秋の伝統イベント NED2023
取材・撮影・文= みとさん(S高1期・オンライン通学コース)
取材= ほのか(S高2期・ネットコース)
撮影= ミツキ(N高7期・ネットコース)
撮影= すう(S高1期・通学コース)
NED2023を取材してきました。
今回は、その様子をご紹介します。
この記事を読むと、来年度のNEDに「参加してみたい!」「挑戦してみたい!」と思うかも!?
最後までNEDの雰囲気を頭に思い浮かべながら読んでいってくださいね。
NED2023の概要
NED2023は10/21(土) にところざわサクラタウン(※1)にて開催されました。
まず、「NED」とは「N」、「Expression(表現)」、「Discovery(発見)」の頭文字を取ってつけられたもので、「生徒がオリジナルのアイデアを見つけ、広げるために”表現する”場」をコンセプトとした角川ドワンゴ学園によるプレゼンテーションの祭典です。
当日は、N/S高生(※2)・N中等部生(※3)・N Code Lab生(※4)によるプレゼンテーションやブース出展が行われました。また、ゲストの方からプレゼンテーションの感想をいただくことができ、ブースについても見学者の方から感想などをもらうことができるなど、生徒自身の成長につながる機会になっています。そして、準備の過程で課題が見つかり、それを乗り越えることで成長する生徒もいました。
それだけではなく、生徒同士が交流する機会も設けられているので、一つずつご紹介していきます。
※1:埼玉県 所沢市にある、KADOKAWAによる日本最大級のポップカルチャー発信拠点。
https://tokorozawa-sakuratown.com/about.html
※2:KADOKAWA・ドワンゴが創るネットと通信制高校の制度を活用した、新しいネットの高校である、N高等学校とS高等学校の生徒をまとめて表現したものである。
https://nnn.ed.jp/
※3:社会で求められる総合力を身につけるための実践型学習を行うプログレッシブスクールである、N中等部に通う生徒のことをN中等部生と表現している。
https://n-jr.jp/
※4:N高の実践的なプログラミングを小学生・中学生・高校生が学ぶ教室である、N Code Labに通う生徒のことをN Code Lab生と表現している。
https://n-codelabo.jp/
交流イベント
まず、みなさんにご紹介するのは、交流イベントです。交流イベントではN/S高生同士で、会場となった、ところざわサクラタウン内やところざわサクラタウンキャンパス内(※5)をグループで探索し、様々なミッションをクリアしていきました。中には、ところざわサクラタウンのお得情報を知れるミッションがあったり、実際の展示ブースを訪れるミッションがあったりするなど、よりところざわサクラタウンを知ることができ、生徒の出展も見られるとってもお得なイベントでした。
実際の参加者からは、「他の生徒と一緒に話しながらサクラタウン内やキャンパス内を移動したことで、サクラタウンに詳しくなったり、一緒に回った生徒と友達になれた。」と、楽しんでいることが伝わってきました。
※5:ところざわサクラタウン内にあるN/S高のキャンパスである。
https://nnn.ed.jp/campus/schooling/
ブース出展
続いてご紹介するのは、ブース出展です。NED2023では、N/S高生やN中等部生が合計12個ブースを出展しました。自作ボードゲームの紹介やVRの体験、小説執筆体験など、生徒の成果物の展示から体験まで様々なブースがありました。実際にブースでは、参加者の様子や意見から出展者の新たな発見につながる場面もありました。それだけではなく、ブース出展者と参加者、出展者同士の交流が様々な箇所で見られ、賑わいを感じることができました。
ブース出展者を直撃!?
そして、N/S高生・N中等部生のがんばりをより知ってもらいたいと考え、N/S高新聞はNED2023ブース出展者に「どんなことをやってるのか」、「がんばったこと」、「出してよかったこと」の3つをインタビューしてきました!
バーチャルイベント実行委員 VR体験ブースを出展していた ハヤさん(S高1期生)
自分はVRを体験できるブースを出展しています。体験できるのは、N予備校とRecRoomやVR Chatなどのゲームになります。実施に対して「リアルイベントで何をやるか?」という企画を考える段階が非常に難しくがんばりました。当日もVRの設定などの準備が必要で、それも大変でした。でも実際に出店することで、普通科以外の生徒にも宣伝することができたという成果もありました。
小説執筆体験〜未完成作品をあなたの手で完成させてみませんか?〜 ブースを出展していた ココぴさん(N高7期生)
小説執筆体験をやっています。お題に沿って「地の文」か「セリフ文」のどちらかかけている作品を、運営のサポートを受けながら来場者が完成させていくワークに挑戦できます。事前準備ではサイトや資料を作ったりするなどが大変でした。当日も小説の書き方で詰まっているところを教えるのに難しさを感じました。でも、実際に来場者の方に作品を完成させる達成感を味わってもらうことができてよかったです。
自作ボードゲーム「Hoi」で遊ぼう! を出展していた ちひろさん(N中等部生)
私が作ったボードゲーム「Hoi」を体験できるブースです。今日に向けてコマや土俵、動画を作ってきたんですけど、期間が短く大変でした。でも、色んな人に遊んでもらえることで感想をいただくことができ、ゲーム作成のモチベーションが上がりました。
出展することで、他者に自身の作品を見てもらったり、自身の活動を体験してもらったりするだけではなく、交流することもできるので、非常に出展者にとっても楽しめる場になっていました。
ぜひ、みなさんが作品などを出展する場があれば、積極的に挑戦していただきたいと思います。
在校生プレゼンテーション
最後に紹介するのは、NEDの目玉企画である、在校生プレゼンテーションです。NED2023では、予選大会を勝ち進んだN/S高生が9組、N/S高の部活・同好会(※6)や実行委員(※7)を代表する生徒が4組、N中等部生が2名、N Code Lab生が2名登壇しました。プレゼンテーションでは自身の活動や経験を元にしたことやプログラミングにまつわる話など、様々なことが発表されます。実は、N/S高新聞も活動の紹介と得た学びについて発表させていただきました。
プレゼンテーションを見ていた参加者からは、「大変面白かった。」「プレゼンテーションを通し色んな人がいると知れた。」「やりたいことを具現化できていて他の人が頑張るきっかけになると思った。」など、参加者にとってもNEDがプラスに働くイベントであることが伝わってきました。
※6:ネットでの活動を中心に行う「ネット部活」と共通の趣味・趣向を持った人が交流を深めることを目的とする集まりの「同好会」。
https://nnn.ed.jp/about/club/
※7:N/S高生とN中等部生が学園生活をより楽しめるように、学園生活で困ることが少なくなるようにするために職員のフォローを受けながら、生徒が中心となって活動する組織です。
NED2023登壇者から登壇を考えている生徒へのメッセージ
それでは、実際に登壇していた生徒はどのように感じたのでしょうか?
スポットライトも浴びてますし、生放送ということもあって緊張はしていました。ただ、N中等部に在籍していた時に卒業生代表として卒業式に登壇したことがあったので、配信には慣れていたんです。でも、卒業式とは違った空気感だったので、その新鮮さから緊張を感じつつ、楽しさもありました。全体的に初めての体験っていうのが心に一番に残っている感情です。
登壇してみて、言い訳にしかならないんですけど忙しかったので、あまり台本とかも準備できてなくほぼぶっつけ本番みたいな感じだったので、なかなかいい発表ができなかったなという後悔はあります。元々は「希望を持って!」みたいな明るめの内容だったんですけど、重くなってしまったのは悔いが残りました。
それに緊張というよりは「どうしよう…何喋ろうかな?」という困惑がありました。実際は照明が強く誰がいるかわかりづらかったので、人が多くて怖いという緊張はなかったです。
すごく緊張したんですけど、でもやっぱり私たちが今までやってきた動物たちのことを知ってほしいとか、動物たちが今こういう現状なんだよっていうのを知ってほしいという気持ちを第一に伝えられたのはとても達成感があります。
同好会は少人数で活動しているんですけど、学園の中とか同好会の中とかだけでは情報の発信などが全然足りないので、こういった大きな舞台で発表させていただいて、多くの人に伝えられたのはすごく達成感があります。
事前に、基本的には何回か会議を重ねて、まずどういうことを伝えたいのかってことと、今まで自分たちが活動してきたことを重ねながらっていうのは一番注目して考えていたところではあります。その後に、お互い音声で実際のリハーサルみたいな形での練習をSlack上でしていました。今後は、卒業する美朱さんに負けないくらいの熱量で活動できたらなと思っています。
来年挑戦してみたい人向けのメッセージもいただきました!
やっぱりすごく緊張すると思うんですけど、失敗してもなんとかなります!しかも、失敗しないようにいろんな人が支えてくれます!ですから、安心して挑戦していただければと思います!ぜひがんばってください!
やはり大きい舞台なので、緊張したり、「自分が立っていいのかな?」と思うことはあると思いますが、大きい舞台だからこそN/S高じゃないと得られないチャンスなので、出てみて学べることや「もう少しこうしたらよかったかな?」という気づきもたくさん得られるので、出てみたいなと思った人はすぐにでも応募して出て行ったほうがいいんじゃないかな?と思います
最後に
みなさん、頭の中にNEDの雰囲気を描くことができましたか?
私は当日取材する中で、生徒が楽しそうに自身の成果をブースに出展している姿を見て、N/S高新聞を執筆している身として、自分が作ったものを他者に見てもらって感想をいただけることの嬉しさを再確認しました。また、実際にブース企画では出展者が作成したゲームを体験させてもらうこともあり、じっくり考えないといけないボードゲームに出会った際には、「これを考えたのか、すごいな!」と思いました。もちろん、体験では作成者の方にゲームの相手をしていただき、負けてしまいましたが、そういった作成者と参加者の交流が気軽にできるのでとっても楽しめました。それだけではなく、実際に遊んだり見たりすると、「この部分をこう工夫したら、これができるのではないか?」と考えを持つこともあり、NEDのコンセプトである、「生徒がオリジナルのアイデアを見つけ、広げるために”表現する”場」だと実感しました。
N/S高生・N中等部生・N Code Lab生は、自身の成長と新たな発見のためにNEDに挑戦してみてはどうでしょうか?
また、参加するだけでも、様々な考えを知ることができ、新たな発見がある場となっています。加えて、多くの生徒が集まるため、交流ができる場にもなっています。発表が難しくても、少しでも興味を持ったらNEDへ一度訪れてみてはどうでしょうか?
コメント
コメント一覧 (1件)
NEDの雰囲気がイメージできました!来年行ってみたいと思います!