活躍生徒vol.032:イラスト販売で、累計約16万円の収益を得たもくれんさん

生徒数がついに3万人を超えたN高グループ。多様な生徒が様々な分野で活躍しています。そんな中、キラリと光る実績を生み出した生徒もたくさんいます。実績を生み出した生徒は、どんな活動をして、どうやって実績を生み出したのか……気になりますよね! そこでN高グループ新聞では「活躍生徒」と題してインタビュー企画を始めることにしました。第32弾となる今回は、学園のワークショップを通してイラスト販売を行い、累計約16万円の利益を得た、「もくれん」さんへのインタビューをお届けします。
「ココナラ」でプラチナランクのイラストレーターとして活動
Q.所属校とコース、学年、名前を教えてください
N高等学校、通学コース、3年のもくれんです。
Q.どんな活動をしていますか?
ココナラというサイトでイラストのご依頼を受け付けています。また、XやpixivでVTuberやゲームのファンアートを描いたりもしています。

Q.その活動を始めたきっかけを教えてください
中学2年生の頃から本格的にイラストを仕事にしたいなと思い始め、イラストを描く時間を多く取るためにN高に入学しました。キャンパスの朝礼内の「学園からのお知らせ」を確認する時間に「『ココナラ』でイラストの有償依頼に挑戦しよう!」というワークショップを見つけたことがきっかけでした。
Q.その活動であげた実績や成果を教えてください
今年の1月から「ココナラ」でイラスト販売を開始して、半年間で約16万円ほどの売り上げを達成しました。
活動を始める前は自分の好きな絵だけを描いていましたが、販売を始めてからは、依頼者の方が考えているイラスト像をしっかり形にできるように、丁寧なコミュニケーションを心がけたり、元々自分が持っている絵柄のくせなどを状況に合わせて抑えたりということをするようになりました。

Q.成果を上げることができた理由は何だと思いますか?
理由は3つほどあります。
1つ目は、「イラストレーターになりたい」という気持ちは昔からあったので、趣味でイラストを描いていた時から、自分がこれから販売する商品のサンプルになるようなイラストを描くことに気をつけていたことです。例えば、VTuberのグッズのようなイラストやゲームのカードのようなイラストなどを描いてきたことで、自然に商品サンプルが出来上がっていたという感じです。
2つ目は、ワークショップで先生に教えていただいたことを忠実に守ってきたからです。まず始めに教えていただいたことが、値段設定についてでした。ココナラでは最低2000円からイラストの依頼受付ができます。SNSのアイコンなどに使用するイラストは安くても基本的に5000円程度なので、2000円から受け付けるというのはだいぶ安いんですよね。でも先生からは「どれだけ技術があっても最初は必ず2000円で依頼を受け付けて、最初の一件を取ることが大事」というふうに教わっていたので、私もその通りに値段設定を行いました。そうしたら徐々に依頼が増えてきたので、それに合わせて少しずつ値段を上げていきました。

3つ目は、依頼者にやりすぎなくらい丁寧に対応するようにしてきたことだと思います。本当に少しの言葉遣いでも大きく印象が変わったりするので、AIなどにも頼りながら、なるべく完璧な言葉遣いと迅速な返信を心がけていました。また、依頼者からの要望をそのまま描くのではなく、「こういった構図などはどうですか?」というような提案も行って、求められる以上の対応が出来るように意識していました。
クライアントの要望に答えるイラストの描き方
Q.もくれんさんが、イラストを描く上で意識していることはありますか?
イラストを描く前に、どういうイラストを描きたいかイメージしておくことですかね。他の方のイラストや写真などの資料を探して、影や光の色、全体的な雰囲気などをなるべく詳細まで考えてから描き始めることを意識しています。

例えば上のイラストでは、空の紫色を少し暗くした色をキャラクターの全体に塗ってから髪や肌などの細かい色付けをしています。これが雰囲気作りの第一歩かなと。
あとは、私は淡い色味のイラストが好きなので、極力影を付けないようにしたり、本来なら影になっているところに少し明るい色を入れるなどして、色の「軽さ」を意識しています。
私は好きなゲームのイラストのメイキング動画などで色の使い方を学んだので、一番のポイントはやっぱり様々な資料を探してみることかなと思います。
Q.活動にN高グループのコミュニティなどは役に立ちましたか?
役立ちましたね。まずココナラを始めたきっかけが生徒主催のワークショップで、Slackのチャンネルでそれを知ったので。
また、美術部のチャンネルにてイラストを投稿した際に様々なスタンプを押してくださったり、宣伝したtimes※に入室してくださる方がいることがとてもモチベーションにつながっています。私のイラストを見てくれた同じ美術部所属の方から依頼をいただいたこともありました。

「にじさんじ」所属VTuber「四季凪アキラ」さんのファンアート)
Q.活動の中で大変だったことはありますか?
お仕事の部分で言うと、優しい方々が多くて特にトラブルなどは無かったです。ただ、最初のうちは取引上でのビジネス敬語などに中々慣れることが出来ず、ビクビクしながらお返事していました。
また、依頼していただいた要望に対して「私の実力でこれを描けるのかな……?」と思った時もありました。
Q.それをどう乗り越えましたか?
ビジネス敬語をインターネットで検索したり、自分の文章をAIに添削してもらったりしました。また、多くの反応をいただいた私のイラストを見てメールをくださった企業の方の文章を見よう見まねで参考にして使っています。
イラスト制作では、やっぱりひたすら参考画像や資料を探すことが解決策になると思います。コツは、常日頃から人のイラストや写真を見るということだと思いますね。それを何年も続けていくと、新しいイラストを描く時に「あの人が私の描きたいものに近いものを描いてたな」という感じで思い出すことができるので。0から新しいものを生み出すのは中々難しいので、常にその1を形成しておくというのが大事だと思います。
「気づいたら夢が叶っていた」〜「歌ってみた」動画のサムネイルやMVのイラスト制作も実現
Q.活動の中で嬉しかったことはありますか?
一番は依頼者に喜んでもらえた時ですね。やり取りの中で「ちょっと微妙なこと言っちゃったかも」と思うこともあるんですけど、「理想通りのイラストでした!」というコメントをもらえたり、「迅速な返信ありがとうございます!」と、私が心がけているやりすぎなくらいの丁寧な対応に気づいてもらえた時が特に嬉しいです。
あとは、VTuberさんや歌い手さんのイラストを描いた時にファンの方から自分が描いたイラストを褒めていただけたこともありました。中学生の頃から歌い手の方が大好きで、アイコンや「歌ってみた」のサムネイルを描く人になりたいなと思っていたのですが、気づいたら叶っていたというのも嬉しいです。
Q.「歌ってみた」のイラスト制作の中で、原曲のサムネイルに合わせるなど、意識していることはありますか?
「歌ってみた」の依頼で原曲に合わせて欲しいと言われることって意外に無いんですよね。もちろん原曲に合わせて制作する時もあるんですけど、その場合は元のサムネイル通りに背景を描いて、あとは全体的な色味をその歌い手の方のイメージカラーに合わせるくらいなので、そこまで強く意識していることは無いです。周りの方からは、そのイラストに対して「すごく色々考えているんだね!」と言ってもらえることもありますが、私自身はそこまで意識してないです。
完全オリジナルのMVイラストとなると、まず依頼者からの要望を聞いて、そこからその曲を聴いたり参考資料を探すなどして描くという感じですね。

上の、初めて制作したMVイラストでは「キラキラした部分と冬の冷たい部分を表現していただきたいです。」と依頼をいただいたので、その要望と、好きなゲームのイラストなどを参考資料にしながら、この方に合うようなイラストになるよう制作しました。
Q.「そこまで意識していない」とのことでしたが、そのレベルにまで達することができた理由はありますか?
もちろん絵が上手い人の中には自分で考え抜いて制作している人もいると思うんですけど、私は6年くらい絵を描いているので、参考となる資料を見つけてきて、全体的な雰囲気を考えてから描き始める、という一連の流れが当たり前になっているのが理由かなと思います。また、私は元々空がすごく好きなので、外に出るたびに写真を撮るんですよ。特に朝焼けが好きなので徹夜してしまった時なんかに「あ、綺麗だな」と思ったら外に出て撮ってみたりしています。これはイラストとは特に関係ないただの趣味だと思っていましたが、私のイラストを見返してみると空を描いているものが結構多いんですよ。だから自分でも気づかないうちにモチーフとして取り入れていた、というような経験もありますね。
Q.活動を通じて得られたスキルはありますか?
まずはコミュニケーション力ですね。最初の時はすごく緊張していましたが、対応の仕方や敬語の使い方などは何件かやり取りを行っていくうちに慣れていったので、だんだん緊張せずにメッセージを送れるようになったことが新たに身についた力だと思います。
あとは、スケジュール管理能力も身につきました。毎日何かをコツコツやるというのが苦手だったのですが、今まで入れてるだけだったカレンダーアプリをめちゃくちゃ活用しました。「この日にラフを描いて、この日に線画を描いて、この日に納品する」というふうに細かく締切を設定して、それらを忠実に守るようにしてきたという感じです。
Q.今後の展望を教えてください
これからは専門学校に入学して、最終的には企業から直接案件をいただけるフリーランスのイラストレーターになりたいなと思っています。また、今までファンアートを描いてきたVTuberの方から依頼をいただけたらすごく嬉しいなという気持ちです。他には、入りたいと思っているゲーム会社もあるので、そこにイラスト担当として就職することも目標としています。

この最新作品は、推しのVTuberグループの3周年をお祝いしたイラストです。パーティ感を出すために暖色の光を取り入れたり、紙テープやキラキラを舞わせたりしました。背面は最初は一面壁の予定だったのですが、暖色の雰囲気を目立たせるために夜空の深い青を入れることでメリハリをつけたり、高級感を出すために大きな窓を取り入れたりしました。
おわりに
今回は、活躍生徒企画第32弾として、もくれんさんのインタビューをお届けしました!
「中学生の時から夢見ていたことが気づいたら叶っていた」というお話にすごく感動しました。一度描いた夢をずっとずっと描き続けて、一歩一歩着実に努力を進めてきた方なんだなと感じました!
もくれんさんの今後の活躍に注目です!
N高グループ美術部では、イラストやアニメーション、3DCGなど幅広い作品を通して、部員同士で交流を楽しんでいます。slackに自分の作品を投稿したり、素敵な作品を見てスタンプを押したり、自分に合ったスタイルで活動できますよ。
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