「何かしないとやばくない?」0からの始めた課外学習【2024年度卒業生インタビュー】

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材・文=ほのか(S高2期生・ネットコース)

皆さんは、自分がN/S高を卒業する時、『どんな自分になっていたい』ですか?
あまり考えたことがない方が多いのではないでしょうか?

今回は2024年3月に卒業した先輩にインタビューしてみました。この記事が、皆さんが卒業までにどんなことをして、どんな思いで卒業したいかを考えるきっかけになると嬉しいです。

プロフィール

石田(いしだ)

N高6期生 ネットコース

普段していること:最近だともっぱらバイト三昧の生活

石田さんが執筆した記事こちら

https://nshigh-news.jp/member/74/
目次

自分を整え、やりたいを見つけに入学した1年次

N高に入学したきっかけは何ですか?

石田

通信制高校を調べていた時、N高の「色々なことができる」というところに惹かれました。自分の時間を自由に使えるし、職業体験や課外学習なども学校内で豊富に行われているというのは、やりたいことが見つかっていない中学3年生の私にとって、とても魅力に感じ「将来やりたいことを見つけたい!」と思い入学しました。

そして、将来やりたいことを見つけたいと思い入学しました。

通信制高校に入学しようと思った理由は何ですか?

石田

中学校の頃、教室に入るのが怖くて、通学にムラがある生活を送っていました。だから、通学制の高校には通えないなと思っていたので通信制の高校に行こうと決めました。

N高に入学後に感じたことは何ですか?

石田

とにかくN高に入ってからは、精神が安定した感じがしました。入学以前は、精神的に不安定だったのですが、落ち着くことができて、学校を楽しいって感じるようになりました。

おー!精神が安定した理由って、石田さん自身は何だと思います?

石田

「教室に行くのが怖かった」っていうのが通学制高校に通えなかった原因なので、「教室」が無くなったからかもしれません。あとはN高のやりたいことを自由にやっていいよという環境も自分に合っていると思います。

ー1年生の頃はどんな生活を送っていましたか?

石田

1年生は本当に何もやらなかったです(苦笑)。単位を取ることに集中して、レポートの予定を立てて授業を真面目に受けて、勉強の毎日で1年が過ぎていました。ですが、単位認定試験を受けてから余裕が生まれたので、「ITパスポート」という資格を取りました。

1年ってあっという間ですよね。それ以外は何をしていましたか?

石田

1年以上前のことですので上手く思い出せないのですが、多分ドラマを見ていました(笑)。勉強!ドラマ!勉強!ドラマ!みたいな生活でしたね。

「何かしないとやばくない?」で始める課外活動

2年生ではどんな生活をしていましたか?

石田

2年生の夏頃に、「何かしないとやばくない?」と思ってマイプロジェクト(注1)というプログラムに参加しました。課外活動でやりたいことを見つけたいと思ってN高に入学したのに、コロナが重なって職業体験にも参加できず1年が過ぎてしまって、かなり焦りを感じていました。マイプロジェクトのベーシッククラスに参加して、自分のプロジェクトを考えながら、自己分析をしていました。

注1 マイプロジェクト
「主体性」をもって、つくりたい未来に向けて「アクション」を行っていく、学びのプロセスです。

詳しくはこちら→https://myprojects.jp/

ええ!私も同じ時期に一緒にマイプロジェクトをしていました!

石田


zoomでほのかさんを見たことありますよ(笑)。もしかしたら一緒にやっていたかもしれないですね!

嬉しいな!奇跡の出会いですね(笑)。

N高にあるたくさんのプログラムの中で、マイプロジェクトに参加した理由は何ですか?

石田

ぼんやりと「今のままではやばい」と感じていて、当時プログラムを探していました。また、「何かを成し遂げたい」という気持ちはありましたが、「そのために何をしたらいいかわからない」と思っていました。周りには、やりたいことが決まっていて自分で進めていた方はいましたが、私は本当に何もやりたいことがありませんでした。マイプロジェクトのベーシッククラスは、自分の身の回りの課題からプロジェクトを立案するプログラムなので、そこでなら自分でもできるかなって思い応募しました。

実際、マイプロジェクトではどんなことをしていましたか?

石田

私は、睡眠時間が長い人の生活時間に着目して「しようプロジェクト」を立案しました。結果として、物は作れましたが大きな結果を残していませんでした。ですが、マイプロジェクトに参加したことによって、問題解決能力やオンラインミーティングへの慣れ、物事を観察する目を鍛えられて、自分自身が大きく成長できました。

マイプロジェクトに参加する前と参加した後のビフォーアフターを教えてください!

石田

参加する前は、zoomで話すのに慣れていなかったし、毎週決まった時間に授業に出るのもきついと感じていました。参加してからは、毎週のzoomも案外きつくなくなりましたし、課外活動に参加する意欲がものすごく高まったように思います!

N/S高新聞実行委員にはいつ頃加入しましたか?

石田

2023年の1月に3期生として加入しました。元々、定期的に家庭に配布される保護者通信で、N/S高新聞があることを知っていました。募集があった時に、自分自身も何か新しいことを始めてみたいと思っていたし、ちょうどいい機会だったので応募しました。

N/S高新聞実行委員の活動で印象に残ったことはありますか?

石田

N/S高新聞を知るきっかけになった保護者通信の、今年の秋号の制作に関わることができたことですね。知るきっかけになったものに関われたのは、すごく嬉しかったです。

他に力を入れている課外活動はありますか?

石田

あとは、マイプロジェクトの新聞制作チームに所属しています。2023年の春頃に始まったチームで、マイプロジェクトに特化したN/S高新聞とは別の新聞活動です。自分を成長させてくれたマイプロジェクトに、自分のN/S高新聞実行委員で身についたスキルを活かして活動できると思い、参加しました。

マイプロ新聞制作チームで制作されたものはどこで見られますか?

石田

学園のSlackやメールで配信されていたりFacebookの方でも投稿されたりしています。

リンクはこちら:https://www.facebook.com/nkou.mypro

マイプロ新聞制作チームでどんな成長ができましたか?

石田

N/S高新聞実行委員の活動に似た活動を繰り返しチームで行うことで、ミーティングやインタビューの場で余裕を持てるようになったり、身についたスキルを実感して嬉しくなったりして、大きな達成感がありました。

「コミュニケーション」という通信制高校の文化

3年間を振り返って、もっとやりたかったことはありますか?

石田

N/S高新聞実行委員としてもっと活動してみたかったですね。卒業すると文章を書く機会が減ってしまいます。せっかく身についたスキルなのでもったいないと感じています。

石田さんの課外活動の中で多くの学びを得たように、N/S高生活でたくさんの学びを得るために、後輩たちはどんなことをしたらいいと思いますか?

石田

やりたいと感じたことは、できるだけ早いうちに挑戦してほしいです。そのために、課外活動に対するアンテナを高く持っておくことが必要だと思います。せっかくのやりたいことを逃さないためにも情報を集めるに越したことはないなって思います。

最後に、N/S高にきて『一番自分が成長した』ことを教えて欲しいです!

石田

私が一番成長したのは、やっぱりコミュニケーション能力だと思います。ネットコースで、毎日通学するわけではなかったですが、オンラインでよく話したり、スクーリングに行って友達ができたり、課外活動に参加したり、N/S高でコミュニケーション能力が身についたと思います。

石田

意外とできるんですよね、友達って。

そうですね。動けば意外と友達ってできますよね。

石田

1年生の頃は、レポート以外に何もやっていなかったので、ぼっちだと思っていました。でも、スクーリングで一緒に授業を受けた後ろの席の子が同じ趣味を持っていて、そこで盛り上がったり、偶然話しかけてくれた子とずっと話たり、意外と友達はできます!(笑)

ネットコースは引きこもっている学校じゃなくて、この学校なりのコミュニケーションがありますね。

終わりに

今回は、「やりたい」を見つけに入学し、自分なりのマイペースを見つけた石田さんのN/S高生活を深ぼってインタビューしました。

N/S高には2万人を超える生徒が在籍していますが、一人一人違う生活を過ごしています。この記事で、卒業していく先輩の学園生活を参考にし、皆さんの日々の過ごし方を振り返るきっかけになれば嬉しいです!。

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