活躍生徒vol.037:「身につけた人を笑顔に」オリジナルアクセサリーブランド「reposer」を立ち上げた、木下まおさん

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取材・文=機械音痴のいふぁ(S高3期・通学コース)
写真提供=木下さん


生徒数がついに3万人を超えたN高グループ。多様な生徒が様々な分野で活躍しています。そんな中、キラリと光る実績を生み出した生徒もたくさんいます。実績を生み出した生徒は、どんな活動をして、どうやって実績を生み出したのか……気になりますよね! 
そこでN高グループ新聞では「活躍生徒」と題してインタビュー企画を始めることにしました。第37弾となる今回は、高校生ながらアクセサリーブランド「reposer」を立ち上げた木下まおさんへのインタビューをお届けします。

目次

木下さんの取り組み 〜オリジナルアクセサリーブランド「reposer」の立ち上げ〜


Q.所属校とコース、学年、お名前を教えてください。


N高2年生、ネットコースの木下まおです。


Q.取り組まれている活動について詳しく教えてください。

2022年の2月にアクセサリーブランド「reposer(ルポゼ)」を立ち上げ、オリジナルアクセサリーの制作と販売を行っています。

「reposer」のアクセサリー。どれも色使いが魅力的。

ブランド名の「reposer」はフランス語で休息という意味です。
reposerのアクセサリーを身につけることで「自分を大切にする時間」「自分らしさを見つめるきっかけ」になってほしいという思いを込めています。

Q.「reposer」では、金属アレルギーの方にも配慮していると耳にしたのですが……。

可愛いと思うものを心地よく身につけられることが大事だと思っています。
どんなにお気に入りでも、痛かったり痒かったりしたら、気持ちが落ち着かないですよね。
せっかくおしゃれを楽しんでいても、どこかで我慢しているような感じになってしまうというか。
だから「reposer」では、着け心地のよさデザインのどちらも妥協せずに大切にしています。
アレルギーがある方にもできるだけ安心して楽しんでもらえるよう、素材や金具の種類を工夫し、幅広く対応できるよう心がけています。

Q.アクセサリーを作り始めたきっかけを教えてください。

中学1年生の時に「趣味を探したい!」と思ったことが始まりです。
そこから、自分が楽しめるものづくりを始め、作ったものを誰かに喜んでもらえることが嬉しくて、ブランドを立ち上げることにつながりました。

Q.「趣味」といえばいろいろな選択肢がありますよね。様々なものの中からアクセサリー作りにたどり着いたきっかけは何ですか?

小学生の時にUVレジンに夢中になっていたことを思い出し、またやってみようかなと思ったのがきっかけです。

活動を通して 〜得られた実績やスキル〜

Q.ご自身の活動で上げた実績や成果について教えてください。

「reposer」を立ち上げてから現在で4年目になります。今までに800個以上のアクセサリーをお客様にお届けしてきました。
また、母が経営するセレクトショップ(北海道)の中で販売していた「reposer」ですが、今年の11月からは代官山(東京都)にお店を移すことが決まりました。

その他に、関連して「N/S起業部ビジネスプランコンテスト2024」で優勝したり、「日曜日の初耳学」(TBS系)というテレビ番組に出演させていただいたりもしました。

ビジネスプランコンテスト優勝時の様子。左から順に家入一真さん、木下さん、夏野剛さん。

Q.活動を通じて得られたスキルや成長できたなと感じることを教えてください。

アクセサリーの販売を始めたことで、作品を作るだけでなく、どのように販売していくか、どんな順序で取り組めば目標に近づけるかを考えるようになりました。そうするうちに、先を見据えて行動できる力が少しずつ身についてきたと感じています。

活動を通して 〜成長できた理由〜

Q.実績や成果を上げることができた理由は何だと思いますか?

アクセサリーを作るときも販売するときも、常に「楽しい!」という気持ちがベースにありました。全ての活動の土台がこの思いだったからこそ、ずっと続けてこられたのだと思います。

Q.活動にN高グループでのコミュニティは役に立ちましたか?

とても役に立ちました!
アクセサリーを作ることへの熱量はずっと変わっていないのですが、当初はビジネスとして運営するという意識はあまりありませんでした。
そんな中、起業部ではビジネスの基礎知識をしっかりと学ぶことができ、周りの部員もそれぞれがやりたいことに全力で取り組んでいて、その姿を見て自分ももっと頑張ろうと思えるようになりました。
知識の面でも、人とのつながりの面でも、本当に起業部に入ってよかったと感じています。

Q.起業部の活動について教えてください。

私が現在所属しているのは起業部BLP(Business leadership program)で、やりたい事業が決まっている人がやりたいことを自分で深めていくようなところです。毎月メンターさんとのミーティングがあったり、たまに外部の社長さんなどからお話を聞く機会があったりと、自分のやりたいことを最大限応援してもらえるような場所になっています。

「ヒト・モノ・カネ」という特長のもとで、いろんな人と出会えたり、支援してもらえたり、やりたいことを応援してもらえる環境が整っています。

Q.趣味として作るだけでなく、アレルギーなどに配慮した「ブランド(事業)」という形に起こせた秘訣は何ですか?

私は昔からアクセサリーが本当に大好きで、作ることはもちろん、自分で身につけることもずっと楽しんできました。
小さい頃からたくさんのアクセサリーを集めていて、「この形かわいいな」「こうしたらもっと素敵になるのに」と考えるのが日常でした。
自分がお客さんとしていろんなアクセサリーに触れてきたからこそ、「このイヤリングは痛い」「すぐ錆びる」「この金具は長持ちしない」など、小さな不満や悩みもたくさん感じてきました。
その経験があるからこそ、今は”お客さんの気持ちにいちばん近い作り手”として、着け心地や使いやすさに丁寧に向き合うことができていると思います。

活動を通して 〜困難や嬉しかったこと、今後の展望〜

Q.ご自身の活動の中で大変だったことはありますか? また、それを乗り越えた方法について教えてください。

運営していく中で「上手くいかないな」と感じることはたくさんありますが、特にデザインが思い浮かばなくなるスランプの時期は少し大変でした。
そんなときに大切にしているのは、思い切って一度離れてみることです。
ずっと作って考えてを繰り返していると、気づかないうちに心が疲れて、”好き”だったはずのことが”しんどい”に変わってしまう。
苦しくなったら無理せず一旦手を止めて、違うことをしながら気持ちを切り替えるようにしています。
少し距離を置くことで、また自然に”作りたい”という気持ちが戻ってくるんです。

Q.リフレッシュにはどんなことをしていますか?

私の場合、リフレッシュしたい時や新しいアイディアを見つけたい時は、よくお買い物に行きます。
今どんな色やデザインが流行っているのかを見たり、アクセサリーに限らずお洋服や小物など、いろいろなものを眺めながら「この色の組み合わせかわいい!」と新しい発見をすることもあります。
家の中にこもって考えていても、なかなか新しいものは浮かんでこないので、まずは外に出て、好きなものや心が動くものに触れるようにしています。

Q.スランプ以外に、活動の中で大変だったことはありますか?

未成年で起業をするのは、やはり年齢的な制限も多くて大変でした。
例えば、オンラインショップを立ち上げる時にクレジットカード決済が使えなかったり、出店できないイベントがあったり、思うように進められないこともありました。
でも、年齢を重ねるにつれて少しずつできることも増えてきていて、今はそれも一つの経験として前向きに捉えています。

Q.活動の中で嬉しかったことを教えてください!

お客様にアクセサリーを手に取っていただける度に、本当に嬉しい気持ちになります。
「これ可愛い!」「これが欲しい!」と言ってくださる瞬間や、実際に身につけて喜んでくださる姿を見るたびに、胸がいっぱいになります。
私の手元にあったときより、身につけていただいたときの方がより素敵に見えて、身につけてくださる方がいて初めてアクセサリーが完成するのだなと感じています。
スーパーやイベントなどで偶然お客様にお会いすることがあるのですが、その時に愛用してくださっているのを見ると、「作ってきてよかったな」と心から思える瞬間です!

Q.ご自身の活動の中で大切にしていること、意識していることを教えてください。

自分のやっていることを嫌にならないように、そして何より”楽しみながら続けること”を大切にしています。
事業のことを考えるときは、いつも「もし自分がreposerのお客さんだったらどう感じるだろう?」と考えるようにしています。
どんなブランドだったら「このブランド大好き!」と思えるか、どんな梱包やサービスだったら嬉しいか。
そんな風に、お客様の目線で想像しながら形にしていくことを大切にしています。

Q.今後の展望について教えてください。

お客様が私の作ったアクセサリーを身につけて喜んでくださることが、何より幸せです。作家としてこれ以上ない幸せを日々いただいています。
これからも自分の好きなものを大切にしながら、楽しみながら作品を作り続けて、たくさんの方に喜んでいただけたら嬉しいです。

おわりに

アクセサリーのデザインから制作、販売、マーケティングと全てを手がける木下さん。
拝見した「reposer」のブランドサイトやInstagramの写真は細部まで美しく、どれもシンプルでありながら印象的でした。

アクセサリーは人々の暮らしの中に溶け込むものであり、その素材や重さはデザインや価格と同じくとても重要です。
私自身、デザインに惹かれて買ったもののすぐに錆びてしまったアクセサリーや、重みが理由でたまにしか身につけることができないアクセサリーが手元にあり、残念に思うことがたくさんありました。

ユーザー目線で素材選びにも着け心地にもこだわるアクセサリーブランド「reposer」。
木下さんがどのような魅力的なアイテムを作り、ブランドを展開していくのか今後の活躍が楽しみです!

reposer Instagram
https://www.instagram.com/reposer20222/

reposer ECサイト
https://reposer20222-online.stores.jp/

起業部とは

「起業部」は、起業やビジネスに興味のある生徒なら誰でも参加できる部活です。ワークショップや起業家授業、チャレンジ企画などを通してミニ起業体験ができるコミュニティです。

<関連プログラム>
◾️N高グループアントレ
ビジネスや起業の基礎について知識0から学びオリジナルのビジネスプランを考えて発表する、講義型の入門プログラム
◾️起業部BLP
Business leadership programの略で、本気でビジネスに取り組む生徒のための上位プログラム

HP https://nnn.ed.jp/about/club/kigyobu/

公式Xでは日々の活動を発信しています!
https://twitter.com/nhigh_entre

※受講はN高グループ(N高/S高/R高/N中等部)の生徒に限ります。

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