを受けてくださった2人
Lyra(りら)

プロジェクトGは、今回で2回目の開催だと伺いました。2回目になる今回の特徴はどのようなものでしょうか?

大川さん

沖縄県の子どもの「貧困」課題をテーマとする第2回目の特徴は、課題の第一線で活動している方々にヒアリングを行える点です。
今回ヒアリングに協力してくれるのは、沖縄の地で子どもの居場所や子ども食堂をつくっている方、そのような施設をまとめている組織の方です。そのような、最前線で活動している方々にだからこそ聞ける、現地にしかない「生の情報」をヒアリングできるところは大きな魅力と言えます。

大川さん

また、ヒアリングを通してコミュニケーションスキルを磨いていけることも第2回プロジェクトGの特徴です。
これからの社会を生きる上で、コミュニケーションスキルはとても重要になってくると私たちは考えています。ですから、プロジェクトGに参加する方々には、地域課題の第一線で活動する方々へのヒアリングを通して、コミュニケーションスキルを磨いていってほしい。ヒアリングを「大人の方とのコミュニケーションの練習」として活用していってほしいです。

Lyra(りら)

沖縄県の子どもの「貧困」課題の第一線で活動している方々へのヒアリングを通して、課題にリアルに迫れるのですね。課題を身近に感じられそうですし、課題解決思考もとても高まりそうです。


Lyra(りら)

地域課題の解決がテーマに決まった理由は何だったのでしょうか?

栗原さん

第1回プロジェクトGで、賞を取ったチームのほとんどが地域課題に目を付けていたからです。
スケールの大きい課題と比べて親近感を抱きやすいし、何より自分ごと化して考えることができると思います。そんな地域課題を深掘りすることができたら、参加する学生の課題解決思考をとても高められるのではないかと私たちは考え、第2回のテーマを「地域課題の解決」に決定しました。

第1回プロジェクトGの様子
Lyra(りら)

確かに、地域課題は誰が住んでいる地域にも存在していると思いますし、大きなスケールの課題よりも自分ごと化しやすいですね!

Lyra(りら)

地域課題解決の中でも沖縄県の子どもの「貧困」課題に目をつけた理由は何だったのでしょうか?

大川さん

協力してくださる方が沖縄県に多かったからです!
私たちは、2回目のプロジェクトGを開催するにあたって、協賛先をずっと探していました。その中で一番積極的に対応してくださったのが、沖縄の担当者の方々で「一緒に日本で一番問題になっていると言われる、沖縄の子供の『貧困』にフォーカスした企画をやっていきましょうよ」と企画段階から声をかけてくださっていたので、そのテーマに決まりました。


プロジェクトGの軌跡

高校生が主体となって運営するビジネスコンテスト、プロジェクトG。

企画を始め、コンテストの内容も、告知作成も、協賛先を探すことまで全て大川さんと栗原さんが主体となって行ってきたそうです。高校生を主体として歩んできたプロジェクトGの足跡には、どのような物語が、想いがあったのでしょうか?

Lyra(りら)

第2回プロジェクトGを企画するにあたって、大変だったことはありますか?

大川さん

企画書を書くのが大変でしたね。紆余曲折ありながら頑張って企画書を書いていたのですが、大人の方にたくさんフィードバックをいただき、修正するのが大変でした。

栗原さん

外部の企業に提出する企画書と、N/S高で書いてきた企画書のフォーマットの違いにも戸惑いましたね。

大川さん

あとは、協賛先探すのにも苦労したよね。

栗原さん

そうだね。ほとんど関わりのない企業や団体にお話を持ち込んで「一緒にやりませんか」「協賛してもらえませんか」とお願いしに行くことをひたすらにやっていました。
ただ簡単に成功するはずもなく、1回大きく失敗したんですよ。その時は「どうするのこの先……。」と話していました(笑)。

苦労したことを思い出しながら話す2人
大川さん

メールのやり取りがね……。

栗原さん

その時の協力依頼では、話し合いまではうまくまとまったんですけど、メールでのやり取りがうまくいかず失敗してしまったんです。
メールでやり取りすることがN/S高ではあまりなかったので、苦労しました。

Lyra(りら)

それでも、失敗にめげずに修正していった大川さんと栗原さんは本当にすごいですね!!


Lyra(りら)

開催するまでの間で起きた嬉しかったこと、楽しかったことはなんですか?

栗原さん

今まさにお話があった通り、沖縄県の方々とやれることが決まった時が一番嬉しかったですね。
実は、そこに至るまでにも楽しさがありました。今回メインで協力してもらう沖縄県で子どもの「貧困」課題に取り組んでいる方々は、自分たちが直接依頼していた人ではなく、依頼した人が紹介してくれた人なんですよね。そのように、誰か一人と繋がると数珠つなぎでいろいろな人と関わりを持てたんです。
自分たちがこれまで営業でしてきた努力を、人の輪が広がっていくことから実感できたことが嬉しかったです。

Lyra(りら)

協力依頼をする中では、苦労もたくさんあったけど、その中でも人の輪がどんどん広がっていく営業の楽しさを学びながら活動されていたんですね。

大川さん

僕たちは、プロジェクトGの参加者にも、そういう成功体験を積んでほしいと考えてます!

大川さん

今回のプロジェクトGではヒアリングの場を設けていて、活発にコミュニケーションを取れる機会があるので、その場で新しい発見があるといいなと思います。

プロジェクトGに挑戦したい人へ

Lyra(りら)

プロジェクトGにはどんな人が来て欲しいですか?

大川さん

意欲があって休まず参加できる方なら誰でも大歓迎です!
特段、何かスキルを持っていないと参加できないことはありません。むしろ、こういったビジネスコンテストが苦手で、これまで参加してこなかった人でもどんどん参加してほしいプロジェクトです!

大川さん

このビジネスコンテストで必要なスライド作成、プレゼン、思考法などのスキルはzoom中の講義で紹介しますし、株式会社ブイキューブの社員がメンターとして参加者の皆さんをサポートしてくださいます。
ビジネスコンテストに参加したことがない方はもちろん、プレゼンなどに慣れていない方でも安心して参加してもらえると思います。

Lyra(りら)

何かスキルを持っていないといけないことはない、と聞くと少し安心します(笑)。
また意欲がある方とお話が出ましたが、その中でも学ぶ意欲、成長する意欲や熱意がある方にぴったりなのかな? とお話を聞いていて思いました!


Lyra(りら)

プロジェクトGを通して、参加者にはどのようなことを学んで欲しいですか?

大川さん

プロジェクトGを、将来戦える武器を見つけるきっかけにしてほしいと思っています。
プロジェクトGの講義では「仮説思考」※情報収集の途中などにある一定の「結論」(仮説)を導き出し、その仮説を検証することにより真の結論を導き出す思考方法。 のような社会で多く活用するようなスキルを紹介し、参加者にはそれを実践してもらいます。

大川さん

そのような講義を通して「自分は仮説思考得意かも」「自分は仮説思考苦手だけどプレゼン作るの得意かも」と、参加者には何かの気づきが生まれると思っています。その気づきから、自分の得意なこと、武器を見つけてほしいです。

大川さん

また、ブイキューブの社員さんからのFBももらえるので、新たな気づきをより得やすい場となっていると思います。

前回の様子。ブイキューブ社員の方からたくさんの学びを得られるのも魅力の1つ!
栗原さん

参加した人が地域課題への理解を深められて、課題解決思考も身についている成長した姿を私は見たいですね。

栗原さん

プロジェクトG最終発表の後には、沖縄県の子どもの「貧困」課題への理解度を測るスキルチェックアンケートを用意しています。そういった目に見える形で、参加者に成長を実感してもらえたらなお嬉しいです。

Lyra(りら)

「自分はこれ得意だな」と思える武器を探していく場になっているのですね。明確に得意なこと、やりたいことがある高校生はもちろん、得意なことやりたいことがわからない高校生にもたくさん学びがあるビジネスコンテストになるだろうと、話を聞いて思いました。

栗原さん

成長できる機会をEvenに提供することがプロジェクトGのテーマの根底にあるので、どんな高校生でも学べたり、成長できる機会を提供したいですね。


Lyra(りら)

最後に、プロジェクトGに挑戦したい人や、読者にメッセージがあれば聞かせてください!

大川さん

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます!
ここまで読んでくれている方達は、それだけ経験をどんどん積んで成長していくことに対して貪欲なのだと思います。その姿勢を忘れずに、高校3年間を過ごしてほしいなと思います。

大川さん

特にN/S高は、職業体験やワークショップが豊富にあって経験を積める機会はたくさんあると思います。そういった活動にどんどん応募して、どんどん参加していってもらえたらなと思いますね。
本当は、プロジェクトGに参加してもらえるのが一番嬉しいんですけど……(笑)。

栗原さん

僕たちは成長できる機会を提供します。
主催の僕らも、株式会社ブイキューブも、沖縄県で子供の貧困課題に取り組んでいる人たちも「成長したい」という意欲にはどこまでも応えるつもりなので、是非「成長したい」という意欲を持ち続けながら、プロジェクトGに参加してもらえたらと思ってます。

終わりに

沖縄の子供の貧困課題に挑むビジネスコンテスト「プロジェクトG」は、成長したい、学びたいという意欲を持つ高校生たちに、成長できる機会をEvenに届けるプロジェクト。
仮説思考や、プレゼン、ヒアリングを通じたコミュニケーションなどの様々なスキルを、どのような人でも学んでいける。Evenに成長できるビジネスコンテストがプロジェクトG。

そんなプロジェクトGを主催する大川さん、栗原さんの熱い想いに触れた私は「もっと様々な方向に成長したい!」と意欲を掻き立てられました。

「何かに挑戦したい」「もっと成長したい」と思っている方に、大川さん、栗原さんがプロジェクトGにかける熱い想いが伝わっていたなら幸いです。

プロジェクトGの応募はこちらから!

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc9Z6sZ8mzgCMtj9XRBOrmQkMFq89eMLvahCL9-oMBEtOmv1Q/viewform

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