活躍生徒vol.021:Class Hに3年間所属し、東京大学を現役合格した田宮藤孝さん

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生徒数がついに3万人を超えたN高等学校・S高等学校・R高等学校。多様な生徒が様々な分野で活躍しています。そんな中、キラリと光る実績を生み出した生徒もたくさんいます。実績を生み出した生徒は、どんな活動をして、どうやって実績を生み出したのか……気になりますよね! そこでN高グループ新聞では「活躍生徒」と題してインタビュー企画を始めることにしました。第21弾となる今回は、Class Hに3年間所属し、東京大学を現役合格した田宮藤孝さんへのインタビューをお届けします。

取材・文=富永裕音(角川ドワンゴ学園 マイプロ/アントレ担当TA)

目次

「一人じゃない」という安心感が得られつつ、互いに切磋琢磨できる環境

Q.所属校と学年、ニックネームを教えてください。

N高の3年生(取材当時)で通学コースに所属していました。田宮藤孝です。

Q.Class Hではどんなことを学びましたか?

Class Hには、毎月「リードテスト」という東大生スタッフ(aS・アース)の皆さんが作成したテストがあり、そちらに取り組んでいました。また、高校3年生になってからは、東京大学の過去問の添削も受けました。aSの皆さんは受験生時代にトップ層だった方が多かったので、東大を目指す上で安心してアドバイスや添削を頼める環境でした。

Q.これまでの実績や成果について教えてください。

やはり東京大学の文科一類合格が大きな成果になるかと思います。他にも早稲田大学の政治経済学部、国際政治経済学科に合格、「IELTS(※)」スコア7.0を取得しました。

また、リードテストを解く中で、自分の学力が着実に向上していると実感することができました。同じ目標に向かって努力する仲間ができたことで、「一人じゃない」という安心感を得つつ、互いに切磋琢磨できる環境づくりができていたと思います。

※英語圏の国々に留学、就労、または移住するための英語力を測定する、イギリス発祥の英語試験。一般的に大学はスコア6.0から6.5を入学基準としている。

Q.その成果を上げることができた理由は何だと思いますか?

実は高2の冬頃までずっと進路に迷っていたのですが、Class Hの運営スタッフから「きみなら東大も行けるんじゃないか」と背中を押されました。そこからaSとの面談やアドバイスを通じて段々と東大への憧れが強まり、勉強のための原動力になりました。

偏差値35からのスタート

Q.Class Hはどのような場所でしたか?

自分にとってClass Hは、学びを深めるだけでなく、人生を豊かにしてくれる場所でした。東大合格というひとつの夢を与えてくれたのもここですし、年上や同世代といった年齢に関わらず目標に向かって努力する仲間をつくることができました。

また自分と同じ目標を持つ人だけではなく、様々な道を選ぶ仲間がいることで、東大合格という大きな目標に向かって、面談を重ねながら自分自身のあり方を見つめ直す良い機会になりましたね。

オフラインイベントの様子(ピンクの髪色をしているのが田宮さん)

Q.Class Hで学ぶ中で大変だったことはありますか?

大変だったことは苦手科目の克服です。特に日本史や地理に苦戦し、東大模試では偏差値35からのスタートでした。ですが、aSの中に日本史で東大模試全国1位を獲得された方がいて、そのaSの指導のおかげで、どんどん成績を上げることができました。面談や学習相談を通して、具体的な勉強方法を教わり、それで壁を乗り越えることができたと思います。

Q.Class Hで得られたスキルは何ですか?

Class Hでは批判的思考力や分析力が身についたと感じています。国語や英語のリードテストは、作問者であるaSによる解説の際に生徒を交えみんなでディスカッションをします。その際にただ問題を解くだけではなく、文章の題材や筆者の考えについて自由に議論することができました。それにより文章や論点を深く掘り下げる力がつき、入試対策だけでなく幅広い学びに繋がりました。

努力した分だけ伸びてくれる成績が、自分に自信をつけてくれる

Q.田宮さんにとって学ぶことの意味とは何ですか?

自分にとって、学ぶことは「自分に自信をつけること」だと思います。中学生時代、進学校に通っていたものの、コロナの影響もあって不登校になってしまいました。その時期は全く勉強ができなくて、1日中YouTubeを見て過ごすといった、ぼんやりとした生活を送っていました。

ですが、Class Hに入って再び勉強する意欲を取り戻してから、問題が解けるようになるたびに自分の成長を実感しました。努力した分だけ伸びてくれる成績が、自分に自信をつけてくれる。それが、学ぶことの意味だと思います。

Q.今後の展望を教えてください。

東大入学後は、与えられたチャンスを存分に活かし、多くの授業を履修して学びを深めたいです。東大模試で自分よりも成績や順位の良かった同じ塾の友達が不合格だったことを知ったとき、その人たちの機会を奪ったというか、合格できなかった人もいるという自覚をもって大学生活に臨もうと強く思いました。

また、OBとしてClass Hに貢献したり、TA(ティーチング・アシスタント)など何かしらの形でN高グループに関わりたいなと考えています。将来の夢は具体的に決まっていませんが、北アメリカ研究に興味があり、政治や文化の研究を通して、これから進みたい道を探していければと思います。

Q.最後に、これからN高グループで学ぶ仲間たちに向けて、伝えたいメッセージがあればお願いします。

N高グループには勉強に励む仲間だけでなく、部活動や体験学習など自分なりの取り組み方、学び方で目標に向かって歩む仲間がいます。例えば、アメリカに住んでいた経験のある自分にとって、英語は人生の軸になっているという実感がありますし、英語の点数が伸びる中で自信がついた経験もたくさんあります。そのように大学進学や専門分野に挑戦する人、美容系や車の整備士など、皆それぞれの夢や軸があって、N高にはそれをお互い認め合い、支え合える環境が整っていました。そんな場所だからこそ、自分自身の道が見えてくると思います。

これからも、自分の夢に向かって努力し続けてほしいです。

おわりに

「活躍生徒」vol.21として、田宮さんのインタビューをお届けしました。

取材中はずっと物腰が柔らかく、その都度キーワードをZoomチャットに残してくださるなど非常に思いやりを感じる場面がたくさんありました。ですが、切磋琢磨し合える仲間や学びについて話しているときには、聞く人のやる気を引き出してくれるような熱い言葉もたくさんありました。記事の最後に載せた、これからN高グループに通う方々へのメッセージも田宮さんからのご提案でした。優しくも胸のうちにしっかりと軸のある自分を持っている点が、彼のとても大きな強みの1つだと思います。

田宮さんの今後の活動に注目です!

活躍したいN高グループ生へ!「Class H」とは

Class Hは2022年に発足した、東京大学をはじめとした難関大学を目指す方のためのコミュニティです。昨年度は東大に4名、京大に1名をはじめとして、多くのClass H生が見事第一志望校に合格しました。

興味を持っていただけた方は下記HPより詳細をご覧ください。
https://nnn.ed.jp/admission/scholar/classh/

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