N高に転入し、『選択肢』を手に入れた!【2024年度卒業生インタビュー】

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取材・文=ほのか(S高2期生・ネットコース)
文=るい(S高2期・通学コース)

皆さんは、自分がN/S高を卒業する時、『どんな自分になっていたい』ですか?
あまり考えたことがない方が多いのではないでしょうか?

今回はN/S高新聞実行委員に所属していて、2024年3月に卒業した先輩にインタビューしてみました。この記事が、皆さんが卒業までにどんなことをして、どんな思いで卒業したいかを考えるきっかけになると嬉しいです。

プロフィール

たみふぁ
N高7期生 通学コース
普段していること:最近は受験勉強をしている、普段はKpopを聴くのが趣味。

たみふぁさんが執筆した記事はこちら

https://nshigh-news.jp/member/37/
目次

2年生からの転入|その当時の心境は…

まず、たみふぁさんがN高に入学した経緯を教えてください!

たみふぁ

N高には入学ではなく、2年生の4月から転入してきました。
前籍校にいたときに、人間関係のストレスから学校を変えようと思い転校先を探していました。そこで、どうせ違う学校に通うなら、自由度の高くてワクワクする学校に行きたいと思い、N/S高を見つけました。

たみふぁ

でも、学校を辞めることや通信制高校に行くことにも、親からめちゃくちゃ反対されました(笑)。説得していた時は、正直、転校する不安よりも前籍校を辞めたい一心で、先のことをあまり考えられていませんでしたね。

N高に入って最初に感じたことは何でしたか?

たみふぁ

あまり覚えていないですが、「せっかく転校してきたなら、色んなことをやってみよう」と意気込んでいました。あと、学園Slackの中にある新入生チャンネルも印象に残っています。入学・転入してすぐに入るチャンネルなのですが、とっても盛り上がっていて、オンライン上でもそんなに話が盛り上がるものなのかとびっくりしましたね。

学園生活を過ごすために「Slack」を使う事に対して抵抗はありましたか?

たみふぁ

私はパソコンは持っていませんでしたが、SNSが好きだったので大丈夫でした!人と喋るのも好きだし友達を作りたいと思って、積極的に使おうと思っていました。

転入してきた時はどんな学校生活を過ごそうと思っていましたか?

たみふぁ

転入してきてすぐは、前の学校を辞めたすぎて特に何も考えていませんでしたね。
とりあえず今も目指している大学にはずっと行きたいと思っていました。

N/S高新聞実行委員の活動

N/S高新聞実行委員に加入したきっかけは何ですか?

たみふぁ

私の家は新聞を取る家だったので、昔は新聞を読むことが好きで毎日読んでいた時期がありました。だから、新聞を読むことや文章を書くことに興味があって、加入しました。

なるほど、いざN/S高新聞実行委員に入ってみてどうでしたか?

たみふぁ

「とりあえず何か書いてみたい」と思っていただけなので、最初の頃は何をすればいいか分からず不安でしたし、友達を作るのがあまり得意じゃないので上手く活動できるのかドキドキでいっぱいでした。

今は実行委員内でも活発に活動されてるイメージですが、きっかけは何だったのですか?

たみふぁ

何だったかな?(笑)。たぶん、学園イベントのリアル取材がきっかけだったと思います。

「未来の学校を考えよう」というテーマのワークショップが開催されて、その発表会が東京で行われました。N/S高新聞委員の中から数名が現地に取材に行けるという募集に応募して、取材に参加しました。

たみふぁ

実はその取材は交通費が支給されるもので、地方住みの私でも東京に行く機会があるなら行きたいと思い、応募しました。リアル開催のイベントは初めてだったので、全然上手く行かなかったのですが、学ぶことは多かったです。

たみふぁ

その取材での楽しさや学びが今でもN/S高新聞実行委員で活動するための原動力になっています。

N/S高新聞実行委員で「得たもの」や「学んだもの」にはどんなことがありますか?

たみふぁ

物事をちゃんと考えられるようになりましたね。N/S高新聞実行委員になるまでは、ミーティングをしたことがなかったので、意見の出し方や今の視点に何が足りていないのかを考える機会が増えました。

たみふぁ

あとは、文章力も絶対伸びましたね。記事を何本も書いて校正してもらえることで、前よりも文章を書くことに自信を持てるようになりました。また、パソコンを使えるようになりました。google系のツールやcanva・Zoomなどは初めて使うものだったので、チーム活動や執筆活動を通じてITスキルも身についてきました。

すごい!N/S高新聞実行委員で「書く力以外も」身についたんですね。

同好会の立ち上げと運営

次は、事前に教えていただいた、たみふぁさんが力を入れてる同好会について聞かせてください。
たみふぁさんはどんな同好会を運営しているんですか?

たみふぁ

今は代表ではないのですが、『KPOP同好会』というK-popが好きな人が集まってK-popの話をする同好会を設立しました。

N/S高には多くの同好会がありますが、なぜ自ら同好会を立ち上げたのですか?

たみふぁ

N高に入ってすぐに、新入生オリエンテーションという会があり、そこで同好会の紹介を受けました。N/S高の同好会がまとまった一覧があるのですが、意外とK-popが無かったんです

他にも自分の興味のある同好会を見つけたのですが、あまり活発に動いていませんでした。同好会をとても楽しみにしていたのですが、自分にマッチするものが見つからず立ち上げることにしました。

おお〜!結構「やってみたい」に対して行動力があるんですね。

たみふぁ

どうでしょうか(笑)。分かりませんが、やはりこの学校だからこそできたと思います。単純にやりたいことがあっても、社会の中ではいきなり団体を作ろうとはならないと思います。私もめっちゃ勇気があるというわけでもないので、学校内という安心感で挑戦することができました。

たみふぁ

でも、入学したての勢いもありました(笑)。KPOP同好会のチャンネルを作ったのは、4月6日なんですよ!

はやい!4月1日が入学式ですし、すごく行動が早いですね。
同好会を運営してみて何を感じましたか?

たみふぁ

同好会は興味を持って入ってくれても、見るだけや入るだけという方もたくさんいるので、よりアクティブに同好会に参加してもらうためにはどうすればいいか悩みました。自分が同好会の会長だったので、よりみんなとK-popを楽しむための工夫をずっと考えていましたね。

確かに。同好会は入るまでがハードルが低いので運営がめちゃくちゃ大変ですよね。

たみふぁ

そうですね〜。あとは同好会運営の引き継ぎもめちゃくちゃ大変でした。一緒に同好会の運営をやってくれる人を見つけるのも難しかったですが、同好会の会長を引き継ぐのが一番苦労しましたね。予定よりも2ヶ月ほど遅くなってしまったんですが、なんとか引き継ぐことができました。

運営を続けることも楽しみ続けるのも、すごいと思います。

N/S高の…「得たもの」「課題」「受験事情」

ぶっちゃけ、N/S高生活全体で困ったことや課題と感じたことはありますか?

たみふぁ

ん〜あまり思いつかないですね。

たみふぁ

N/S高生活は、自分にとってすごく精神的に安定できる環境だと思います。前籍校では、ストレスから体調を崩すことが多かったのですが、N高に来てからは、体調を崩すことがなくなりましたね。

たみふぁ

N/S高で困ったのは、受験生になってからですかね。基本的に一般受験へのサポートが少ないように感じます。N予備校(注1)をやっていても学力面で偏差値の高い大学に行くのは、通学制の学校よりも難しいと思います。めちゃめちゃ膨大な範囲を自分で自分を律して勉強していかなければならないので、当たり前ですが、誰かが律してくれる通信制の学校より難しいんです。私も不安がつのることが多かったです。やっぱりN/S高の他にも塾に通っておくことは必須だと思います。

たみふぁ

逆に、自由な時間が多いのでいざとなれば、通学制の学校よりも勉強に使える時間は多いですね。あと推薦や小論文・面接の対策は手厚いように感じます。

注1 N予備校は、双方向参加型の生授業、オリジナル教材、フォーラムを搭載した学習サイト・アプリです。

後輩たちに受験についてアドバイスがあれば教えてください。

たみふぁ

やっぱり早く始めるのが一番かなと思います。私はギリギリで始めてしまい、今でも後悔してます。塾に入るタイミングというよりかは、勉強に本腰を入れるタイミングを早めたほうがいいですね。

たみふぁ

あとは、年間のスケジュールを決めておくことも大事だと思います。塾や学校に頼りすぎず、自分で勉強のスケジュールを把握し進めることで、焦りが減ったり進路についてよく考えることができます。スケジュールを決める時は、複数人からアドバイスを受けるとよりいいと思います。

確かに一人に限定するといいことないですよね。
N/S高のその生活の中で得たものを一つだけあげるとしたら何ですか?。

たみふぁ

自分の人生や日々の過ごし方を自分で決められると実感したことですね。周りにいる人とは違う生活をしていると思うことがあり、自分で選択して生きていかなきゃと律することができるんです。レールに乗せられて生きていくよりも、自分で選んだことを自分が頑張っていけることに、実感や楽しさがあって自信につながっています。

メッセージ

N/S高全体の生活を通して後輩へのメッセージとか伝えておきたいことを教えてください!

N/S高は、色々な人が色々な理由で入学/転入している人がいます。元からN高を志望している方もいれば、志望せずに仕方なく来る方もいます。それでも、どんな理由で入ったとしても、頑張れることはとてもたくさんあります。そして、「何を頑張るか」も幅広く選択できる学校だと思います。通学コースに通っていても、通学だけがN高の全てだと思わない方がいいと思います。

本当にいろんなことができる機会と時間があります。挑戦してみてダメだったとしても、それが許される学校だと思うので、やれるだけ頑張ってみて欲しいです。その中で自分の頑張りたいことややりたいことが見つかっていくと思いますし、もちろん入試にも生きてきます。

たみふぁ

いろんなことを、自分のできる範囲でいいので、経験してみるのがいいと思います!

終わりに

今回は、同好会運営や実行委員活動を通じて「自分」を考えていたたみふぁさんのN/S高生活を深堀りする形でインタビューしました。

N/S高には2万人を超える生徒が在籍していますが、一人一人違う生活を過ごしています。この記事が、卒業していく先輩の学園生活を参考にし、皆さんの日々の過ごし方を振り返るきっかけになれば嬉しいです。

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