【N高グループ新聞ライターがコラム書いてみた】columNS special 〜公募columNSのアーカイブ&裏話〜

文=瑠璃(S高3期・通学コース)
企画原案=愛禾(N中等部3年・通学コース)

2022年に、メディア広報委員会の青西04さんが始めた「columNS(コラムズ)」。担当者が日常の気づきや、誰かに伝えたいちょっとしたエピソードを画像4枚程度にまとめ、公式Xで配信しています。

開始当時は隔週木曜日の月2回配信でしたが、2024年に4人のメンバーで活動を引き継ぎ、さらに2025年4月からは8人体制で、毎週火曜日と木曜日の2回配信を行っています。

今回は「公募columNS」として特別版を実施。普段のcolumNSメンバーからの希望者と、公募で集まったメンバーが「大事にしている言葉」という共通のテーマに沿って制作しました。記事の前半では瑠璃がそれぞれのコラムにコメントを寄せ、後半では制作期間の終盤に行った座談会の様子をお届けします。

いつもと違う特別なcolumNS、ぜひ最後までお楽しみください。

目次

個性豊かなメンバーがそれぞれの「大事にしている言葉」に向き合う

佐藤おいなり(columNSメンバー)

 佐藤おいなりさんの優しくて温かい人柄が、文章から滲み出ているようなコラムです。ロックが聴きたくなりますね。
 「無理せず」も「ラブアンドピース」も、頑張っているときにほっと一息つかせてくれるような言葉に思えます。N高グループ生徒会には、無理して頑張ってしまう人がたくさんいるから、こういう温かみに救われます。

0(columNSメンバー)

 

 すごく素敵な最終奥義だと思いました。怖がらずにどんどん挑戦する人というのは強い。
 「いつか慣れる」とか「みんなそういうもん」とか、つい言ってしまいがちですが、確かに何の救いにもならない言葉です。最近は「私もそうだったけど今ではこんなだよ」と言うようにしています。ちょっと傲慢だけど、こっちのほうが救いにはなるんじゃないでしょうか。

よしき(公募メンバー)

 短いながらも芯と余韻のあるコラムです。私の「夢中になれるもの」は何だろうかと、思わず自分を顧みました。
 「言葉が自分の中に突き刺さる」というのも、とても素敵な感覚です。突き刺さるように受け取った言葉や表現は、たしかにずっとずっと胸に残ります。よしきさんの感性や表現はいつも詩的で、とても好きです。

瑠璃(columNSメンバー)

 私が書いたコラムです。初っ端から「大事にしているのはこの言葉そのものではありません」なんて、ズルみたいなことをしてしまいました。大事にしている言葉についてじっくり考えてみたら、言葉そのものを大事にしているわけではないことに気づいたのです。
 コラムを書くことで、こうやって自分と向き合う機会が生まれます。自分を知るのはおもしろいし、columNSのような創作は卒業後も続けたいですね。

aloe(columNSメンバー)

 等身大に書かれた文章で、columNS特有の良さがよく出ています。小さい頃によく母が歌い聞かせてくれた曲を思い出しました。
 「苦しいときに何を言われても綺麗事に感じられるけれど、悪くない言葉だと思う」。率直で飾らない文章が印象的です。信じきれなくても大事にできるというのは、とても素敵なことに思えます。

愛禾(columNSメンバー)

 愛禾さんらしい、言葉に対して真っ直ぐなコラムです。「大事にしている言葉」というテーマに、深く深く向き合って執筆されたであろう文章に感嘆しました。
 最後の一文が刺さった人も多いのではないでしょうか。テーマに対してちょっとズルした私も、いつか大事にしたい言葉に出会えたらいいなと、改めて思います。

のりしお(公募メンバー)

 最初に思ったのは、私にはできないなということです。私は自分を甘やかすことを是としないというか、できない人間です。いい甘えとよくない甘えの区別は私にはとても難しくて、ついつい自分に厳しくしてしまいます。
 でも、のりしおさんの優しいコラムに触れて、少し心がほぐれた気がします。いつかいい甘えとよくない甘えの境界を見定められるようになったら、私も自分に優しくできるでしょうか。

sonia(公募メンバー)

 「後悔のないように生きたい」。よくある言い回しですが、素敵な言葉です。自然に身についたような考えや言葉と向き合えるのがコラムを書くことの良さだと考えているので、soniaさんにもそう思ってもらえて嬉しい限りです。
 執筆の終着点が迷子になるのはcolumNSにおいては本当にあるあるです(私以外もそうなはず)。それに対して、過程が大切なのだから完全でなくていいと言えるのは素敵ですね。私はついカッコつけたオチをいれたくなってしまいます。

座談会で公募columNSを振り返

座談会参加者:0、よしき、瑠璃、愛禾、のりしお、sonia

ーー公募columNS、やってみてどうだった?

よしき

テーマを決めるのが難しかったですね。一度決めたテーマから変えて、元に戻して、とコロコロ変わりました。あとはエッセイとコラムの違いとか棲み分けを、制作しながらずっと考えていました。個人的には、エッセイが自分のことを前面に押し出しているのに対して、コラムは読者に訴えかける面があるなと思って。だから、それを意識して制作しました

sonia

実はまだ完成できていないんです。“大事にしている言葉”はいくつか思いついたんですが、書いているうちに他の捉え方もできるかも、とかこういう考え方は良くないんじゃないか、とかいろいろ考えてしまって。自分の中で言葉の捉え方がだんだん変化していって、すごく時間がかかってしまっています。でも、コラムを書くことで、自分が大事にしている言葉にじっくり向き合う機会になりました

愛禾

私もまだ書き終わってなくて。納得いかないまま一度提出したんですけど、案の定校正スタッフさんに指摘されました。
大事にしている言葉というのがそもそもないんです。でも無理やり用意してコラムを書くのは違うと思うんですよ。だったら、“大事にしている言葉”ってそもそも何なのかを書こうと方向転換しました

のりしお

テーマに沿って書くのが難しかったです。めちゃくちゃ悩んだし、文章がぜんぜん出てこなくて。以前columNSの真似をしてコラムを書いてみたことがあるんですけど、そのときは書きやすかったから、私は書きたいことをバーっと書くほうが向いてるのかもなと思いました

めちゃくちゃ楽しかったです。みんながどんな言葉にどんな影響を受けてきたのか知ることができて。このメンバーは関わりがある人ばかりだけど、改めてそれぞれの考え方に触れられて。第2回もやりたいくらいです

それぞれがそれぞれのやり方で、columNSと「大事にしている言葉」というテーマに真剣に向き合ってくれました。
普段からコラムを書いている私には、公募メンバーの感想は新鮮でおもしろいものばかりです。特に、よしきさんのコラムとエッセイの違いという視点がおもしろいですね。

ーーどうしてやろうと思ったの?

sonia

以前委員会内で、Googleフォームで自分への偏見を集めるのが流行ったんです。その偏見の中に私のコラムを読んでみたいというのがあって、興味を持ちました。あとは0さんとか佐藤おいなりさんとか、身近な人がcolumNSメンバーなので、やってみたくなりました

いろんな人のコラムが読みたかったからです。記事からはわからない、その人の人柄がわかりそうだなと思って

よしき

コラムを書くことにもともと興味があって応募しました。columNSって画像4枚に収めてXに投稿されるから読みやすいし、メンバーそれぞれの個性が出ておもしろいですよね

愛禾

コラムをいっぱい書きたかったというのと、columNSについて話したかったからです。columNSにはミーティングがないから、あんまり話す機会がないじゃないですか。それとcolumNSメンバーに新たな才能が加わるきっかけになればと思って公募columNSを企画しました(※)。公募メンバー全員3年生でしたけどね

のりしお

ずっとcolumNSをやってみたいと思っていたからですね。それと、今この瞬間の感情を残しておきたかったのかも。感情って時が経てば薄れていくから、メモのようにnoteの記事を書くことがあって。そんな感じで、コラムという形にして残しておきたかったという思いがあります

それぞれのcolumNSへの愛が伝わりますね。公募columNS主催者としても、2年前からのcolumNSメンバーとしても、嬉しい限りです。でも愛禾さんの言うとおり、1,2年生にも応募してほしかった……。

※クレジットにも記載の通り、愛禾さんは公募columNSの原案者です。

ーーテーマ「大事にしている言葉」についてどう思った?

sonia

ひとつのテーマについてしっかり考えることになるから、すごく時間がかかってしまった気がします。でも考える分、文章に深みもでると思うんです。すごく素敵な経験になりました

愛禾

難しいなと思ったのは、みんな同じテーマに沿って書くから、ある程度方向性が似てしまうっていうことです。だからテーマにちゃんと向き合いつつ、独自性も出さないといけない。普段のcolumNSは全員まったく違うから、そこがいつもより難しかったなと思います

瑠璃

私の場合はいつもテーマを決めるまでにすごく時間がかかるので、比較的書きやすかったかな。何十個もあるネタ帳から吟味して選ぶより、テーマが決まっていた方が書きやすいです

よしき

コラムを書くこと自体が初めてだったので、テーマがあることでハードルが下がりました。テーマを考えるところからやるとなると難しそうだなと思うので、助かりました

のりしお

さっきも言ったとおり、テーマに沿って書くのがすごく難しかったです。日頃から大事にしている言葉っていうのもあまり思いつかなくて、結構悩みました。ふっと思い出して、そういえばいい言葉だなと思ったものを書きました

すごくありがたかったです。普段自分でテーマから考えていると、やっぱり違うって思うたびに書いて消してを繰り返しちゃうので。今回はイメージしやすくて書きやすかったです

テーマがあると書きやすい人と書きにくい人に分かれますね。実は「大事にしている言葉」の他にも、「人生を変えた日」「自慢話」「地球最後の日にやりたいこと」などのテーマ案がありました。私はもう卒業してしまいますが、別テーマでの第2回開催、待ってます。

終わりに

「columNS special」、いかがでしたか?
columNSメンバーになって2年が経ちますが、メンバーの公募も、テーマに沿って書くのも、座談会も、何もかもが初めての試みでした。中でも座談会はcolumNSについてじっくり話す初めての機会で、時間を忘れるほど夢中になってしまいました(記事では短くまとめましたが、実際は2時間に及びました)。

愛禾さんを始め、一緒に公募columNSを作り上げてくれたメンバーのみなさん、そしてここまで読んでくださった読者のみなさま、ありがとうございました。

columNSを配信しているN高グループ新聞公式Xはこちら(毎週火曜日・木曜日の12時配信)。一部メンバーの卒業にともない、4月から新メンバーを迎えました。新しくなったcolumNSも、どうぞよろしくお願いします。

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