S高生は今、何を考えてるの？
2021年4月に開校したばかりのS高。その1期生であるsayuさんにインタビューしました！sayuさんは実は昨年に転校してきたばかり。S高に入ってからどんな変化があったのでしょうか…。
sayuさん。
S高ネットコースの3年生。受験勉強に励むとともに、政治部（※N/S高の公認の部活動）にも所属している。
なぜN/S高新聞実行委員会に…？
ーーsayuさんは今回、N/S高新聞実行委員会に入られたということですが、なぜ入ろうと思ったのですか？
NS高新聞をたまに読んでいたり、もともと文章を書くのが好きだったりしました。その中で、自分の興味や体験を文章で書けたら素敵だな、と思って入りました。
ーーなるほど。NS高は小説を書くことが得意な生徒も多い印象ですが…。
そうですね…私は小説は書いていないんですが、作文や小論文など自分の意見を伝える文章は好んで書いてきたと思います。
ーーだとすると、作文コンテストで受賞された経験もありそうですね
中学生の時に2回ほど選ばれたことはありました！こういう経験から、自分なりの書き方で表現できる面白さを実感しました。そこから書くことの楽しさに惹かれていきましたね。
ーー将来も文章を書く仕事をしたいと考えているのですか？
将来はまだわかりませんが、フードライターには興味があります！食べることも大好きなので、食べ物のことを考えながら、文章を書いていくこともできるフードライターは魅力を感じますね。
できたてほやほやのS高に入ったわけ
ーーいつからN/S高に入られたのですか？
昨年の4月に「転校」という形でS高（※N高に次ぐ角川ドワンゴ学園2校目の高校。2021年4月に開校した）に入りました。N/S高は投資部や政治部、人狼部のような特色ある部活も多くて楽しそうだなと思っていました。
ーーなぜ生徒数の多いN高ではなく、できたてほやほやのS高に入ったのですか？
新しさに惹かれたというのは大きかったです！未知の世界という感じがしてワクワクしました。あと、本校スクーリング（※2年次に原則N高生なら沖縄伊計本校、S高生ならつくば本校に数日間通うことになっている）の際に通いやすいのがS高だったというのもありました。
ーー新しいものに積極的に向かっていけるところ、本当に尊敬します…。となると、チャレンジングなことが好きだったりするんですか？
そうですね…！自分が興味を持ったものには積極的に取り組むようにしています。S高に入ってからは文化祭の実行委員に挑戦しました。
ーー実行委員…！文化祭は企画もたくさんあって忙しいイメージがありますが、実際はどうでしたか？
すごく忙しかったです。日程をうまく調節しながら乗り越えていましたが、夜遅くまで会議をしていたこともあって大変な時もありました。ですが、とても楽しかったし一生の思い出を作れたと思うので、本当に挑戦してよかったです！
ーーやっぱり文化祭があんなに楽しかったのは、実行委員の方が影で頑張ってくれていたからなんですね…。文化祭の実行委員を通して得られたものは大きそうですね！
やっぱり文化祭で人と触れ合った経験は、自分のコミュニケーション能力を高めてくれたと思います。
S高に転校してから人と接する機会が少なくなってしまったんです。前に通っていた学校では生徒会にも所属していたので、人前に立つことには慣れていたはずでした。でも少し間が空くだけで、ここまで喋れなくなるんだなと思って。でもこの実行委員を通して、その自信を取り戻せたかなと感じています。
ーーすごい！文化祭で感じた人と関わる楽しさは、S高卒業後もどこかで生かせそうですね
私はあまり社交的ではないんですが、いろんな場所に行ったりいろんな人と出会ったりすることは好きなので、今後もそういったことができる大人でいたいなと思います。
ネットコースだからこそ前向きに！
ーー自分の中で大切にしている考えはありますか？
何事も前向きに捉える、ということを意識しています。人ってマイナスに考えてしまうと、どんどんネガティブな方向に行ってしまうので、できるだけ良いところを見つけるようにしています。
やっぱり自分自身がネットコースに通っているから、普段は同世代と関わる機会があまり多くはないんです。意見や悩みを共有することも少ないから、そこは辛いと感じることもあります。でもそういう時でもポジティブにいたいなって思ってます。
ーー素敵…！S高に入ってから何か変化はありましたか？
前に通っていた学校も良いところはもちろんあったのですが、やっぱり多様な人がいるS高に入ってからは見る視点が変わりました。幅広い分野で活躍されている方も多いので、すごく刺激をもらっていますし、自分の考えや行動にも大きく影響があるから、この学校に入ってよかったなと思っています。
＊
sayuさんの話し方はすごく落ち着いていて、10代とは思えないくらい大人びていてびっくりしました…。現在は受験生ということで、お忙しい中なのにインタビューさせていただくことができて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今後もいろんな場所で活躍していくんだろうな、と思いました！
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