スイートブールの中心で、愛をさけぶ

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文・写真=江畑終太郎えばたしゅうたろう(N高6期生・ネットコース)

スイートブール
ボリュームたっぷりのビッグブレット
パン好きの方にはたまらない、思いっきりかぶりつきたくなるような目にもおいしいビッグサイズのパン!ふんわりとした食感とほのかな甘さで食べやすく、つい「もうひと口」と、食欲をそそるおいしさです。

ヤマザキHPより

嗚呼、スイートブールが好きだ。

いきなりの詠嘆すいません。江畑終太郎です。

きっとみなさま、名前は知らずとも見たことはあるのではないでしょうか。スーパーやコンビニの菓子パンコーナーにある、妙にでっかいパンです。

これ……

最高すぎて脳内に架空のAmazonレビューが書き込まれてしまいました。これはいけません。

しかし、このレビューは実に的確なのです。硬派すぎる見た目に対し、とっても優しいお味なんです。さらに、こんなに大きいのにサラリと食べられてしまうのです。

これが100円ちょっとで買えてしまうという意味不明さ。ヤマザキって慈善団体なの?

ただし、これだけで満足してはいけません。ここまではまだ序章に過ぎないのです。コース料理の前菜オードブルだけで帰る客など存在しないですよね。なんといっても肉料理メインは……

ここ!

このなんか周りのやつ!

食パンで言うところの「みみ」のような部分。ここがなんか、はちゃめちゃに美味いのです。美味さレベルで言えば、ピノ(アーモンド味)と全く同じぐらい。と、ここで僕は一つの問題に気づきました。

そう、スイートブールの有り余るボディに対し「みみ」が圧倒的に少ないのです。せっかくの美味すぎる部分、どうせならもっと食べたい……。イヤになるほど喰らいたい…..。

ということで今回は、

では、さっそくやっていきましょう。見ててねヤマザキさん!!!

準備する

まずはじめに、ありったけのスイートブールを用意……

しました。
買い物かごにパンパンのパン(←超面白ギャグ)を詰めて買ってきました。

ちなみにちっちゃいやつはスイートブールmini。最近発売された、愛おしすぎるサイズ感のスイートブールです。

右がスイートブールmini。かわいいね。

次にこいつらの「みみ」だけを摘出する手術をします。メス……! 汗……!

成功です。
最後にこの「みみ」をスイートブールにくっつけるための接着剤を作りましょう。

さすがにアロンアルファを使うわけにはいかないということで、べっこう飴にしました。えらいね!

作っていく

さあ、準備が整ったのでいよいよ作っていきます。

えっと、「みみ」に飴をつけて……

くっつける!

はい。この恐ろしく地味な作業を延々と続けます。一番難しいのは飴のコントロール。少し火から離すと一瞬で固まるし、灼熱だし、地獄ですか?

こうして、幾許かの時間が流れ……ついに…..

怖っっっっっっっっっっっわ。

『夢のスイートブール』を作るつもりが、狂った科学者が生み出したサイケデリックなミュータントになってしまいました。今にも助けを求めてきそうです。

スプラッター映画?

一応、味も確認してみましょう。

ドエレー″COOOL″じゃん‥‥?

うっっっっっっっっっっっま。

どこを食べてもダイレクトに「みみ」感じられる上に、接着剤の飴がいい食感を出しています。ジェイソン顔負けの見た目からは、想像できないほどの美味さです。これは『夢のスイートブール』と言っていい出来でしょう……!

まとめ

ここまで長々と語ってきましたが、結局は……

ということです。そしていつか、アンパンマンに『スイートブールさん』が登場することを願っております。やなせ先生……!

あと、今回の記事でスイートブールが冷凍庫にめちゃくちゃ増えたので、しばらく昼食が最高になりそうです。

すべて「みみ」なしです。これはこれで美味い……!

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