N中等部通学コースにしかない授業が謎に包まれていました。

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取材・文=せーら(N中等部通学コース・大宮キャンパス)

N-meetingと聞いて皆さんは何が思いつきますか?
meetingの言葉の意味を調べると”複数人が集まり話し合いをすること”と出てきます。
ならばN-meetingは、「グループワークか何かなのか?」と言われると違うんです。
N-meetingはN中等部通学コース限定のプレゼンを行う授業なのです。では何故meetingという言葉がついているのでしょうか。今回はN-meetingについてご紹介します。是非、何故meetingという言葉が付いているのか考えながら読んでみてください。

目次

N-meeting、大人気です。 ~N-meetingの説明~

(BanGicさんのblenderの作品)

N-meetingはN中等部通学コースにしかないプレゼンを行う授業です。
N中等部通学コース全9キャンパス合同で行われる、N中等部内最大のプレゼン授業N-meetingは、年に4回行われ、毎回プレゼンのテーマが変わります。

「推し布教」「N中等部の好きなところ」「実は知られていない〇〇」などの大まかなテーマが出され、それに沿って約10人弱の登壇者が発表していきます。N-meetingは人気がある為、応募者が多いと選考になる事もあるようです。
登壇者は発表の約二週間前から担当のスタッフさんとの準備が始まります。プレゼンというものにこの期間でしっかり触れることができるので、大きな学びになるとも言えるでしょう。
そして、発表中はslackで沢山の反応を、発表後はGoogleフォームで感想を視聴者からもらうことができます。

N-meeting登壇者に直撃 ~N-meetingを深く知る~

3月に行われた今年度最後のN-meetingは2コマに分けて行われました。
卒業間近の3年生へのテーマは”これまでN中で学んできたこと”
1.2年生へのお題は”(これまでの人生で)〇〇を克服した話”
私は今回、貴重なN-meetingで登壇された2名に取材をし、N-meetingの特徴や挑戦してみての感想を聞きました。

あらいさん
2023年のN中等部卒業生
趣味:ピアノ
今回のN-meetingでは「勉強・進路に対する考え方」を発表

(BanGicさんのblenderの作品)

BanGicさん
N中等部大宮キャンパス2年生
趣味:blender ファミコン
マイプロで海洋問題の緩和に向けて活動中
今回のN-meetingでは「プレゼン・挑戦することの苦手を克服した話」を発表

ーーN-meetingに挑戦した理由

BanGicさん:N-meetingで登壇している方々が凄く楽しそうに生き生き発表している姿をみて、私も発表したいと思い何度か応募はしていたのですが、なかなか受からずにいて、今回ようやく受かったので挑戦しました。

ーーN-meetingに挑戦してみて

あらいさん:準備の段階で他の登壇者さんからのフィードバックが貰えるのですが、そのフィードバックが物凄く参考になりました。他の登壇者の方も凄い方ばかりなのでそういう方からのフィードバックは凄く勉強になったので良かったです。
あとは、ある程度限られてはいても自由に発想を膨らませられるテーマなので色々な発表があり、飽きずに聞いていられるし、本当に自分の伝えたいことを伝えられるので良いなと思います。

BanGicさん:フィードバックが貰えるところが良かったです。slackなどでの反応が物凄くて。本当に沢山の感想を貰えるのですが、ひとつも否定的な意見がなく肯定意見ばかりなので本当に嬉しかったです。

ーー2週間の準備期間

あらいさん:準備期間は割と原稿に時間をかけていました。
初めはなんとなく勉強のことを話そうかな、と思っていたのですが、打ち合わせの中で「この発表を通して視聴者にどう思って欲しいか」という問題提起があり、その答えを見つけることが物凄く難しく苦戦しました。

BanGic:自分のslackのtimesでハドルミーティングを開き、仲間にアドバイスを貰ったりしていました。

ーー他の場でのプレゼンとの違い

あらいさん:キャンパス内発表との違いはフィードバックなどを沢山貰えるところだと思います。

BanGic:マイプロ(※1)との違いはN-meetingは視聴者の数が物凄く多いですし、全く知らないN中生の方達に発表するところがマイプロ(※1)との違いです。ですがやっぱり同じ中学生だからか、緊張はマイプロよりしなかったです。

※1 マイプロ

社会の問題を一人一人が提起し、問題解決のアクションを起こす課外活動。

ーー登壇者から見てのN-meetingの雰囲気

あらいさん:登壇者に対して優しい雰囲気です。
和気藹々としていてとても暖かかったです。slackの反応もGoogleフォームでの感想もとてもポジティブなものばかりで、貰って嬉しいです。
発表を準備していく中でも改善できるところは担当のスタッフさんと一緒にしていくみたいな感じで、とても成長できる場だなと思います。

(発表直後のあらいさん)
(発表前のBanGicさん)

終わりに ~N-meetingの謎を解く~

皆さん、 meetingという言葉が付いている理由を自分なりに考えることはできたでしょうか?
私もこの記事を書きながら考えてみました。初めに言った通り、 meetingという言葉の意味は”複数人が集まり話し合いをすること”ということです。今回おふたりを取材し、フィードバック・意見・反応などの言葉が沢山出てきました。この3つの言葉はどれも meetingと深く関係しています。
最初の方で説明した通り、視聴者側は沢山の反応を送ることが出来ます。
N-meetingは沢山の視聴者がいるため、slackで色々な反応が飛び交います。
この視聴者側が行うことはまさに”meeting”とも言えるでしょう。
登壇をした方は「この反応がとても嬉しい」と口を揃えて言います。
フィードバックをしあうことや意見の交換もまた”meeting”の場で行われることです。
N-meetingはプレゼンを学ぶこともでき、フィードバックを学ぶこともできる素敵な授業だと私は思っています。
この記事で少しでもみなさんがN-meetingに惹きつけられれば光栄です。

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