「Tansacue」発表会レポート~N中等部の授業を取材してみた~

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取材・文=みゆう(N高5期・ネットコース)

写真提供(参考資料)=イベント登壇者&運営スタッフ

皆さんは、N中等部で行われたTansacueという、PBL型の授業をご存知でしょうか?

「PBL(Project Based Learning)」とは、「問題解決型学習」や「課題解決型学習」などと呼ばれるもので、生徒自ら問題を見つけ、さらにその問題を自ら解決する能力を身に付ける授業形式のことです。

今回は、そんな学習方法を取り入れた授業、「Tansacue」の最終発表会の取材に行ってきました!

目次

「Tansacue」って具体的に何するの?

「Tansacue」とは、簡単に言うと「自分の好きなこと・得意なことを見つけ、それに合ったコンテストを探し出し、実際にエントリーしてみよう!」という内容の授業です。

参加したN中等部生は約2ヶ月かけて自分に合ったコンテストを探し、エントリーするコンテストが決まったら、受賞を目指して自分の「好きなこと」や「得意なこと」に磨きをかけていきます。

今回は、2023年3月13日に開催された「全体プレゼンテーション」という、各キャンパスの代表者が「どんなコンクールにエントリーしたのか」「エントリーしてみた結果・感想」などを発表する会の取材に行ってきました!

ここからは、各代表者の発表内容を紹介していきます!

発表紹介:1人目

僕はロゴマークのコンテストにエントリーしました。

このコンテストを選んだ理由は、Adobeのイラストレーターを使ったロゴ作りに挑戦してみたかったからです。

コンテストに応募するにあたって、ロゴを作る前にイラストレーターの練習を行ったり、応募先である「岡山県看護協会」について調べたりしました。

また、看護協会の現在のロゴの意味や歴史についても調べました。

(岡山県看護協会について調べたメモ)

この活動を通して学んだことは「計画を立てるコツ」です。

計画を立てる際に実際の活動をイメージすると、活動の順序に沿った計画を正しく立てられるということを学びました。また、計画を立てることの大切さを再認識しました。

今回「活動を始める前に徹底的な下調べを行う」という過程をしっかり行うことができたので、次のプログラムでも活かしていきたいです。

発表紹介:2人目

私が応募したのは、ウクレレのコンテストです。

このコンテストを選んだ理由は、小さい頃からウクレレを習っていたからというのと、ウクレレのコンテストに出たことが無かったので、この機会に応募してみようと思ったからです。

コンテストには、ボカロ曲として有名な「千本桜」をウクレレでカバーした動画を撮って提出しました。

曲をそのままカバーするのではなく、所々アレンジを加えたりなどもしました。

練習を重ねて弾けるようになったところもいざ撮影となると失敗してしまったりして、何度も撮り直すことになってしまったことが悔しくて大変なところでした。

今後も色々なコンテストに応募して、人前で何かすることに慣れていきたいです。

発表紹介:3人目

私は、絵本のコンテストに挑戦しました。

絵本を作ることに前々から興味があったので、物語を作るのは苦手なんですけど、この機会に挑戦してみようと思い、このコンテストを選びました。

まだ制作途中のため、コンテストには応募できていません。

絵本のストーリーは、過去の私自身をモデルにして制作しています。主人公の女の子を私と同じく「自分に自信が持てない子」にしたり、自分の悩みをテーマにすることで、同じような悩みを抱えている人に、絵本を通して「大丈夫だよ」というメッセージを伝えられたらなと思っています。

今回の活動で、苦手な「文章を書く・ストーリーを作る」ことと、得意な「絵を描くこと」の両方を極めることが出来ました。

絵本を作り終わったら、次は漫画やアニメーションなどにも挑戦していきたいです。

発表紹介:4人目

僕が今回挑戦したのは、広告のコンテストです。

このコンテストを選んだ理由は、「今までやったことがなかったことに挑戦してみたかったから」です。

僕は3Dモデルを作ることは得意なのですが、広告は作ったことが無かったので、今回挑戦してみようと思いました。

このコンテストは50近くある会社や団体のどれか1つを選んで、選んだところの広告を作るという内容で、僕は「近畿大学」の広告を作ることにしました。
近畿大学からのお題は、「近畿大学のこれまでの作品を超越する、破壊力のある広告」ということで、「破壊力」をテーマに広告を作成しました。

文字通り「破壊力」を全面的に強調しつつも、これまでの近畿大学の広告を多少真似ることで、近畿大学の広告一覧の中にあっても違和感があまり出ないように工夫して作りました。

今回の活動で、「アイデアの出し方」や「広告デザインの作り方」を学びました。

また、イラストレーターもある程度使えるようになりました。
今後はイラストレーターだけでなく、色々なソフトに挑戦していきたいです。

発表紹介:5人目

僕が今回挑戦するのは、世界的にも有名な映像・写真のコンテストです。

このコンテストにした理由は、「大きいコンテストに挑戦したかった」のと、複数の写真で表現する手法をとりたかったので、組み写真で応募できるコンテストを選びました。

テーマを「大切なもの」にして、友達をモデルにした写真5枚で応募しました。

※実際の写真にはモザイクはかかっていません※

今回のコンテストを通して、レタッチの技術力や写真へのモチベーションが上がりました。

今後は、さらに写真について勉強して、写真を続けていきたいのと、映像にも手を出していきたいなと思っています。

最後に~取材をしてみた感想~

少しでもN中等部の授業がどんなものかがわかったり、発表の雰囲気を感じていただけたでしょうか?

発表会の取材をしてみての一番の感想は、「N中等部生レベル高すぎ」の一言です。

活動内容や制作物のクオリティはもちろん、スライド資料の作成力やプレゼン力もみんなしっかりしたものを持っていて、「私が中学生の頃はこんなレベルの高いこと絶対出来なかったな……」と思いながら取材を行っていました(笑)。

その反面、「とてもやりがいがあって楽しそうな授業だな」「可能ならN中等部生になってこの授業を受けてみたい」と思えた取材でもありました。

N中等部の授業を見る機会もあまり無いので、すごく楽しみながら取材を行うことができました! 発表者の皆様も、お疲れ様でした!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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