福島の魅力をもっと伝えたい!F Student Communityのイベントへ取材に行ってきた!

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クレジット
取材=樺山 泰生・もみじ饅頭
文=樺山 泰生 
写真=もみじ饅頭・学園


私たちN/S高新聞は、福島まで取材にやってきました。

福島市の市民と交流をしながら「やりたいこと」「福島市」を掛け合わせて福島の魅力をアピールできるアイデアを発表するイベントが、福島市の街なか交流館で行われるためです。

発表を行う生徒たちは、F Student Community(以下:FSC)というワークショップに参加しています。
FSCは、N/S高生と現地の高校生がチーム作りからアイデア作り、最終的には発表まで約2週間かけて行うプロジェクトです。今回のイベントでは、FSCの全4グループが福島市民へ向けてアイデアの発表を行いました。

福島へついた新聞取材班 雪が降っていて写真映えする取材日和でした
目次

イベント開始

会場に入ると、FSCの生徒やスタッフが会場の設営準備やプレゼンの練習を行っていました。
福島県外から来ている生徒が多かったにもかかわらず、早くに集まって準備をしている姿がとてもかっこよかったです。

ブース設営が終わると続々と来場者が訪れ、いよいよイベントが始まります。

企画運営を行った福島在住のS高生 Nさんよる挨拶で始まったイベント。とても高校生とは思えないハキハキとした司会に驚きました。
「今回発表する企画を来年度には実施していきたい。想像では終わらせたくないので、今後ともご協力をお願いします!」という言葉からも、今回のプロジェクトがどれだけ大切な存在なのかが伺えます。

ゲストには笑夢(えむ)カレー代表の芳賀さん、コスプレイベントなどを企画されている壱岐さん、衆議院議員 福島2区の馬場雄基さん、福島県議会議員の佐藤 雅裕さんが訪れ、少しの緊張感が漂っていました。

挨拶、ゲスト紹介が終わると、早速生徒のプレゼンが始まりました。

トップバッターは「スポーツチーム」。
スポーツと福島を掛け合わせた企画『わらじ飛ばし大会』を開くことで、夏に行われるわらじまつりの参加者を増やしたいという思いを熱く語っていました。

発表時、来場者のみなさまが「いいねー! 面白そう! 」「最高だね」のようにポジティブなリアクションを笑顔で発していることがとても印象的で、それによって会場全体が暖かい空気になっただけでなく、発表者の二人もリラックスできたように思います。

ゲストにも「めっちゃ好き!すぐに出来ると思う」と好評で、司会者からの「早速一つイベントの開催が決定しました」との一言に会場が笑いに包まれました。

スポーツチームによるプレゼンの様子

次に発表を行ったのは「食チーム」。

芸術と名産品を掛け合わせたパフェなどのインスタ映えするメニューを通して、多くの人に福島市を知ってほしいという思いが込められていました。また、体験型カフェの設営も計画しており、首都圏に近接する福島の地理的特徴から、集客にも期待ができるとのことでした。、マーケティングの部分においてもしっかりと調べがされていました。

ゲストからも「素晴らしい、一緒に考えていきたい」との評価があり、こちらもまた「開催が決定ですか?」と会場が盛り上がりました。

食チームによるプレゼン

次に発表を行ったのは「歴史チーム」。
福島の歴史に興味を持ってもらい観光へ繋げることを目的に、甲冑体験とコスプレイベント、歴史的な地をめぐるスタンプラリーを提案。
幼稚園児をターゲットに甲冑のペーパークラフトを持って帰ってもらうなど、歴史をより身近に感じる工夫がなされていました。

プレゼン中、「甲冑の重さから歴史の重さを感じた」という言葉が個人的にすごくグッと来ました。

実際にコスプレイベント開催経験をもつ壱岐さんの評価も高く、ご自身の経験をふまえたフィードバックをくださったことで、より魅力的なイベントとして生まれ変わるであろうことが予感できました。

歴史チームによるプレゼン

最後に発表を行ったのは「その他チーム」。

このグループは今回のFSCのように「なんでも挑戦させてくれる大人がいることが福島の魅力だ!」として、学生主導のプロトタイプを展開できる実験場「作ろう福島」を提案!
来場者からは「その魅力には気づかなかった!」と笑顔が溢れていました。

私自身、面白い企画を思いついても「こんなのできないよな…」と諦めた経験があったので、学生が企画を実際に動かせる場所はすごく需要と意義があるなと感じました。
ゲストからも楽しさ全開で素敵な企画だったと高評価でした!

その他チームによるプレゼン

以上でFSCの生徒による発表は終了。

ゲスト4名と司会者からの挨拶を終えると、ブースコーナーへと移動し、実際に福島市民の方やゲストの方とコミュニケーションをとりました。

ブースの様子

ブースコーナーでのディスカッションが終わると、街なか交流館のボランティアさんから昔の福島駅周辺のことをお聞きしたり、実際に街に出て探索するなどして福島市を満喫し、イベントは終了となりました!

イベントを経て

FSCの皆さんは、このワークショップ・イベントを経て、福島がとても大切な場所になったのではないでしょうか?
実際私もこのイベントを取材したことで、知らなかった福島の魅力にたくさん気づくことができました。

そして、今回提案された企画が今後福島で実施されていく可能性があることを考えると、福島ってこれからどんどん楽しくて魅力あふれる県になって行きそうだなと、とてもワクワクしています!
また福島に帰ってきたい!そう思わせてくれるイベントでした!
FSCの皆さん、参加された皆さん、お疲れ様でした!

・ちょっとした小話
N/S高新聞も写真のようなブースを出させていただいて、N/S高新聞のこれまでの活動についてたくさんの方に知っていただきました!ご来場いただいたみなさま、街なか交流館のみなさま、ありがとうございました!

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