N中生のリアルな1週間を大公開。在籍中学や成績についても解説

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文=愛禾(N中等部2年・通学コース) 最近はまっている(?)食べ物はいわし。

N中等部とは、何か?

この問いに対して簡潔に答えられる人は、かなりの要約力の持ち主だと思う。

キャッチコピーやホームページの単語による説明では、いくつもの複雑な要素(例えば通学コースとネットコースがあるとか)を過不足なく説明できているとは思われない。

短く簡潔に伝えることは諦めるとしても、N中等部をどの角度から切り取れば一番すんなりと理解してもらえるのか?

そう考えた時に、「N中生のリアルな1週間のスケジュールを紹介すれば良いのではないか」と思いついた。

この記事では、N中等部通学コースに所属する私の1週間のスケジュールを細かく紹介する。N中の各授業の内容やイベントなどを深く掘り下げるわけではないが、それらは公式ホームページや他のN高グループ新聞の記事を見て貰えば良いとして、N中生というものを浅く広く知ってもらえれば、と思う。
N中にはどんな人が通っているのか、学校内外でどんな生活をしているのか、在籍中学校との関わりはどうしているのかなど、N中の通学コースを知りたい人の参考になれば嬉しい。

N中等部では、登校頻度を週5・週3・週1の中から選ぶことができ、3ヶ月ごとに変更が可能である。私は週3・週1生の経験がある。習い事がある日、N中がある日、などに分けて1日のスケジュールを紹介していくので、そこから週3・週1のスケジュール感を把握してほしい。

なお、この記事はあくまで私の話であり、N中には1600人以上の在籍生がいる。他にも様々なケースがあるため、多くのケースの中の一例として読んでいただきたい。

目次

自己紹介 

というわけでまずは自己紹介を。

Slackのアイコン。学園の体験学習で長崎に行った時の写真。

名前:愛禾(まなか)
学年:N中等部2年生・2024年度4月入学(※)
所属:通学コース 週3コース(2024年4月〜9月、1月〜3月)・週1コース(2024年10月〜12月、2025年4月〜現在)
活動:元マイプロ(※)・元起業部アントレ(※)・新聞実行委員執筆6期・Nmeeting登壇(※)・キャンパスフェスティバル(※)実行委員長・元磁石祭ZERO2025ネット企画代表、ステージ企画代表、ブース企画代表など
習い事:英語・キックボクシング/柔術・たまに油絵
好きなこと:読書・執筆・絵を描くこと・運動

N高グループ新聞サイト内で使用しているプロフィール

愛禾が書いた記事一覧はこちら。(N中生にまつわる記事や学園イベントのレポートなどがあるのでぜひ読んでみてほしい。)

N中に入った経緯を説明するのは少々ややこしい。

元々、中学受験を経て私立中学校に入学することを検討していた。

「この学校に落ちたら中学に行かなくていいや」と思い、本命中学を2校だけ受験し落ちた。地元の公立中学校に進むつもりも、他に私立を受けて通うつもりもなかったため、「この先どうやって生きていく?」という相談を両親としていたタイミングで、父親がN中等部を見つけてくれた。小6の2月末に、やっと進路が決まりかけたわけである。

そこからN中のオープンキャンパスに行き、「自分のやりたいことに時間が割けるのはとても良い」という理由でN中を選んだ。現在は週に1回キャンパスに通い、2〜3ヶ月に1回ほど地元の中学校(在籍中学校)に顔を出し、それ以外の時間で創作活動や勉強をして過ごしている。最高に楽しい。

N中に入った経緯の説明は、ややこしいというよりも、伝え方が難しい。オープンキャンパスなど様々な場所で話してきたものの、「ネガティブな印象を与えずに」伝えるのがなかなか難しいのである。受験という一つの分岐点を(受験生としては『失敗』して)通過したことは、私にとってとても良い経験で、それがあったからこそ、今このN中という場所にいて、好きなこと、やりたいことをたくさんできているのだ。

そんな私の、N中に入ってからの1週間の生活を公開していこうと思う。

※2024年度4月入学……N中等部には、4月、7月、10月、1月と、年に4回入学機会がある。
※マイプロ……N高グループマイプロジェクトのこと。自分の好きなこと、興味があることをテーマに設定し、自分でプロジェクトを推進していくというN高グループの課外活動の一つ。
※起業部アントレ……N高グループ起業部が実施している講座の一つ。アントレプレナーシップ(起業家精神)やビジネスマインドを知識0から学べる入門プログラム。
※N meeting……N中等部通学コース内で開かれるプレゼン大会。年に数回実施されており、回ごとに設定されたテーマにそって選考を通過した生徒がプレゼンを行う。
※キャンパスフェスティバル……磁石祭の他に、キャンパスごとに行われる文化祭のこと。

N中生の1日 N中通学日

現在、通学コース週1に所属している。

N中がある日(火曜日)のスケジュールは大体以下のような感じ。

火曜日のスケジュール

私は家から駅まで10分ほど、そこから電車で30分かけてキャンパスに通っているので、N中の登校日には基本的に他に予定を入れない。N中の朝は9時半スタートで、比較的ゆっくりしているので、朝に勉強やPC作業を済ませることも多い。
たまに、下校時にキャンパスの近くの図書館によることもある。
部活動は、クイズ部に所属しているので、たまにハドルミーティング(※)に参加して早押しクイズをしている。

寝る前4時間のルーティンはほぼ毎日変わらずで、布団に入ってから30分ほど読書をしてから寝ている。N中では休み時間以外1日中座っているので、駅の移動以外はあまり動くことがない日だ。

私の場合は週1所属なので通学の日が火曜日のみだが、週3所属になるとこれが月・水・金になる。中1の時は週3で通っていたが、習い事や自分の時間を増やしたいという理由で今年(中2)からは週1に切り替えた。

※ハドルミーティングとは……Slackの中で音声を共有できるツール。チャンネルごとに通話がたまに開かれる。クイズ部ではハドルミーティングの中で早押しクイズを行っている。

N中生の1日 N中がない日

N中がない日で、習い事がある日(水曜日・木曜日・金曜日)のスケジュールは以下のとおりだ。

木曜日・金曜日のスケジュール

私の家は農業を営んでいるので、たまに農作業に駆り出される。秋冬は気候が良いため日中に作業することもあるが、夏は暑すぎるので外出するのは朝か夕方である。

基本的に、21時半〜22時の間には寝るようにしている。たまに羽目を外して(うっかり面白い小説を読み始めてしまったり絵を描き始めたりしてしまって)、少し遅くなることもあるが、何があっても6時台には起きるように心掛けている。

木曜日のスケジュール

(木曜日のスケジュール)

私は柔術とキックボクシング、英語を習っているので、習い事がある日はそれに合わせてスケジュールを変える。美術や体育などの技術科目がない分、自分で習い事の時間を多く確保してレベルを調節したり、興味関心を深掘りしたりできるのも魅力だ。

最後に、習い事や通学などの決まった用事がない日のスケジュール。

基本的に大雑把なスケジュールで動くことが多く、このスケジュールの間に買い物や、外出などが挟まってくる。

週末・月曜日のスケジュール

週1・週3 どっちがいい? メリット・デメリットまとめ

私は週3・週1と、2つのコースに所属経験がある。
その人のライフスタイルによってどちらが良いのかというのはかなり変わってくるが、私が感じたそれぞれの特徴をまとめてみようと思う。

【週1のメリット】

  • 自由時間が多い
  • キャンパスの人口密度が高くない(週1コース生は比較的少ない)
  • キャンパス行事の多くは任意参加

【週1のデメリット】

  • PBL授業(※)の進捗が遅い・レベルが比較的低い
  • プレゼン大会などのイベントに参加しにくい
    • 中等部単位のイベントは、登校生徒が多い月・水・金に実施されがち

正直、週1の最大のメリットは「自由時間が多い」こと。週1回しかキャンパスに行かなくて良いので、自分で習い事や外出を伴う用事などを入れやすい。
その代わり、週5・週3生が両方とも通学する月・水・金にイベントや主要授業が集中するため、英語の一斉授業が受けられなかったりプレゼン大会に参加できなかったり、というデメリットも発生する。

【週3のメリット】

  • 一斉授業やイベントなどに参加できる
  • PBL授業のレベルを選択できる
  • より多くの生徒と交流できる

【週3のデメリット】

  • キャンパスの人数が多く、若干サポートが手薄になる
  • (ミーティングやzoomで開かれるイベントに参加する際に)個室・面談室を借りにくい

週3コースに取り立てて書くほどのデメリットもないのだが、強いていえば、ということで人数の多さを主張したい。小規模のキャンパスであれば人数はあまり気にならないものの、キャンパスの全体の人数が50人を超えてくると、週3コースは人数が多く、声を出すオンラインの用事(例えば実行委員のミーティングなど)はやりにくい。

私は、習い事や他の学校の講義に参加するなど、自分のリズムで生活したいため週1に変更した。私にとっては週1があっていたが、もちろんある程度スケジュールが決められていたほうが生活しやすい人もいるだろう。自分にあったコースを選んでほしい。また、コースは3ヶ月ごとに変更できるので、「違うコースの様子がちょっと気になる」という理由で変えてみるのもアリだ。

※PBLとは…プロジェクトベースドラーニング(課題解決型学習)の略。学生がチームを組んで、企業や地域社会が抱える課題を解決する実践的な学習方法のこと。

在籍中学校との関わり・成績について

前提として、N中生は全員、地元の公立あるいは一条校(※)として認められた中学校に在籍したまま、N中に通う。N中が一条校として認められていないためだ。よって、N中の立ち位置はいってしまえば「習い事」に近い。実際ネットコースには、日中は他の中学校に通い、夕方からN中の授業を受けるという、習い事感覚でN中を利用する人も存在する。

在籍している中学校のことを、N中生は在籍校ないしは在籍中と呼ぶことが多い。以下、在籍している中学校のことを在籍校と呼ぶことにする。

※一条校とは……学校教育法第1条に定められた正式な学校の種類を指す通称。国から認可された公的な教育機関がこう呼ばれる(一般的な小中学校、高校などはこれにあたる)。N中は一条校ではない。

【登校日数について】

私の場合、そもそも中学校に入る前から通学する気がなかったので、入学式の前に在籍校の担任・学年主任の先生と面談をし、N中のことを説明した。

前述の通りN中は一条校ではないが、通学コースの場合にはN中の登校を在籍校に認めてもらえれば、出席扱いにしてもらえる場合もある。実際に、現在は通学コース生の8割ほどが在籍校への出席扱いとすることを認めてもらえているようだ。

在籍校への通学頻度は、人によってかなり違う。N中の登校日数にかかわらず全く行かないという人もいれば、逆にN中の登校日以外は普通に通っている人も。

私はといえば、テストは受けたほうがいいかなと思っているので、特にその日他に用事がなければテスト日は登校し、それ以外は基本的に行っていない。たまに、三者面談や健康診断などで登校することがあるので、トータルで2ヶ月に1回ほど通っていることになるだろう。

【成績について】

N中には成績という概念がない。通知表もないし、テストも年に3回(※)しかない。月に1度、保護者と在籍校に向けて学習状況等報告書というものが電子データとして送信されるのが、唯一の通知表らしきもの。ただし、これも何かの評価が書いてあるわけではなく、一人ひとりの生徒の出席状況、学習状況、生活状況などが記載されている。

正直、N中の成績よりも気になるのは在籍校の成績である。
私の場合、まず登校日数については前述の通りN中に通学した日数のみ登校日となっており、それ以外は欠席扱い。内申は(通っていないので当たり前だが)空欄である。

他の教科については、期末テストが設けられていない技術科目(技術・体育・美術など)は1、たまたま登校した日に授業があって、一生懸命受けると2に上がることもある(1回の授業で1学期分を賄おうとしても、2になることはほぼない)。

テストがある主要科目5教科は、テストの成績によって成績がつく。授業に出席していない分、授業態度などの項目は成績のつきようがない。不登校中に私がとったことのある最高評価は5段階中4なので、期末テストの点数だけで成績を稼ごうとすると2〜4あたりが妥当なのかもしれない。

とはいえ、在籍校に通っていないと内申は全くつかないので、全日制の高校受験を考えている方は3年生からでも在籍校に顔を出したほうがいいのではないか、と私は思っている。

※年に3回のテスト……N中等部では6月、10月、2月と年に3回、学力テストが実施される。しかしこれはN中内で比較して成績をつけるためのものではなく、あくまでも自分の学力値を把握するためのものとして行われている。

終わりに

N中生のリアルな1週間の生活、そして在籍校との関わり方や成績について、知っていただくことができただろうか。

これらの情報は個人のnoteなどで発信されているものの、公式に、しかも生徒自身の手によって書かれているものは少ない。あくまでN中生の1つのケースとして、参考にしてもらえたら嬉しい。

これからもN中にまつわるあれこれを記事として発信していこうと思っている。お楽しみに!

【これまでに私が書いた記事の中で、   
         N中生・入学を検討している方にぜひ読んで欲しいものを紹介】

【磁石祭ZERO】N中生が入学後2週間で企画を作って磁石祭ZEROへ! 『中等部生が作ったノベルゲームでN中PR!〜ノベルゲームでN中生になってみませんか〜』
【N中生が作ったノベルゲームでN中PR!!】通学コースシナリオ大公開第1弾 〜プロローグ・4月(入学)〜

いずれも、N中生ならではの体験について書いていて、特に後者はN中生が書いたシナリオを通してN中の生活を擬似体験できるのでおすすめ。シナリオはシリーズで現在第三弾まで出ており、これからも発信していく予定でお楽しみに!

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