スタートアップJrアワードに出場したN中生にインタビューしてみた!!

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取材・文=蛍(N中等部・通学コース)

2023年の冬に開催された、スタートアップJrアワード2022(※1)決勝。
今回はなんと、N中等部からその決勝に出場された藤田さんにお話を伺うことができました。

※1 子どもの体験型キャリア教育事業を推進している(株)バリューズフュージョンが主催する、小学生・中学生対象のプレゼンテーションアワード。

藤田さん。
N中等部神戸キャンパスに通う中学3年生。(2022年度)
最近はトマトを食べるのにハマっている。

応募したきっかけ

ーー初めに、応募した理由を教えてください!

実は、応募した理由は無いんです。と言うのも、キャンパス全員で半強制的に応募する流れになったので。

ーーそうだったんですね。実際に決勝進出が決まった時はどのような気持ちでしたか?

えー、東京行きたくないなって思いました。(笑)

ーーどうしてですか?

遠かったです。だから、初めて聞いた時、「えー!」しか言ってませんでした。

プレゼンテーマ

ーースタートアップJrアワードではどのようなテーマでプレゼンされたのですか?

私は今、服の生産者に対するサービスを考えているのでそのことについてプレゼンしました。服の生産者って素敵な服を作っているのにもかかわらず、すごく低賃金で貧しい生活を送っている方が多いんです。だから、そういう方々に少しでも働きがいを得て欲しいなと思って考えました。サービス内容としては、服の生産者さんご自身がモデルになって、ファッションショーでの花道を歩いてもらって、消費者の方々にみていただくという感じです。

ーーなるほど。「働きがい」にスポットを当てた理由を教えてください!

例えば、そういう方々に対してお給料を増やしたり法律を変えたりすることが、果たして本当の解決に繋がるのかなと思ったんです。そこで、このようなファッションショーに出てもらうことによって働きがいを得ることが、確実な解決に繋がるんじゃないかなと考えたからです。

ーー素敵です! どのような時に思いついたのですか?

元々、ファッションに興味があって「ファッションショー」を通して何かをやるということは決まっていたんです。

でも、アイデアが降りてきたのは、たまたまだったんですよね。フッと降りてきて。

決勝当日!!

ーー発表は緊張しましたか?

リハーサルの時はめっちゃ緊張したんですけど、本番はびっくりするぐらい緊張しなかったです。

ーーそうだったんですね! 何かプレゼン中に意識していたことはありますか?

基本的なことなんですけど、声を大きくして堂々と。そして周りを見渡すように話すことです。基礎的なことをしっかりやった感じです。

ーーなるほど! では、当日までの準備で工夫したことを教えてください。

決勝までの期間で、作ったプレゼン資料に対して、「もっと面白くした方が良い」というフィードバックを頂いたんです。それからは、「じゃあ、もう手書きでええやん!」って思ってお絵描きサイトでプレゼン資料をカラフルにしました。

あと私は、優勝とかを目指すんじゃなくって自分の気持ちや、サービスに込めた思いを誰かに伝えられたら良いかなくらいにしか考えていなかったので、準備期間も常に楽しかったです。

ーー準備期間も常に楽しいって良いですね〜! 当日は他にも出場者の方々がいたと思うのですがプレゼンを聞いてどうでしたか?

え、なんかもう新しい世界が開きました〜! すごい方がたくさんいらっしゃって、特に小学生の部とかは、「え?まじで小学生なん?」って思うぐらいでした。色々なことに気付かされましたね。まだ小学生で子供かもしれないけど、充分可能性はあるし私も頑張ろうって思えました。

これから

ーーこれから先、何か挑戦してみたいことはありますか?

今回は、半強制的に参加したって感じだったので、次は自分からコンテストに応募してみたいです。

ーー応援しています! では、今回プレゼンしたサービスをどのように動かしていきたいですか?

できれば来年ファッションショーを開催したいんですけど、金銭面など色々大変で……。でも、夢は持ち続けたいです。「コンテストが終わったからもういいや〜」じゃなくって、いつか実現すると思い続けたいです。

ーーなるほど! 最後に今後コンテストに挑戦しようと思っている方に一言お願いします。

どのコンテストに出場するとしても、トップを目指すことは悪いことではないけど、一番大切なのは自分が楽しむことです。挑戦して、優勝できなくて悲しむとかじゃなくて、いつか自分の実になるんだって信じて頑張って欲しいです。

* * *

今回は、スタートアップJrアワード決勝に出場した藤田さんにお話を伺いました。インタビューを通して藤田さんがどの場面でも人の気持ちをすごく大切に考えているのが伝わってきました。藤田さん、インタビューを受けてくださりありがとうございました。これからの挑戦を応援しています!

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