活躍生徒vol.025:ポケモンユナイト甲子園優勝者、momor1suさん

取材・文=たいがあ(N中等部・ネットコース)
生徒数がついに3万人を超えたN高グループ。多様な生徒が様々な分野で活躍しています。そんな中、キラリと光る実績を生み出した生徒もたくさんいます。実績を生み出した生徒は、どんな活動をして、どうやって実績を生み出したのか……気になりますよね! そこでN高グループ新聞では「活躍生徒」と題してインタビュー企画を始めることにしました。第25弾となる今回は、ポケモンユナイト甲子園優勝者、momor1su(ももりす)さんへのインタビューをお届けします。
ポケモンユナイト甲子園王者! 入学希望者向け説明会にも登壇
Q.所属校とコース、学年、名前を教えてください。
S高2年、ネットコースに所属しているmomor1su(ももりす)です。
Q.どのような活動をしていますか?
eスポーツ部で「ポケモンユナイト」というゲームの大会に向けて、日々練習しています。
Q.ポケモンユナイトはどういったゲームなんですか?
5対5のMOBA(※)と言われるジャンルのゲームです。10分間でより多く得点を稼いだチームの勝ちというようなチームバトルです。
※MOBA 2つのチームに分かれて互いに敵の拠点を破壊し合うオンラインゲームのジャンル
Q.その活動で挙げた実績や成果を教えてください。
去年行われた、ポケモンユナイト甲子園(※)2024の全国優勝を果たしました。前からの夢だったので言葉にできないほど幸せでした。 あとは、今年からeスポーツ部のポケモンユナイトの強化選手に選ばれました。
他にも入学希望者向け説明会にeスポーツ部の代表としてお話をさせていただきました。また、この活動を通して自分のSNSを知ってくれる方が増えたり、友人に日本一になったことを誇れるのが嬉しかったです。
※ポケモンユナイト甲子園 ポケモンユナイトの高校生チーム日本一を決める、日本全国の高校生を対象としたeスポーツ大会
ネットでのコミュニケーションのみで大変だった時も
Q.成果を上げることができた理由はなんだと思いますか?
毎日練習をしたり、自分や知人の人脈を通じてコーチングしていただいたり、メンタルサポートを受けたりしたからだと思います。それから、自分の頑張る姿を仲間が見てくれたというところが大きいと思っています。
最初は皆、あまりやる気が出なかったそうなのですが、僕がeスポーツ部のチーム練習以外でもずっと練習をしている姿を見て、仲間もその熱意に惹かれてチーム練習外でも共に練習しました!
Q.活動にN高グループやeスポーツ部での内容などは役に立ちましたか?
そうですね。なんでも宣伝チャンネル(※)や、ポケモンユナイトのサーバーなどでメンバーを募集していたのでかなり役に立ちました。 また、eスポーツ部として大会に出場したことによって顧問が付き添いとして来てくれたり、宿泊の際に手配してくれたことがすごくありがたかったです。
※なんでも宣伝チャンネル N高グループ内のslackにある、なんでも宣伝が可能なチャンネル
Q.活動していく中で大変だったことを教えてください。
コミュニケーションが難しいなと感じました。他校の方々は対面のコミュニケーションをしているところが多いですが、僕達はネットで関わることがほとんどだったのでSlack(※1)やDiscord(※2)などのサービスを使うしかなく、やはりオンライン上でのコミュニケーションは大変だなと思いました。
※1 slack N高グループの生徒内でメインで使用されるコミュニケーションサービス
※2 Discord 主にゲームのコミュニティを目的として開発されたコミュニケーションサービス
周りのサポートに救われた
Q.それをどう乗り越えましたか?
あまり仲良くないチームメイトがいて、自分がそのことに関して少し悩んでいたところ、仲の良いチームメイトに「ここは一緒に割り切ろう」「頑張って乗り越えよう」などの励ましの言葉をもらい、お互いを支えたことで解決できたと感じています。
それから、両親や外部の方からのサポートに救われた部分も大きいと感じています。ポケモンユナイト甲子園で優勝できたのも周りからのコーチングやメンタルサポートに頼った結果かなと思っています。周りの方々には本当に感謝しています。
Q.活動の中で嬉しかったことはありますか?
元々自分がポケモンユナイト甲子園の優勝を目指すようになったのは、2023年に優勝した学校の選手に憧れたからなんです。予選を勝ち抜けた時も、優勝を勝ち取った時もその方に褒められて、「おめでとう!」と言われたことがすごく嬉しかったです。他は、予選の時にかなり余裕を持って進めることができて嬉しく思いました。
Q.活動を通じて得られたスキルはありますか?
ゲームの実力が上がったのはもちろんなのですが、ネットでの意思疎通に苦戦したからこそ、コミュニケーション能力などが上がったように感じます。
また、優勝したことについてSNSで発信をしたら大会を見ていただいた方々にも届き、そこから実力を認めてもらい、そのおかげで人脈もかなり広がりました。
Q.この活動を通して自分が変化したエピソードなどがあれば教えてください。
昔はあまり体力がなかったのですが、毎日の長時間の練習に慣れ、仲間と一緒にプレイしていくうちに試合をする体力がついたと感じました。それから、ポケモンユナイトはチームゲームなのに以前はどこのチームにも所属していなかったんです。後にチームに入ったことで仲間と連携してプレイすることに慣れていきました。
Q.今後の展望を教えてください。
今年のポケモンユナイト甲子園でも優勝して、2連覇できたらいいなと思っています。あとは、世界大会の日本代表を決める大会の予選を控えているので、勝ち進んでアメリカで行われる世界大会へ出場したいです。
おわりに
今回は活躍生徒vol.025としてポケモンユナイト甲子園優勝者のmomor1suさんに取材しました。
周りをもやる気にさせる行動力で見事王者になり、連覇や世界大会を目指して日々研鑽を積み重ね努力しているmomor1suさん。取材をしていく中でポケモンユナイトへの熱い思いがひしひしと伝わってきました。momor1suさんのxはこちら!ポケモンユナイトの公式サイトも必見です!
今後のmomor1suさんのさらなる活躍に注目です!
eスポーツ部の特徴は「エンジョイするも、ガチになるのも自分次第!」という点です。
「eスポーツ部で友達を作りたい!友達とワイワイゲームがしたい!」という人は、毎週開催されるオンラインゲーム交流会や3ヶ月に一度リアルで開催されるゲームオフ会、プロゲーマーの方の無料トークセッションなどに参加できます。
eスポーツ部に所属し、「プロを目指したい!大会に出てみたい!」という人には、各ゲームタイトルの有名プロ選手やプロチームから毎週無料で指導が受けられる強化選手制度がオススメ。
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