ネットの学校でまさかの筋トレイベント!?起業部BLP生の活動に迫る!!

取材・文=ココぴ(N高7期・通学コース)、みずき (N中等部3年・ネットコース)、Hiiro_116(N高7期・ネットコース)
2024年7月8日、N/S高横浜キャンパスで起業部BLP(※)生によるイベントが開催されました。
「筋トレでウェルビーイング!?」誰もが2度は見てしまうであろうこのタイトル。イベント当日に参加して取材させていただきました。この記事ではその日の様子と起業部BLPについて紹介していきたいと思います。
※起業部BLP=起業部の中でも特に起業への意欲の高い生徒が、選考を通して受講できる授業。
当日の様子
年々夏の暑さがひどく増していく中この日もとても暑く、キャンパスの外を歩く多くの方々は熱中症対策グッズを持っているような猛暑でした。横浜キャンパスに入るとクーラーが効いていて涼しく、中ではキャンパスの生徒が黙々と授業に臨んでいました。

エレベーターで5階に上がり会場を覗いてみると、早めに着いたはずなのですが半分以上の席が埋まっていました。みなさんわいわいと会話が盛り上がっていて、近くの席にいらっしゃったお二人の方が声をかけてくださり、仲良くなったのも緊張が解けるきっかけとして強く印象に残った出来事です。また、各席にはもうすでにワークで使う筋トレ器具と資料がおいてありました。

ワクワクした気持ちで溢れる会場は始まる前から暖かい空気感ができており、みなさんすでに緊張がほぐれている様子でした。会場がたくさんの人で埋まり、いよいよイベントの開始です!
早速椅子に置いてあった器具を使ったワークに入ります。某100円ショップでも買えるというオレンジ色のチューブで、日頃の運動不足もあり伸ばすだけでも割と手応えを感じました。こちらを使った、お家でもできる簡単なトレーニングをみんなでやっていきます。映像を見つつ、後ほどこの記事でご紹介するイベント主催者の藤木さんに教わりながら行いました。

椅子に座りながら足でチューブを踏み腕を使って伸ばしてみたり、立って両足をくぐらせ横に歩いてみたり、様々な筋肉に効くトレーニングをしました。藤木さんの説明もあり、全て簡単で単純な動きでわかりやすく、筋トレに詳しくなくてもついていくことができました。最初はどこの筋肉に効いているんだろうというくらい楽にできるものもありましたが、数回繰り返すうちにだんだんとキツくなっていき、説明を聞きながら「あっ、そこの筋肉に効いてるな」という実感を必ず得るのです。
一方で、すぐにキツいと感じるトレーニングもありました。特に、チューブを頭の後ろで左右に伸ばし背筋や二の腕を鍛える動きは、一度やっただけでもだいぶ効いてきます。通信制の学校で普段家にいるからこそ運動不足になっている方々、ぜひこちらの器具を買ってやってみてください。
後日インタビュー
ここからは、企業部BLPについて、主催の藤木さんにお伺いしていきます!

藤木幹太さん
横浜キャンパスの3年生/起業部BLP生

本日はよろしくお願いします!
- ちなみに、藤木さんはどこを特に鍛えられているんですか?
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胸筋と上腕は特に力を入れています!
みずきなるほど! たしかに写真からもすごさが伝わってきます……。
- 普段の筋トレはどのくらいされているのですか?
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筋トレを本格的に始めたのは高校2年生の5月からで、プロテインを一日2回〜3回は飲むようにしています。今ではジムに行く習慣ができ、週に4回通っています(笑)。
みずき約一年でここまでになれるのは、努力の結果ですね。
- 筋トレを始めたことは、起業部BLPの活動と何かつながっているのでしょうか。
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はい!「筋トレを始めたことによって、精神的にも、身体的にも向上した」という私の体験を他の人にも広めたいという思いで起業部に入りました。
- 具体的な活動内容について教えてください!
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今までに300名の方に、プロテイン使用についてのアンケートを取ったり、プロテイン界ではとても有名な、VALX(バルクス)というプロテインを製造されている、株式会社Leverage代表取締役の只石昌幸さんにインタビュー及び自身のビジネスプランのプレゼンなどをしてきました。
みずきとても意欲的に活動されていますね。
- アントレ(※1)とBLPなど、起業部にはたくさんの種類があると思うのですが、それぞれの違いは何ですか?
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僕自身はアントレ7期生で、BLPとアントレのどちらも経験しています。アントレの経験を持った上で起業部に入った身として感じるのは、「目的の違い」と「サポートの手厚さ」です。
アントレは起業家精神を学ぶのが主で、ビジネスプランの構築や実行はどちらかというと二の次のように感じました。一方で、BLPはやはり「本気で事業を立ち上げる」という部分に重点が置かれるので、学ぶ場というよりは活動する場所、コミュニティに近いように思います。
そんな違いもあり、BLPはサポートが手厚いですし、生徒が本気でやりたいと思ったことを全力でサポートしてくれる場所であると感じています。
みずきなるほど。起業について何も知らないところから始めるのであれば、アントレを経験してからBLPに入る方が良さそうですね。
- それでは、今回のイベントの開催経緯について教えてください。
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どうすれば筋トレの楽しさやプロテインの良さを他の人にも伝えることができるかと悩んでいた時に、起業部担当の方に「今まで筋トレ・プロテインについてさまざまなインプットをしてきたのだから、一度小さなアウトプットでもいいから体験イベントなどを開いてみたら?」と言われたのが始まりでした。
また、アンケートなどで約80%以上の方々(※2)がプロテインに対してマッチョや筋トレのイメージであるということを知っていました。しかし、日本全体のタンパク質摂取量が国の目標量には達していない点や、タンパク質を十分に摂取しにくい高齢者・忙しい社会人などにもプロテインは効果的であると考えていることから、プロテインに対するイメージを変えたいと思い、イベントの開催を決めました。
- いいですね。イベントの開催にあたって、一番苦しかったことと楽しかったことを教えてください!
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教わる側から教える側に立った時に、参加者の方々に筋トレ・プロテインの魅力を伝える方法を考えることが一番楽しく、ある意味難しくて苦しかったです。参加者の立場に立って、筋トレ初心者の方でもできるような簡単な筋トレ方法をイベント内に入れたりなど、工夫を凝らしました。
みずきたしかに、興味をもってもらうことから始めるとなると、かなり大変ですね。
- 起業部での学びが生きていると感じた場面はどこでしたか?
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イベントの計画から協賛会社へのご連絡、さらにはイベントの実行まで、全ての場面で起業部での学びが活かされたと感じています。特にプロN(※3)などと違い、計画で終わらず自ら実行までしなければならないので、場所の確保から協賛会社への連絡などは、起業部で学び、培った実行力がとても活かされました。
- 学びを活かすことができたのは、藤木さんのすごさですね。
最後に、記事を読んだ人に向けて一言お願いします! -
自分の興味のある分野や好きな事でイベントをしたいと思った時、周りを巻き込む力はとても大切になります。僕も今回、協賛会社やお手伝いの方がいらっしゃらなければ、イベントは実現しなかったと思っています。
イベントを企画したいと考えている人や自分の興味分野を他の人にも知ってもらいたいと考えている人は、是非、周りの人を頼ってみてください。意外とすんなり協力してくれるかもしれません。
一人で物事をこなそうとするのではなく、周りを巻き込むことで規模も大きくなりますし、共感してくださる方も増えます。人を頼り、計画だけで終わらせず、実行してみてください!
※1 アントレ=起業家精神やビジネスマインドの習得を目指し、ビジネスや起業の基礎について知識0から学べる講義型の入門プログラム
※2 約80%以上の方々=以前10代から70代男女約300名にプロテインに関するアンケートより
※3 プロN=高校生が社会に出て活躍するための知識やスキルを身に付ける課題解決型学習プログラム
終わりに
いかがでしたでしょうか?
イベント当日のわちゃわちゃしながら筋トレをした様子や、起業部BLP生の活動のリアル、藤木さんの思いが少しでも伝わっていたら嬉しいです!
そしてこの記事で起業部BLPに興味が湧いた学園の生徒の方は、Slackの学園ワークスペース内「#起業部」にぜひ参加してみてください! 起業に関する様々なイベントや、時期によっては「アントレ生」「BLP生」の募集が行われています。要チェックです!
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