【第二回】10代が10代におくる気になる地震対策

文=むむむ(N高・通学コース)
文=小鳥(N中・ネットコース)
テーマ記事プロジェクトAグループのテーマが「10代が10代におくる地震について」ということで、第二回は気になる地震対策について紹介します。
【地震発生時にやってはいけないこと】【地震発生時に用意しておくと良いもの】続けて紹介します!
この記事を読んで地震対策を知る参考にして頂けたら幸いです。
地震発生時にやってはいけないこと
「地震が起きた時どうしたらいいかわからない」
「揺れを感じたら丈夫な机の下に身を隠すくらいは知っているけど、やってはいけないことは知らない」
「地震発生時、慌ててやってしまうかもしれないから知っておきたい!」という方にはもちろん、やってはいけないことを意識していない方にも知ってもらいたい「地震発生時にやってはいけないこと」を紹介したいと思います。
また、実際はどうするべきかも併せて紹介していますのでぜひこの機会に知っていただけたらと思います!
部屋の中をよく確認せず裸足で歩く
地震後は割れた窓ガラスや照明などが散らばっていることがあります。
そのため、裸足で歩いていると踏んでしまい怪我をするかもしれません。
部屋の中でも裸足で歩かずに、履き慣れているスニーカー等を履くようにしましょう。
夜間、停電時はスマートフォンや懐中電灯で照らして移動しましょう。
いずれの場合も足元や身の回りの安全性を確認しながら移動をしてください。
被災地への不要不急の電話
地震が起こった時、家族や友人の安否が気になりますよね。
しかし通話が集中すると、電話がつながりにくくなることがあるそうです。
安否の確認は災害用伝言ダイヤルやSNSなどを活用して、発災直後の不要不急の電話は控えるようにしましょう。
海・川の様子を見に行く
近くに海・川がある人は、地震が起きたとき海からの津波や川からの氾濫が心配ですよね。
しかし海岸には、早ければ数分で高い津波が到達する危険があります。
海・川の様子を見に行った時、すでに津波が来ていたら危険です。
近くに海・川がある方は津波・氾濫の様子を見に行かずに、高台や高層ビルなどへ避難してください。
エレベーターで避難する
地震が起こった時に、エレベーターが動いていても乗らないでください。
余震や停電で閉じ込められるかもしれません。
そのためエレベータは使わずに、非常階段や避難ハッチ等で避難するようにしてください。
N高グループ生がやりそうなやってはいけないこと
皆さんは地震発生時に一番最初にどんな行動をとりますか?
もしかして、スマホやパソコンのところへ行く……ではないですよね!?
どんなにゲーミングPCが心配でも、揺れや倒れてくるものを無視して駆け寄ったりはしないですよね!?
まずは自分の身の安全を確保することを最優先に行動してください。
揺れを感じたら、丈夫な机の下等で揺れがおさまるまで様子を見るようにしてください。
参考にしたもの
今回、地震発生時にやってはいけないことを執筆する上で参考にさせていただきました。
東京都防災ホームページ 防災ブック 東京くらし防災:防災ブック|東京都防災ホームページ
地震発生時に用意しておくと良いもの
皆さんにとって大事なものはなんですか?
私は生きる上でお菓子が大切!
という事で他にも災害時に無いと困るもの、用意しておいた方が良いものを調べてみました。
災害時に無くて困ったものTOP3
1食料、飲料
2衛生用品
3現金、小銭
普段キャッシュレス決済で買い物をしている人は、電気が止まってしまうと現金でしか取引ができなくなるので特に注意が必要です。
災害時に売り切れるもの
・水、食料品(缶詰、レトルト食品が人気)
・トイレットペーパー、ティッシュ
・懐中電灯、電池、ラジオ、防災ヘルメット
これらはお店に行っても買えない可能性があるので、できれば日頃から用意しておきましょう。
夏には、経口補水液・汗拭きシートがあると良さそうです。
冬はアルミブランケット・カイロ・厚手の靴下や衣類もあると便利です。普通のブランケットを準備している人もいると思いますが、重く、かさばるため、避難するときに不便です。多少うるさくても避難所に避難する場合はアルミブランケットがおすすめです。女性は生理用品、パンティーライナー、ウェットティッシュも用意しておくといいそうです。パンティーライナーは下着が洗えないときや、洗えてもプライバシーを確保できなくて干せない時に役立ちます。
また、小中学生は避難場所にゲーム機やぬいぐるみ、推しのグッズを持っていく人もいるようです。災害は年齢に関わらず精神的な負担になるので、ストレスを緩和できるグッズを持っていてもいいのかも知れません。
災害時に要らなかったものをネットで調べてみると、カップ麺・インスタント麺が出てきます。しかし、カップ麺・インスタント麺は作るのに時間はかかるものの、熱湯で作らなくても食べられます。「絶対に麺類は熱々じゃなきゃダメなんだ!」などというこだわりがない場合は用意しておいても問題ありません。
防災セット紹介
上記を踏まえて、この記事の筆者二人でそれぞれ防災セットを作ってみました。
まずは小鳥さんのセットを紹介します。
写真右下に黒いヘアゴムがあります。髪が長い人は便利ですね。
オレンジ色の笛は大きな音で助けを求められるのでいざという時に役立ちます。
どれも小さなものばかりなので持ち運びがしやすそうです。
次は、むむむのセットを紹介します。
青いポーチには他にも、生理用品、ティッシュ、エチケット袋が入っています。
地震対策記事の2本目も最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は地震発生時にやってはいけないことと、災害発生時のために備えておくべきものを紹介しました。地震についてもっと知りたい方は、シリーズの他の記事もあるので、読んでみてください。
第一回の記事はこちら

参考
https://www.kurashiru.com/articles/c31ce44e-2a01-4ed5-a99a-ee2a663ba8b4
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000229.000023383.html
https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20180207-OYTET50038
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