活躍生徒 vol38:IT支援を行う未踏ジュニアでプログラミングが採択されたつきみさん

取材・文=雛谷さなん(S高4期・通学コース)
写真=つきみさん
生徒数がついに3万人越えを記録したN高グループ。多様な生徒が様々な分野で活躍しています。そんな中、きらりと光る実績を生み出した生徒もたくさんいます。実績を生み出した生徒は、どんな活動をして、どうやって実績を生み出したのか……気になりますよね! そこで第38弾となるN高グループ新聞では「活躍生徒」と題してインタビュー企画を始めることにしました!
今回はそんな生徒の中から、17才以下のIT支援を行っている未踏ジュニアで採択された実績をもつ「つきみさん」にお話をお伺いしました!
※この記事の内容は、2025年10月時点の内容です。

未踏ジュニアってなに?
ーー所属高校と学年、コースを教えてください。
S高等学校3年、ネットコースに所属しています。つきみといいます。
ーーどんな活動をしていますか?
プログラミングを行っています。SNS風AIジャーナルアプリケーション『Cian』の開発を行っており、今年度の未踏ジュニアに採択されました。
ーー未踏ジュニアとは一体どのようなものでしょうか。
未踏ジュニアとは、一般社団法人未踏が行っている小中高生を対象にした人材育成プロジェクトのようなものです。※1
採択されたら一つのプロジェクトあたり50万円までの開発資金がもらえます。私はその資金を使ってプログラミングをしています。
後援に文部科学省や経済産業省、スポンサーにはGMOインターネットグループ※2、近畿大学がついてます。プログラミングの人材支援ですね。
2025年度の応募者数143件のうち採択されたものが15件なので、選ばれる確率としておおよそ10%となります。
ですが、採択される基準は支援者にとって「一番採択したい!」と思わされたプロジェクトです。
アイデアだけではなく、ポテンシャルによって採択されることもありますので、自分が本当に作りたいものがあるならおすすめの人材育成プロジェクトです!
※1 未踏ジュニアの公式ホームページはこちら
※2 インターネットに関する数々の事業を手がける日本の大手総合インターネット企業。GMOインターネットグループの公式ホームページはこちら。
ーーなるほど! では、どのようなきっかけで活動を始めましたか?
小学五年生のときにプログラミングスクールに通い始めたことがきっかけです。
最初はスクラッチ※で学んで、六年生になったころにはUnityというゲーム開発ソフトウェアを使ってゲーム作りを行ってました。
でも自分はゲーム作りがしたいわけではないと気づいて、中学に進学したあたりからウェブの分野を中心に学んでいきました。高校生になってからは個人開発をしたサービスの提供をしたり……。
たくさんの積み重ねで今がある感じです。ちりも積もれば、というやつですね。
※パズルゲームのようにプログラムを作成できるビジュアルプログラミング言語です。パソコンに不慣れな小学生でも直感的に作ることができるため、プログラミング入門として名を馳せています。スクラッチの公式サイトはこちら。

助かったこと、難しかったこと
ーー活動していく中でN高グループのコミニュティなどは役立ちましたか?
採択にあたって何か特別なサポートがあったわけではないですが、生徒数の多さによる恩恵はありました。
未踏ジュニアに申請する際、書類を書かなければいけなかったのですが、過去に未踏ジュニアに採択された方がこの学園に在籍していて、お話を伺ったり、書類を作成する際にアドバイスをいただいたりしました。
そういった方と話すことで刺激を受けましたし、疑問点などを議論する機会もあって、自分自身の成長につながりました。
この学園は生徒数が多く、在校生だけではなく卒業生もたくさんいます。年齢問わずつながりが広いので、自身の境遇と同じような人と出会いやすいというものがあると思います。
そういう意味ではコミュニティは役立ちました。
ーー活動の中で大変だったこと、もしくは今大変だと思っていることはありますか?
勉強との両立、だと思います。
未踏ジュニアは11月上旬に成果報告会があるので、それまでにプログラミングを作り終えなければいけないんです。
だから、未踏ジュニアのプログラミングに集中しすぎて、その他の勉強がうまく進められないときがありました。
私は大学進学を志望しているので予備校にも通っているのですが、時間配分が難しいと感じます。
「プログラミングに集中したい。進みがいいからまだ続けよう」とやりすぎてしまうと、どうしても勉強の方が疎かになってしまって、配分がどんどん崩れてしまいます。
ーー受験と板挟みなんですね……。今後の展望について教えてください。
まずは未踏ジュニアを終了させることです。
『Cian』のプログラミングを書ききって、最終の成果報告会で発表するということが、第一の関門になるんじゃないかと思います。
その次はやはり、大学に合格することが第二の関門になると思います。
私はプログラミングでメンタルヘルスに関したサービスを制作しています。メンタルヘルスを自分の中で具体的なものにするために大学で心理学を学び、よりサービスを向上させていく。それを世界中に届けることが、最終的なゴールになると思います。
ーーゴールまでの道のりが明確でとてもすごいです。なにか宣伝したいことはありますか?
そうですね。私はメンタルヘルスに興味があり、プログラミングが得意なので、もしご興味ある企業があればぜひ連絡をください(笑)。
あと、宣伝とは趣旨が変わってしまうのですが、CyberAgent 社が開催している CA Tech Lounge※にも入会いたしました。
未踏ジュニアがプロジェクト単位の育成プログラムなら、CA Tech Loungeはエンジニアとしてのスキルアップを目指す学習コミュニティースペースです。渋谷にあるCyberAgent 社内で学習することができ、意欲の高い仲間がたくさんいるので新たに独自のコミュティを持つことができます。
※ CA Tech Loungeの公式ホームページはこちら

終わりに
活躍生徒としてつきみさんのインタビューをお届けしました。
未踏ジュニアに採択され、それでもなお今もさらに上を見上げているつきみさんにはとても憧れます!
きっとこれからも努力を重ね、ゴールに向けて突き進むのでしょう。
つきみさんの活動に、今後も注目必須です!


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