転入するのに学年なんて関係ない! 3年生で転入したN高生にインタビュー

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取材・文=まどやん(N高5期・通学コース)
写真=彩花さん、心斎橋キャンパス提供

N高に3年間も通って思うのは、やはり「転校生が多い」ということ。
N/S高に編入する場合は毎年4月、7月、10月、1月、転入する場合は2、3月以外であれば1年中入ることができる。中学を卒業した新入生など多くは4月に入学するが、4月以降に他校から編入・転入してくる生徒も多い。
私が中学生のころは転校生が来るのは学校全体の一大イベントだったが、N/S高ではそんなことはなかった。

そんなN/S高なので、これから編入・転入をする人、編入・転入を検討している人はたくさんいるだろう。
なかには、「編入・転入したいけど、どうやって周りの人を説得しよう」や「今の学年で転入して大丈夫かな」と考えている方も多いのではないだろうか。

そう考えた私は今回、2022年、3年生の10月にN高へ転入した彩花さんに、転入したきっかけや転入するまでの経緯、転入後の進路関係についてお話をうかがった。
編入・転入を考えている方だけでなく、入学を検討している方もぜひ参考にしてほしい。

山本 彩花(やまもと あやか)さん
N高7期通学コース所属の3年生。中高一貫の全日制高校を経て、2022年10月にN高へ転入。キャンフェス(注1)でダンスを披露するなど、キャンパス内でも意欲的に活動している。好きなアイスの味は抹茶。

注1)キャンパスフェスティバル。通学コースのキャンパスごとに開催される文化祭のようなもの。

目次

「このままのんびりしている方がもったいない」

ーー以前通っていた高校はどういったところだったのでしょうか? 転入した理由も合わせて教えてください。

普通の全日制の高校です。中高一貫の学校だったので、高校にやりたいことがあって入学したわけではなかったんです。だから毎日「何してるんやろう」と思っていたけど、3年生になったとき「このまま卒業しても、自分は満足できないな」と感じました。そこで、行ったことも見たこともない方向に行ってみたいと思い、転入しました。

ーーでは、N高への転入を検討し始めたのはいつごろですか?

N高を知ったのは中学3年生のころで、前籍校をやめたいと思ったのは高校1年生が終わる時期から。毎日することなかったし、時間がもったいない気がしたし。でも前籍校の先生に相談したら「中学生のときから通っているし、もったいないから残ったら?」と引き止められました。そのときは自分も諦めちゃいました。

ーーN高に転入する前はどんなイメージでしたか?

「ネット強そう」。未知の世界だったけど、だからこそ踏み込んでみたいと思いました。

ーーポジティブな気持ちが強かったんですね! 抵抗感はなかったのでしょうか?

「もったいない」と言う人が多かったので、私もそう考えてしまうことがありました。
でも、長年いたからずっとその場にいないといけないわけではない。進歩を感じられなくなったから、「やっぱり変えたいな」という気持ちがどんどん湧き上がってきました。

ーー転入の決め手はどんなものでしたか?

実は別の通信制高校に行きたかったけど、定員オーバーで入れませんでした。そこで「N高も一度見ておこう」と思い見学に行き、「良さそうだな」と感じました。

ーーまずは見てみるってとても大事ですよね。見学する前と後で印象は変わりましたか?

静かな子が多いかなと思っていたけど、そんなことなかった。みんな仲良しで、そこがいいと思いました。

ーー転入を決めたときの親御さんの反応はどんな感じでしたか?

10月に転入したけど、実は8月20日あたりに親に話しました。
1年生のときから考えていたこともそこで初めて話したのでびっくりしていて、1番最初に出た言葉もやっぱり「もったいない」。でも私からしたら「このままのんびり過ごしている方がもったいない」。ここで折れたらあかんと思うほど意思が固まっていたので、絶対転入させてほしいと何時間も話し合い、少しずつわかってもらえました。

ーー「通信制」という言葉に引っかかる方も多いでしょうね。

うん。親もですが、ほかの人もそうでした。でも、キャンフェスに参加してみたり、いろんなものを作ったり、そんな「頑張ったもの」を親に見せていたら、喜んでもらえました。うれしかった。
「転入してよかった?」と親に聞かれて「うん」と答えたときも喜んでくれて、認めてもらえた気がしました。

N/S高生は「キッパリしている」。

ーー実際に転入してみて、N/S高の人はどんな人が多いと感じますか?

キッパリしている。「あれしよう」となると、パッと決めて行動する人が多いかな。迷うこともなさそう。あと、みんな優しいです。

キャンパスのハロウィンイベントを楽しむ彩花さん。メイドの仮装がよく似合っている。

ーー全日制だった前籍校と通信制のN高に違いは感じますか?

生徒の雰囲気が違う。前籍校だと、あまりやりたいことがないのんびりした子が多かった印象なんですが、さっきも言ったようにN高にはキッパリしている子が多いです。

ーー転入すると進路などが大変というイメージがあるのですが、実際はどうなんでしょうか?

全然大変じゃない! 人によるかもしれないけど、自分は大変なことはなかったです。

ーーそうなんですね! これから転入する人にとってはとても安心な情報ですね。ちなみに、彩花さんはどのような進路に決めたのでしょうか?

美容系の専門学校に進学します。メイクをほどこすメイクアップアーティストなど、みんながうわあと驚くような「作品をつくる」仕事をやりたい。

ーーこれまでN高のよい面をたくさん教えてもらいましたが、反対に「前の学校の方がよかったな」「こうなればいいのにな」と思うことはありますか?

とくにない! 「学内でアイス売ってほしいなー」とか、「学内の自動販売機高いなー」とかそれぐらい。逆に、それが1番深刻な問題(笑)。

ーーおもしろい! たしかに、学校でアイスが食べられたらいいですね!

N/S高は、やりたいことができる場所

ーー実際に通ってみて、N高はどんなところだと思いますか?

やりたいことができる。レポートは動画で行うためキャンパスには教科別の授業などがありません。好きなことがやりやすくて、すでに自主性がある子にとっては天国のような場所だと思います。

ーーこれからN高でやりたいことはありますか?

パソコンの知識がほしい! 今は「どうやったらパソコンの勉強できるんかなあ」と思っています。そういうのみんなに教えてほしい!

終わりに

私はN/S高生になることに、早い・遅いはないと考えている。いつ入学しても、授業や課外活動などの場で、みな平等に成長の機会が与えられるからだ。
今回彩花さんにお話をうかがって、その考えはより強くなった。

そして彩花さんをはじめ、今までにN/S高へ転入した人のなかには、学園内でもとくに活動的な人が多くいる。前籍校ではできなかったことにチャレンジするため転入した人、N/S高に転入してからやりたいことを見つけ、活動的な性格になった人も、私はたくさん知っている。

これから入学・編入・転入を検討する人、今の学生生活に不安を抱えている人は、ぜひ今回の記事を参考にしてほしい。
よい選択ができるように応援している。

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