企画実施数は役員1番!? 近畿地区代表のはるかさんにインタビューしてみた!

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取材・文=のりしお

現在、6月末より生徒会役員選挙が本格的に開始され、N高グループ内でも大変な盛り上がりを見せています。

そんな中、立候補者の皆さんはやる気に満ち溢れている人や、不安な気持ちを抱える人たちなどいろいろだと思います。今回は第3期生徒会役員近畿地区代表のはるかさんに取材させていただきました! 


生徒会役員をもっと知りたい人、どんなことをしているか気になる人は特に注目です!

目次

生徒会役員に立候補するまで

役員ワークスペースのSlackアイコン(写真提供=はるかさん)

話をしてくれた人
村田 悠(むらた はるか)さん Slack名:はるか
S高4期3年生 ネットコース所属
役職:第3期生徒会近畿地区代表 
   学外営業部
   4実連携本部 地区代表枠※2

※ 学外営業部とは
協賛活動/寄付活動/クラウドファンディングや、学外との連携、学園の可能性の拡大を目指して活動を行う部署のこと。

※2 4実連携本部とは
生徒会内で実行委員との連携を行うために活動している本部のこと。

ーー生徒会役員に立候補したきっかけを教えてください。

前の学校で生徒会をしていて、この学校には2年生の4月に転校してきたのですが、転校してちょっとした頃にSlackで生徒会役員選挙の告知が流れてきて、「こんなのがあるんだ!」と興味を持ち立候補してみようと思いました。

心斎橋キャンパスにて演説中のはるかさん(写真提供=はるかさん)

ーー生徒会役員としてこれまで頑張ってきたことは何ですか?

私は「生徒一人一人の意見に耳を傾ける生徒会」という公約を掲げているのですが、選挙活動期間中に生徒の方からいただいた声を積極的に取り上げて行こうと考え、だすとぼっくす設置企画※やSlackプロフィール改革企画※2などを行いました。
企画では、より良い生徒の交流の活性化につながるように、「最低限の予算で、最大限の生徒に還元」を意識しています。
また、つい最近大阪の江坂キャンパスでネットコースの方に向けたメンターさんに会える企画を私が主導で行いました。※3

※だすとぼっくす設置企画とは
全ての通学キャンパスのゴミ箱に関する困りごと(個数が足りない・自治体などの条例等で廃棄が難しい等の問題)を改善する企画のこと。

※2 Slackプロフィール改革企画とは
2025年1月27日(月)から、生徒の声を元にSlackのプロフィール欄に新しい項目が加えられた企画。

※3 ネットコースメンターと会える企画 in江坂cpとは
ネットコースのメンターさんと会える初の企画のことで、普段会うことのできないメンターさんやネットコースでの同じクラスの生徒さん同士が交流できる企画のこと。

ネットコースメンターと会える企画 in江坂cpにて運営後の写真(写真提供=じんさん)

ーー生徒会役員として一番力を入れた企画は何ですか?

だすとぼっくす設置企画だと思います。現時点で通学キャンパスは100以上あるのですが、私が選挙期間中に生徒の方から「ゴミ箱がないキャンパスがあるんです、助けてください!」と言われ、学校生活ではゴミが出てくると思うのですが、それを捨てられない環境はよくないのではないかと思い、私一人で企画を行いました。

ーー生徒会役員として頑張っていて一番嬉しかったことは何ですか?

先ほど話した企画や、他のいろんな企画をやってきて、Slackや他のSNSで生徒の方に「はるかちゃんってちゃんと生徒の声を取り入れてくれてるから嬉しいな。」と言われたことが嬉しかったです。
SNS以外でも、スクーリング会場でも声をかけてもらえたりするのも嬉しかったなと思います。

磁石祭での思い出

ーー生徒会役員で一番思い出に残った経験は何ですか?

学外営業部での協賛活動です。
磁石祭でのクラウドファンディングの目標金額を1000万円にしようと言い出したのは実は私なんですよ。学外営業部は創設2年目で、一年目の第2期生徒会の時も目標は1000万円だったんですが、達成することができなかったんです。すごく大きな壁だと思ってたんですが、私は今年度は絶対達成できると自信があって、周りの人から無理だと言われても諦めずに「1000万円絶対達成できます!」と言い続け、本当に達成できたことが嬉しかったなと思います。

ーークラウドファンディングの目標を達成するために頑張ったことは何ですか?

企業の方とお話をするときに、相手の方に沢山話してもらうことを意識して、自分語りをするのではなく、相手の人が話したいなと思えるような人になれるように頑張りました。

ーーそういった経験は生徒会で身に付けたんですか?

そうですね。渉外実行委員と学外営業部は協賛活動に挑んでいたんですが、そこでファンドレイジングを教えてくれる方がいて、そこで習ったことを実践してどんどんコツをつかんでいき、最後の方にはプレゼンが終わった後に雑談などで場を盛り上げ、相手の心を掴めるように頑張っていました。

※ファンドレイジングとは
民間非営利団体が、活動のための資金を個人、法人、政府などから集める行為の総称。

ーー磁石祭で頑張ったことは何ですか?

現地では企業さんへのアテンドを一番頑張りました。インカムをつけて走り回って、企業の方にはN高グループの魅力を伝える一番もってこいのチャンスなので、全力で頑張ってるキラキラしたステージの生徒さんや、運営として生徒の方が頑張ってるブースなどを全部企業さんに伝えて、30分くらいで戻ってきてと言われていたのに、話しすぎて1時間経っていたこともありました。(笑)
けれども、企業さんから良かったよと言ってもらえて嬉しかったです。

磁石祭にて自衛隊の方とお話し中のはるかさん(写真提供=はるかさん)

ーー磁石祭で思い出に残ったことは何ですか?

半年くらい第3期生徒会役員のみんなと会えずに活動していたのですが、いろんな困難を乗り越えてきた最強の仲間と現地で会って、それぞれがキラキラして活動できて、しんどいこともありましたが、楽しかったなと思います。すごく内容の濃い三日間だったと思います。
それと、生徒会役員として生徒会ラジオとZEN大学の方でラジオ出演をしたことが思い出に残っています。そしてこのラジオ出演をN高グループの学校長のお二人が見にきてくれたのも嬉しかったです。

磁石祭にてZEN大学とN高グループのコラボラジオのリハーサル中のはるかさん(写真提供=はるかさん)

応援を力に

ーー生徒会役員や学園などで辛いことがあった時、それをどう乗り越えましたか?

壁にぶち当たったり、何度も挫折しそうになったこともありましたが、それよりも投票してくれた生徒の方たちが私に投票してよかったなと思ってもらえるように任期終了までは絶対に倒れないと応援してくれている人たちのためにも意地で頑張りました。
あとは仲間ができて、その仲間の応援もあるかなと思います。

ーー生徒会役員になったら大切な仲間はできますか?

できます。それは間違い無いです。
最初の方は私は転入生で知り合いがいなく、なじみにくいなと感じていたんですが、一緒に営業などで困難を乗り越えて、本気でぶつかり合って揉めたこともありましたが、本音で話し合える関係になったからこそ相談もするし相談にも乗ってあげられる関係になれたなと思っています。

3期生徒会役員の合宿にて話し合いの様子(写真提供=はるかさん)

ーー最初の方は仲間を作るのは大変でしたか?

私は生徒会役員になる前に実行委員などの経験がなく、第3期生徒会役員は磁石祭実行委員を経験している方や、N中等部出身の方が多かったので、最初の方は心の壁があったなと感じています。
あと、実は私は会長戦に落ちていて、会長・副会長は第3期役員が選ぶので、そこで選ばれなかった私は他の役員との壁がさらに広がってしまい、入っていけないなと思っていたんです。
でも、今となっては頑張ってよかったなと思います。

ーー生徒会役員を担当している職員さんはどんな人たちですか?

生徒をサポートしたい気持ちが強い職員さんが多いと思います。
沢山のお仕事がある中で、しっかり生徒を支えてくれる職員の方が多いです。

職員さんにも聞いてみた!

ーー職員さんたちからみたはるかさんはどんな人ですか?

(写真提供=園 利一郎さん)

園 利一郎さんより
村田さんはだいたい3倍の人という印象です。
企画でも営業でも事務でも、彼女は3倍の速さで3倍の量をやってのけます。そんな村田さんなので、周囲の生徒や職員からは彼女への賛辞と心配の両方の声がよく聞こえてきます。
僕もときどき打ち合わせでご一緒するのですが、話を聞いていると喜怒哀楽も3倍なんじゃないかなと推測しています。楽しさも3倍、大変さも3倍なんじゃないでしょうか。学校生活が充実するのは一般的には望ましいことだと思いますが、村田さんについては忙しいなかにあっても振り返ったり気分転換したりできる余白の時間も持てているといいなと。
いずれにしても、とても頼りになる生徒会役員のひとりです。今後もよろしくお願いします。

(写真提供=松野 飛大さん)

松野 飛大さんより
はるかさんとは、企業さんへの営業だったり教職員の方々へのプレゼンだったりで、たくさん関わってきました。
その中で感じていたのは、話すのが上手いとかももちろんなんですが、いちばん印象的なのは「周りをよく見ている」ということです。プレゼンの場を俯瞰して、必要なコメントやリアクションをする。チームの状況を俯瞰して、間に合っていない部分を補う。そういったことができる稀有な存在だと感じています。
見えすぎるが故に苦しむ場面もあったとは思うので、もっと周りではなく自分のことも見てあげてほしいです。とは思いつつも、その視野の広さでこれからも多くの人を助けていってくれると信じています。

仲間と共に

ーーはるかさんにとっての生徒会とは何でしょうか?

良い意味でも悪い意味でも自分自身が成長して行動するステップを学べる場所だと思います。自分を応援してくれる人がいて、その人に応えたいなと思う気持ちを高め合える場所だと思います。
そして、一生に一度の面白い仲間ができる場所でもあります。(笑)

ーーはるかさんにとって仲間の存在は大切なんですね。

大事です。やっぱり仲間がいないと、一人でできることってないので、仲間がいてよかったなと思います。

磁石祭実施前の役員での集合写真(写真提供=はるかさん)

ーー第3期生徒会役員はどんな雰囲気ですか?

プライベートで遊ぶ人は結構わちゃわちゃって感じですね。(笑) 全日制のクラスみたいな感じだと思います。グループもそれぞれあったり、一緒に遊びに行く人もいたり、すごく真面目に活動する人もいるなといった印象です。

ーーこれから頑張りたいことは何ですか?

残りの任期で揚げてた公約をもっと達成しにいき、生徒の皆さんに沢山還元したいなと思っています。
あとは、第4期生徒会役員になる方へ、第3期生徒会役員で達成できなかった課題感などを4期の方がしんどくならないように伝えて、これから増えていくであろう学園の生徒や職員の皆さんが幸せになれるような学園を作っていけるように伝えていけたらなと思います。

ーー第4期生徒会役員に立候補している方や当選して第4期生徒会役員に任命される方に一言ください!

演説期間や、役員に入ってからもしんどいなと思うことは沢山あって、挫折を味わうこともあると思います。でもその挫折は未来の自分にとって良い経験になると思うので、そこで終わりじゃなくて、ここまでどん底に落ちたなら次は這い上がるだけ、これ以上嫌なことは起きないと思って頑張っていけば、私のように楽しい仲間たちと出会えると思います。それは当選しなくても、選挙の時に関わった人たちと仲良くなることもできると思うので、諦めずに全力でぶち当たって後悔のないように頑張ってください!

終わりに

今回は生徒会役員のはるかさんのインタビューをお届けしました。

困難に立ち向かい、生徒のより良い学園生活のために動くはるかさんは私の目にはすごく輝いて見えました。
第4期生徒会役員選挙はまだまだ始まったばかりですが、立候補しようと勇気を出して一歩踏み出した皆さんを私は尊敬しています。

これからもはるかさん、そして立候補者の皆さんの活躍を応援しています!

生徒会役員選挙2025サイトはこちら! ※閲覧は学園生のみです。
https://seitokai.kdg-nnn.support

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