N高を全日制だと思って入学した私の話

「え???」
タイトルを読んだあなたはきっと、そんな風に思ったのではないだろうか。そう、この記事は他でもない、N高を全日制だと思って入学した私 の高校生活の話である。
もしかしたら世間のイメージするN高生とは少し違うかもしれない、いやそうでもないかもしれないひとりのN高生の今までを、覗き見できちゃう素敵な記事だ。
遅ればせながら、私の自己紹介は下の相関図をご覧いただきたい。

はじまりはじまり
まず、きちんと第一ボタンまで締めていた 中学時代 に遡ろう。ふつうに、楽しい中学校生活だった。特に優等生というわけでも問題児というわけでもなく、だるいだるいと言いながらも毎日授業を受け、部活をし、友だちとわいわいやっていた。自分でいうのも何だが、ピアノや運動や書道や絵など得意なものがたくさんあり、学校内で自分が輝ける場所をちゃんと見つけていた。
だからなのか、目立つ機会はやや多めだったにせよ、他の生徒となんら変わりなく見えたであろう私がN高に行くと知った先生や友だちは、みな 極端に驚いた 。
私がN高を選んだ理由 !
楽しい日々の中でも、私には腑に落ちないことが多々あった。誰もが一度は不満に思ったことがあるであろう理不尽な校則や無意味な連帯責任、マニュアル通りにしか動かない先生、えこひいき。別にそれらは仕方のないことで、そういうものだと思い込めば済む話かもしれない。実際私もそうやって学校生活を送ってきた。しかし、学校では みんなが同じであることが尊重され、新しい視点や発想はあまり歓迎されない 。その他大勢の中に紛れているよりみんなと違うことをする方が好きな私にとって、それだけはどうしても飲み込めなかった。
だから高校は絶対に自由なところに行こうと決めていた。不満に思っていた概念たちを取っ払ってくれる高校があるなら万々歳だ。そして小・中学校では許されなかった「自由」「個性」「生徒主体」を最重要要素として進学先を探した。
その結果、最終的に 1番ときめいたのがN高 だった。
高校を選ぶとき、私も周りも「公立か私立か」でしか分けていなかった。だから「全日制か通信制か」という選択肢があることすら、N高に入学するまで知らなかった。私の中で学校とは、「月〜金まで教室に通うもの」でしかなかった。これが、タイトルの「N高を全日制だと思って入学した」につながってくる。
柏木うどん状態
中3の11月に入学試験を受け、年末には合格が決まっていたので、周りが受験モードで切羽詰まっている中お気楽に過ごしていた私は、当然と言うべきか周りに 不思議がられた 。
「もう私受験終わってるんだよね」と素直に言うと、「え! 推薦組??」「どういうこと?!!」と混乱を招いてしまうので、本当に仲の良い友だち以外には志望校をきかれても曖昧に答えていた。
ただ私は、それが原因で 肩身が狭くなるような人では決してない 。N高という自由な世界へ行ける未来が約束されていたからこそ、今の生活を逆手に取り、楽しんでやろうと企んだ。やれ顔まわりの触覚を切れだの靴下が短いだの、先生に追いかけ回されていたのも今となっては笑えるエピソードだ。
勝敗重視の体育祭も卒業式の練習も、N高に入学したらきっとそういう機会がなくなる分、後悔しないように楽しんだ。そのときの私は、まさにブラッシュアップライフでいう 柏木うどん状態 (※)だったと思う。
そんなこんなで、私は9年間の義務教育を無事に完走した。めでたしめでたし!
入学直前に一体何が・・・?!
さて春休みに入ってからも、早く高校生になりたいな♩とるんるん気分でSpringなVacationをEnjoyしていた私だが、ほんの少しだけ 心を揺るがす出来事 があった。
入学もいよいよ迫ってきたある日、N高の公式YouTubeで卒業生インタビューというものを見つけ、何気なく再生してみた。
すると、学校に行けなかった時期があったり、中学の頃に不登校を経験したという人が多くいるように見受けられた。そこで私は「ん……?」となった。それ以外に補足できることはない。ただ、「ん……?」となったのだ。その「ん……?」に内包された疑問をあえて言語化するなら、「N高って不登校の人とか何か事情のある人が行く学校なの?」といったところだろうか。
オブラートに包むどころかド直球すぎる書き方をしてしまった。嫌な気持ちになってしまった人がいたらごめんなさい。ただ本当に悪気は一切なく、単なる疑問だった。そして、気のせいかなと思うくらいに一瞬、心に何か引っかかるのを感じた。
そんな、一縷の不安を抱えながらも迎えた 通学コースの歓迎会 (※)。
この日の記憶は曖昧なので細かくは描写しないが、ひとつ印象深く残っていることがある。それは、新入生へ向けられたメッセージ動画から聞こえた在校生の言葉。
“ 自分は中学校までは友だちがひとりもいなかったけど、N高に入ってから気の合う友だちがたくさん出来ました! みなさんも絶対大丈夫!”
そんな内容だった。
この言葉に救われた新入生も多くいるだろう。私もその言葉を聞いて安心した部分は大いにある。けれど同時に、入学前に覚えた違和感が少しずつ存在感を放ち始めているのを感じた。のちに、この違和感が学校生活に 大きく影響 することになるなんて、この時の私は知るよしもない。
1年生 [ First JK🩷]
入学してから最初の1年間は、とにかく楽しかった 。新入生準備期間中は中学の卒アルを眺めて切なくなったりLonelinessを感じる夜もあったが、行動をともにする友だちもすぐに出来、違和感のことなどすっかり忘れていた。
全員週5コースの仲良し4人組で毎日同じ机に座り、放課後までずっと一緒。理不尽に怒鳴る先生もいないし、席が自由の授業もあるなんて夢みた〜い♡と、思い描いていた自由な学校生活に大歓喜だった。メンターさんともTAさんとも仲が良く、まさに毎日がEveryday!!
祝日が憎くなるくらい、キャンパスでの生活が大好きになっていた。
さて、その頃よくお世話になっていたメンターの 百田さん に、当時の私についていくつかインタビューをさせていただいた。
はたから見た私の印象をぜひご覧いただきたい。
百田さんにインタビュー !
さ わ1年生の頃の私の印象を教えてください!



学びも青春もN高を楽しんでくれているイメージ。授業も授業外の活動も熱心に取り組んでいる一方で、友達作りやメンターTAさんと関わる青春もしたい!ってのが伝わってました!
あとは、いろんな葛藤や壁も友達と乗り越えているイメージであります!



私のことで覚えているエピソードや印象的な場面があれば教えてください!



僕がキャンパスを異動する時に、手紙を二度くれたことです。笑
最初の内容が気に食わずだったので〜と言っていて、どんだけ人にアツいねんとなりました!笑
あとは、持ち味のデザイン・イラストスキルを駆使して、バチバチギャル目なキーホルダーをくれたことです!今でも家に保管してます!ありがとう!笑



当時の私の雰囲気や、こんな生徒だったなと思うことがあればお聞きしたいです!



今でも印象的な生徒だったと覚えています!
内容ちょっと被っちゃうかもだけど、4~5月はプロN(※1)に緊張しながらかつ百田のキャラクターに若干圧倒されていたのも覚えています。笑
徐々にコミュニティができてN高を全力で楽しんでいる様子が見てとれて、友だちに負けないようにいろんな活動を自主的に行ったり、β(※2)にチャレンジしたりとメキメキ成長していたことが印象的です。成長するには自分から行動するってことを体現してくれた生徒やなと今でも思います。
やっぱりとっても楽しそう^ ^
# 真相を知らされます
さて学校にもすっかり慣れ、1Q(※)が終わろうとしていたある日、私はついに 真相を知ることになる。そう、N高が通信制高校だということをだ。「入学前に下調べとかしなかったのか!」とツッコミたくなる人もいるだろう。もちろん公式HPは何度も見たし、実際に説明会やオープンキャンパス、さらには個別相談にも足を運んでいた。だからN高に 通信制もある というのは知っていた。
・・・
⁉️⁉️⁉️( Д ) ⊙ ⊙
あれ、おかしい。そもそも通信制の意味がよく分かっていなかったのだ。通信制とは “ オンライン上で学校に通う制度 ” のことだと思っていた。つまり、N高でいう通信制とはあくまでネットコースとオンライン通学コースのことを指すものであり、通学コースは通信制には当てはまらない と認識していた。当時の私に「通信制高校とは?」と問えば、「画面越しで学校に通うこと」と答えるだろう。
ではなぜ「N高=通信制」の真相を知ることになったのか。それは本当に ひょんなこと だった。
アルバイトに応募する際、全日制・通信制・定時制の中から自分が在籍しているものを選択する欄があり、最初は当たり前に全日制高校を選んだ。しかしよく見ると注釈に、
“ ※週5で通学していても通信制高校の場合は通信制高校を選択してください ”
と、ご丁寧に説明が書かれていたのだ。「え、もしかして、え?」と思い調べてみると、みなさんご存じの通り、所属コースが何であれN高等学校は「通信制高校」なのだった。私は、ガーン という音とともに頭に何かが落ちてきたかと思った。罰ゲームなどで、上からたらいが落ちてくるあの場面を想像していただきたい。もちろん実際には何も落ちてきていないし、音も鳴っていないのでこれは比喩だ。つまり、私はショックだった。通信制に通っているという事実が、私の頭にたらいを落とした。通信制についてよく知らなかったが、完全な偏見で言うと私の中ではそれこそ「何か事情のある人が通う学校」だった。「おおーまじかーそっかー」と、なんとなく抱えていたあの違和感の正体が、少し分かったような気がした。
繰り返しになるが、全日制か通信制かなんて選択肢は私の頭になかった。私が把握している限りでは、通信制高校に進学した同級生はいない。母校からN高に入学した生徒も私が初だったらしく、どうりで担任の先生も戸惑ったわけだ。
学校を選ぶ基準は人それぞれだが、私は「自由」「個性」「生徒主体」を重視し、最終的にN高に辿り着いた。「通信制高校を選んだ」のではなく、「選んだ高校がたまたま通信制だった」それだけ。
自分自身でもショックを受けたり、周りから驚かれたりしたのはきっと、通信制高校に対する偏見が全ての原因だ。
2年生 [ Second JK🩶]
2年生も楽しかった。だが、楽しいだけだった1年生の頃とは違い、さまざまな壁に直面する機会が多々あったのも事実だ。その中でも、私の中で特に印象深く残っている「大号泣面談」についてここでは記そう。
2年生になってから、毎日一緒にいた仲良し4人組が 揃わない日 が多くなった。
実は1年生の4Qあたりからその片鱗はあり、百田さんがいつか私が1人になってしまうのではないかと心配してくれていたのだがそれが見事に的中した。
4人のうち2人が週3コースに変更したことも理由の一つだが、私以外の3人が、学校をよくお休みするようになってしまったのだ。3人は中学生の頃、教室に通えなくなってしまったことがあるなど、それぞれ事情を抱えていた。「友だちが毎日登校してこない」という状況は、自分の人生で初めてだった。そのイレギュラーな事態に、自分でも気づかないうちに気分が落ち、小さなストレスが溜まっていったのだと思う。3人のうち誰も登校してこない日もあり、今日も誰も来なかったらどうしようと、毎朝心臓が張り裂けるような謎の緊張感と闘っていた。もちろんキャンパス内で他にも仲の良い子はいるが、今まで毎日一緒にいたということもあり、4人が揃わないのはやっぱり寂しかった。
どうしても理解してあげることができなかった。学校に来れないというのがどういう状態なのか、経験のない私には分からない。でも3人にはその経験があった。私だけ場違いなんじゃないかという疎外感と、どうしてこんなことになってしまっているのか全く分からない状況が続き、正直しんどかった。最初の方は朝キャンパスに来ていない友だちに連絡を入れていたが、来ない理由を聞いても共感してあげられず、自分自身の心もだんだんすり減っていって、いつの間にか連絡もできなくなっていた。
そんな状況を察してか、メンターさんたちはいつも声をかけてくれた。
メインメンターさんとの面談で、私は正直に 友だちのこと 、漠然と抱いていた 場違い感 についてを初めて話した。人前で泣くことなんて滅多にないが、そのときは喋るのが困難になるほど涙が勝手に溢れてきたのを覚えている。
その時実際に面談をしたメインメンター(当時)の 大串さん に、いくつかインタビューさせていただいた。
大串さんにインタビュー !!



大号泣面談した時どんな気持ちで話を聞いてくれていましたか?



あの時期にお友達が立て続けに休んでて、さわのすけが1人で何かのZoomをしていたんだよね。
「(友達はみんな不登校経験で)自分だけみんなと違う」ってことと「このままの高校生活でいいんだろうか」ということに悩んでたと記憶してます。
その疎外感と焦りを聞いた時の心境「さわという人が、ちゃんと自分の気持ちを言葉にしてくれて嬉しかった」
→ これまでの面談では、「寝たら忘れました」とか「特に質問はないです」ってことが多くてどちらかというとあっさりと面談も終わる手のかからない生徒すぎて気になってた。
その日は明らかにしょんぼりしてそうだったのでその気持ちを伝えてくれて嬉しかったです。



あの面談は私にとって大きな出来事だったのですが、大串さんにとってはどんな時間でしたか?



すごく印象深い。1年生の頃と比べて徐々にいろんな挑戦をしていく姿は、一見すると「自分で頑張れる人」とか「頼りになる先輩」と評価されるかもしれないけど、「さわさんにも当然悩みも葛藤もあるよねー、そりゃそうだよな。」って納得のいく時間だった。不満とか弱音をあんまり外に出さないと自分でも言ってたから、抱えてたものを少し軽くするお手伝いをしたいなと思った。



そんな私の姿を見て、大串さんはどんなところが「私らしさ」や「強さ」だと思いますか?



上の話と真逆だけど、何か悩みや困りごとがあっても「なんとかできる・なんとかなる」って思えるところがいい。実際に工夫や試行錯誤をしてなんとかしようとする、投げ出さない、という強さがあるよね。
そして、あんまり他人に仕事を振れず、我慢して自分がみんなの分も頑張ったらいいんだでやり切ろうとしちゃうところもさわのすけのらしさだと思いました。
この面談をしたことで周りの状況が劇的に変化したかというと、そうではない。ただ私自身は、入学前から抱いてた違和感も漠然とあった場違い感も、今まで自分の中にしかなかったものが初めて外に出たことで、以前よりずいぶんと 心が軽くなった 。
一度マイナスな感情を出したことで脳がそれを覚えたのか、似たような状況がくるとまた気分が落ちてしまうこともあったが、明らかに暗い顔をしている時はメンターさんやTAさんが話しかけてくれたり、かわいい置き物をちょこんと机に乗せてくれたりして、その後も今までと変わらず学校生活を送ることができた。


3年生 [ Last JK🩵]
気づけばもう3年生。早速だが、入学当初から見守ってくれている現在のメインメンター 雛子さん に、今の私についてインタビューをさせていただいたのでまずはご覧いただきたい。
雛子さんにインタビュー !!!



入学当初と比べて、私が一番変わったな、成長したなと感じるのはどんなところですか?



人に相談できるようになったことと、自分の意見を言えるようになったというのが大きな成長だと思います!前までは「どうしたい?」とか「どうしたの?」と聞くと「え、わかんない><」ということが多かったですが、最近は「〇〇なんですが、どうしたらいいですか?」や「〇〇します!」という返答が増えたことに成長を感じています😉



逆に、変わらずに私らしいなと感じる部分はありますか?



自分の「好き」を全力で表現し続けているところがさわちゃんらしいなと思っています!(いつまでもそのままでいてね)
入学してすぐの時期に名札にフレークを入れてキラキラさせたり、パソコンのシールが個性全開になったのを覚えています!(最初、2年生だと思いました笑)
その部分が今も変わらずに残っていることがとても嬉しいです。



雛子さんから見て、私は「N高が好き」に見えますか?



私からみて、さわちゃんは「N高とっっっっっても好き」に見えてます!
さわちゃんが「やってみたい」と感じることに挑戦できる環境が整っているのかな?と思っています!
その環境を用意できることがとても嬉しいです。
実際、2年生の時と状況はあまり変わらない。今でもあの時と同じ緊張感はあるし、やり場のないこの気持ちとうまく付き合っていくしかないと思っている。けれど雛子さんも言ってくださっている通り「N高が好き」「N高に入って良かった」と思う瞬間は、この3年間で確実に積み重ねられてきた。それを1番感じるのは、人との繋がりだ。
磁石祭実行委員会やメディア広報委員会として活動をおこなっていると、自然と全国各地に友だちができる。そこで出会った人たちがいたから今の私があると言っても過言ではないし、実行委員になっていなかったら出会うことはなかったんだと思うと 恐怖 すら感じる。キャンパス外の世界を知らずにキャンパス内で過ごしているだけだったら、今頃どうなってしまっていたか分からない。
ちゃんと知る前に自分の固定概念だけで評価してしまうから、通信制に対してネガティブなイメージを持つ人がいるのだ。中に入って本質を見抜かないと、説得力のある言葉は出てこない。実際私もそれをしなかったら、今ある 素敵な思い出たちとは無縁の人生 だったかもしれない。
1番伝えたいこと !
N高にきてからずっと、良くも悪くも「クラスで少数派だった人たち」に囲まれて生活しているような感じがする。でもだからこそこんなにみんな個性があって、高いポテンシャルを秘めていている人が多いのだと私は思う。
N高に入学しただけで、知らない感情をたっっくさん経験した。プラスすぎる感情 も マイナスすぎる感情 も、N高に来なければ良かった と思う瞬間も N高に来て本当に良かった と思う瞬間も何度もあった。
N/S/R高生の中で、N/S/R高に誇りを持っている生徒はどのくらいいるのだろうか。私は正直あいまいだ。「N高に入学して良かったと思う=N高に対する誇り」なのであれば、たしかに私は誇りを持てたということになる。でもそれは少し違う気がする。どちらかというと「N高に在籍している(いた)ことを自信を持って他人に言えること」がN高に対する真の誇りにつながるのではないだろうか。
だから正確に言うと、私の場合「N/S/R高の関係者には誇りを持っていると言えるけど、それ以外の人には言えない」状態だ。私は未だにどこの高校に通っているのかきかれた際、にごして答えてしまう。明らかに通信制への理解が乏しそうな人に向かって「N高に誇りを持っています!」と胸を張れるほど割り切れていない。
でも絶対に、卒業するまでには完全な誇りを持ちたい。もしN高を笑うような人がいたら、いつかドヤ顔で「私N高生です!!」と言ってやりたい。
通信制に対して何の興味も関心もプラスなイメージもなかった私が、3年間でここまで変わったことに自分でも驚く。
私は、N/S/R高が「全日制に通えない人が行く高校」という世間のイメージを覆したい。N/S/R高に通う生徒のほとんどには、「全日制に通えない事情がある」「特別に専念したいことがある」というイメージがあるが、それらに当てはまらない プレーンな生徒 ももっといて良いと思う。全日制に行こうと思っていたけれど校風に惹かれてN高にきた 、という人たちが増えてほしい。
もちろん、全日制の学校に通うのが難しいという生徒に門戸を開くことも大事だ。ただどうしても「変われた」という反動の大きい生徒の方がインパクトがあるから、広報コンテンツなどではそこにフォーカスが当たりがちになってしまい「全日制に通えない人が行く高校」という認識が広がっているように思う。
おわりに
こんなに自分のことを不特定多数の人々にさらけ出すなんて正直全然ノリ気ではなかったが、全校生徒に入学してよかったと思ってもらえるようになってほしいし、もし私と似た境遇や気持ちの人がいたら、自分だけじゃないんだよってことを伝えたかった。だからこの記事を書いた。
現在進行形で茨の道を突き進んでいる人も荒波にもまれている人も、どうか 挫けないでほしい 。いろいろな経験を経て私は強くなったと思うし、今とても楽しくN高生活を送っているから。
N高にいると自分が現役JKだということをつい忘れてしまう。私だって 立派なJK なのだ。卒業まで残り数ヶ月、未来の自分に キラキラした思い出 を少しでも多く残せるように過ごしたい。



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