学園生活の疑問を解消するには?〜実行委員が語る、学内ヘルプサイト「ナレッジベース」の凄さとは〜

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取材・文=笹岡 穂乃花(S高2期・ネットコース)

突然ですが皆さん、学校生活で最強に便利なサイト「N/S 学内ヘルプセンター(※)」ってご存じですか? (※以下、学内ヘルプ)
学内ヘルプでは、学校生活を送る上でよくある疑問を解決できたり適切な問い合わせ先がわかります。また、学校生活でよく使うツールまで紹介されています。

そして! そんな最強サイトを運営しているのは、ナレッジベース実行委員会というたった20人の生徒を中心に運営されていることを知っていますか?今回はそんなナレッジベース実行委員の方に、「ナレッジベース実行委員は何者なのか」、「何をしているのか」インタビューしてきました! 

学内ヘルプ:N/S 学内ヘルプセンター
※@nnn.ed.jpの学内アカウントでログインした状態でアクセスして下さい。その他のアカウント以外でログインはできません。

沖野文俊おきのふみとし
Slack名 みとさん
S高1期生 オンライン通学コース
担当:オンライン通学コースヘルプ ナレッジベース座談会などのプロジェクト

新本知世しんもとちせ
Slack名 お母さん
N高6期生 ネットコース
担当:イベントヘルプ ポスターの作業

横内勇気よこうちゆうき
経験学習部 体験学習企画課 ナレッジベース実行委員会担当TA

目次

ナレッジベース実行委員会とは

(ナレッジベース実行委員会のマスコット)
(ナレッジベース実行委員会のロゴ)

ーーナレッジベース実行委員って主に何をしているんですか?

横内さん   活動内容は主に3つで、学内ヘルプの掲載と更新、外部ツールの研究会、問題の共有ですね! 

みとさん 一番時間をかけているのは学内ヘルプとかの更新だね〜。

新本さん 学内ヘルプの項目ごとに担当を作って、2.3人のチームとして分かれて作業している感じですね。

みとさん ただ情報を載せるだけじゃなくて、僕らは「何が学内ヘルプにあれば便利か」などの生徒の需要を考えて、質問を加えています。

新本さん 実際のページを見たらさらに分かりやすいと思うけど、説明の項目を足したり、質問にどう返すかを皆で考えて作ってるね。

みとさん あと、学内ヘルプはたくさんの人が見るから、情報は必ず正確でないといけない。だから、正しいという確信がない情報はナレッジベース委員会の担当の先生を通し、関係部署にきいて情報収集しています。なので掲載されている内容の信憑性はしっかりしていますよ。

ーー 外部ツールの研究会ってどういう事ですか? 

横内さん これは僕が説明しますね! 

横内さん まず、N/S高にいるとたくさんの色んなツールに触れますよね! なので、N/S高生がよく使うツールを学内ヘルプに掲載する必要があります。掲載するためにはまず僕らが知らなくてはならないので、「特定のツールを1つ選んで、深く掘り下げてみよう」という勉強会のようなものをしています。それが研究会ですね。最近は2週に1回のペースで研究会をやっています。

横内さん 過去に実施した例で言うと、asanaというタスク管理のツールを知ったり、Slackは直接社員さんの方に来て頂いてお話を伺ったり、Adobe Premier proを実際に使ってみてトリミングや動画の作成方法などを学びました。

横内さん ただ、研究会で取り扱うのはツールだけかというとそうではなくて、ファシリテーションのようなソフトスキルもテーマとして取り扱っています。一言でいうと、「隔週1回金曜日に何か特定のツールやスキルをじっくり学んでみる」という時間です。

ーー問題の共有って何ですか? 

みとさん 例えば、何かを見たい時にリンクに飛んだら「あれ?思ってたのと違った」っていうちょっとしたミスがある場合、ナレベ内のSlackにあげて担当の部署に報告するということです。

横内さん 僕らが掲載内容を間違えていることが良くないんですけど、生徒さんからフィードバックを頂いた際に、本来なら色々手順を踏まないといけないんですよね。それってすごく時間がかかってしまうので、我々にとってもあまり良くなくて……。一番いいのは掲載内容を間違えない事なんですけど、ミスがある場合はナレべ委員の方々から僕らナレべ担当職員の方に問題を共有してもらって、僕らの方から担当の方に連絡するという流れで、反映までの時間を短縮する方法をとっています。

ーー自己紹介で言われていたチームやプロジェクトって何ですか? 

みとさん 学内ヘルプの項目の内容によって、6つのチームで作業を分担しています。他にできる事ややるべき事について、今は9個のプロジェクトが活動しています。プロジェクトは、ノリと勢いでできた物がいくつかありますね(笑)。

新本さん: ノリで作って企画書まで通してちゃんとやってる所が何個かみたいな……(笑)。

ーー例えばどんなプロジェクトがあるか教えてもらえますか? 

みとさん ナレッジベース座談会とか?学園Slackの「#ナレッジベース」で告知しているんですけど、それもプロジェクトの1つですね。

新本さん あとは、ナレリスちゃんね。性別不詳だったはずだったから、「ちゃん」じゃないけど(笑)プロフィールもちゃんとあるはずだから、見てみて〜。(*)

*学園Slack内の#ナレッジベースで公表されています。

ーー委員会の雰囲気ってどんな感じですか? 

みとさん メンバーからしても自由! 

新本さん ナレベの会議では、今よりもっとすぐに話が脱線するよ。(笑)

みとさん 新本さんはリーダーミーティングの時に戻す役を担ってます! 

新本さん 自然とね!  皆脱線するんだもん。何なら職員側が脱線し始める時ある。(笑)怒ったりはしないけどね!

横内さん ガチガチにやるよりは、楽しくワイワイやった方が良いよねっていうスタンスでやってます! 

新本さん あまりにも脱線しすぎて「本題に戻ってこれないぞこれは!」  って時は話を戻します。

横内さん それはそう!(笑)

みとさん でも何だかんだ言って時間オーバーはないよね!

横内さん そうだね、上手いことやってるね。

委員会活動の思い出

ーー委員会活動をしていて一番印象に残ったことは何ですか?

みとさん 一番面白かったのは…意見交換会ですね! ナレッジベース実行委員にいる人って面白い考えや発想を持っている方が多いんですよね。そんな委員のみんなと1つの議題について話してみようっていう会を開いたんです。その時に色んな人から面白い意見をたくさん聞けたので、僕の中ではそれが一番楽しかったですね。

ほのか すごく楽しそう! 私も参加してみたいです(笑)。新本さんは、印象に残ったことはありますか?

新本さん: 特定の何かってのが難しいですね… 。そもそも活動が全体的に楽しいので! イベントチームのリーダーをさせてもらっているので、リーダーとしての仕事をすることが一番の思い出かな〜。

ほのか 日々の活動が楽しいってすごくいい事ですね。横内さんはどうですか?

横内さん そうですね〜、生徒のときからこのサイトを1人で作ってきたので、スタッフになって実行委員化することが出来たことが凄く嬉しかったですね! 委員会化は前例がなかったですし、実行委員の生徒がプロジェクトとして「こういうことやりたいです!」って言ってくれるのはとても嬉しいです。

目指しているもの

ーー委員会の名前である「ナレッジベース」ってどんな意味が込められているのですか?

みとさん それはもう創立者に! 

横内さん 僕ですか(笑)。そうですね、会社の話っぽくなりますが、業務を行っていく上で話して気になった内容とかは、意外と他の人達にとっても役立つ内容だったりするんですよね。

横内さん 知り得た情報や知識は、蓄積していくことで他の人にとても役に立ちます。そして蓄積した情報や知識は団体にとって重要な資産になるんですよね。ビジネス的に話しましたが学校に置き換えると新しく入ってきた新入生、その人達に対して困ったら「ここを見てみてね」という物、そこに全ての情報がのっているって事がナレッジベースの意味の1つだったりします。簡単に言うとノウハウの塊って感じですかね。

ナレッジベース座談会

ーーナレッジベース座談会があると聞いたのですが、詳しく教えてください! 

みとさん 座談会は、ナレッジベース実行委員や学内ヘルプの作り方に興味がある人向けに、ナレッジベース委員会とは何なのかや学内ヘルプサイトの作り方などの部分に触れていくものです。 申し込みも特に必要はなく、気軽に参加できる形になっています。
興味のある方は学園Slackの「#ナレッジベース」へどうぞ! 

開催日程
2022/12/20 16~17時
2022/12/23 13~14時

 私は元々、ナレッジベース委員会のことをあまり知らなくて、学園の情報をまとめている委員会くらいの認識でした。でも、このインタビューを終えて「生徒が高校生活をスムーズに過ごせるようにサポートしている」委員会ということが分かりました。

 またインタビューをしていて一番強く印象に残ったことは、「委員会内の雰囲気がとてもいい」ということです。委員会活動をすごく楽しそうに語ったり先生との距離感も近かったり、話を聞いていてとても心地のいい雰囲気でした。そんな雰囲気をこの記事で伝えられるように意識しました。

この記事を読んで少しでもナレッジベース実行委員会に興味を持った方は、学園Slack内の「#ナレッジベース」やN/S 学内ヘルプサイトをご覧ください! 

N/S 学内ヘルプサイトのURL
https://kdg-nnn.support
※@nnn.ed.jpの学内アカウントでログインした状態でアクセスして下さい。

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