【現地レポート】面白あり学びありのプレゼン祭典の実体!

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取材/文/撮影=ほのか(S高2期・ネットコース)
取材/文/撮影=ふちゃ(S高3期・通学コース)

2024年12月7日(土)にところざわサクラタウンで行われたNED2024をご存知ですか?

NEDは N Code Labo・N中等部・N高等学校・S高等学校の生徒が「オリジナルのアイディアを見つけ、広げるために”表現する”場」をコンセプトとしたN高グループの一大イベントです。在籍生徒のプレゼンテーションだけでなく、著名なゲストのお話も聞くことができますし、リアル会場での参加であれば交流イベントなどを通して同じ学園の生徒と交流を深めることもできます。

私たちN/S高新聞実行委員もNED2024取材のためにところざわサクラタウンへ出向きました! 
この記事では、当日の会場の様子や登壇者とゲストのコメントをお届けしたいと思います。

会場【ところざわサクラタウン】の紹介

NED本番。この日の最低気温は2.8°を記録し、12月になったことを感じさせられました。
そんな寒さの中、毎年盛大な盛り上がりを見せるNEDにたくさんの方が来場していました。

今年度のNEDが開催されたのは、埼玉県 所沢市にある、ところざわサクラタウンキャンパスのジャパンパピリオンホールBという会場です。この会場は普段スクーリングが行われているサクラタウンキャンパスの隣に位置しています。

目次

当日会場の様子

そして会場に入ると、そこはすでにたくさんの来場者がいて、イベント開始を心待ちにする声で溢れていました。

さて、ここからはNED本番です。
そもそもNEDとは何なのか、NEDのイベント内でNEDの名前についての説明がありました!

N = Net-New-Next
E = Expression(表現)
D = Discovery(発見)

角川ドワンゴ学園によるプレゼンテーションの祭典であるというこのNEDが、オリジナルのアイデアを見つけ、広げるために“表現する“「場」をコンセプトとしていることがよくわかりますね。

外の寒さを忘れるくらい、会場内はプレゼンターと観客の熱気で溢れており、非常に盛り上がりを見せました。

NED2024 タイムライン

2024年12月7日(土)17:00〜20:00(受付開始:16:30)
 【第一部】部門 17:00〜17:30
 【第二部】スキル部門 17:30〜18:00
 【第三部】探求部門 18:00〜20:00

今年度は、3つの部門に分かれていました。
第一部のスピーチ部門は、学校生活や趣味、自分自身が経験した話など自由なテーマでの1分間スピーチです。


第二部のスキル部門は、アドリブ力が試される完全即興の1分間プレゼンで、視聴者投票で勝敗が左右されるスキルトーナメントバトルです。

第三部の探求部門は、学生生活や学外で自身が頑張ってきた実績を4分間プレゼンします。

各部門の登壇者へインタビュー

【スピーチ部門】奥寺 大地さん『当たり前を疑え』

取材班

スピーチ部門に応募した理由を教えてください。

みんなの前で話すことが昔から好きだったので応募しました。
中学生の時からよくプレゼンの練習をしていたので、登壇できて嬉しかったです。

取材班

登壇してどうでしたか?

練習の時は上手く話せて歓声が湧いたのですが、本番では邪念が浮かんで間違えてしまいました。緊張はしなかったのですが、資料の出来や残り時間のことなどを考えてしまい、肝心なプレゼン内容を間違えてしまい、悔しい思いが残っています

取材班

登壇以外ではどんなことが印象に残っていますか?

NED全体では、たくさんの人とのいい出会いがありました。来場者は17時開場でしたが、登壇者はリハーサルのために11時ごろから集まっていました。ですから、登壇者の皆さんと一緒に昼ごはんを食べて、たくさんお話しすることができました。

取材班

参加して得たことや学んだことを教えてください。

やっぱり人と関わること、話すことの大事さを改めて認識しました。普段、僕はネットコースで出会いの機会が多いわけではないので、NEDでたくさんの出会いがあったことはとても楽しかったです。これからは、ネットコースでも楽しめる研究部などのPBL活動に挑戦して、自ら人と関わる機会を作っていきたいです。

【スキル部門】椎橋 亮典さん:優勝者

取材班

スキル部門に応募したきっかけは何でしたか?

高校生の間に一度は舞台に立って話してみたいと思っていたところに、NEDの登壇者募集を見つけました。今年は受験生だったので、比較的準備が少ないスピーチ部門なら挑戦できると感じ、応募しました!
登壇者はみんな優しくて、舞台裏ではお互い励まし合っていました。登壇してからは、緊張なんか忘れてとっても楽しく話すことができました!

取材班

登壇していかがでしたか?

芸人さんみたいな舞台に立っている方の話を聞くことは好きですが、こんなに自分を表現したことが今までありませんでした。でも、やってみて本当に楽しかったので、また機会があれば舞台に立ってみたいと思いました!

取材班

伝えたいことがあれば教えてください。

このスキル部門は今年始まった部門ですが、とても楽しかったし、N中生の準優勝者もいらっしゃるので、絶対に来年も続けて欲しいです!

【探求部門】柴 紡希『通信制中学の実現性にむけて 〜学びの多様性の実現〜』

取材班

今回、「通信制中学の実現性にむけて 〜学びの多様性の実現〜」というタイトルでお話をされましたが、なぜこのトピックにされましたか?

通信制中学の可能性を考える中で、「自由な学び」に対してポジティブなイメージを持ってもらいたいと思っていました。そこで、NEDはN/S高やN中等部の生徒だけではなく、保護者や関係者の方にもご覧いただける貴重な場ですので、このテーマにしました。

取材班

登壇していかがでしたか?

登壇を通して、「不登校」という言葉が新しい学びの形にも使われてしまう現状に疑問を感じました。この言葉の影響で、自由な学びが正当に評価されにくい部分もあるのではないかと思います。私自身の活動をもっとSNSで発信していくことで、「free learning」という言葉が多くの人にとって身近になり、前向きに受け止められる世の中を作りたいと思いました。

Screenshot
取材班

NED全体を通して、学んだことや得たことを教えてください!

他の登壇者のプレゼンを聞く中で、自分にはまだ足りない発信力や伝え方のスキルに気付かされました。特に、SNSでの発信方法や効果的な伝え方について、もっと工夫が必要だと学ぶ機会になりました。この経験を通じて、多くの人にメッセージを届けるために何が必要なのかを考えるきっかけを得られたと思います。

ゲスト取材

スピーチ部門(第一部)のゲストである伊藤羊一さんに話を伺うことができました。

アントレプレナーシップを抱き、世界をより良いものにするために活動する次世代リーダーを育成するスペシャリスト。2021年に武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)を開設し学部長に就任。2023年6月にスタートアップスタジオ「Musashino Valley」をオープン。「次のステップ」に踏み出そうとするすべての人を支援する。また、ウェイウェイ代表として次世代リーダー開発を行う。代表作「1分で話せ」は65万部超のベストセラーに。

他にも、eスポーツキャスターの柴田将平さん、日本財団専務理事の笹川順平さん、映像ディレクターの高橋弘樹さん、フリーアナウンサーの望月理恵さん、学校法人角川ドワンゴ学園理事の夏野剛さんがゲストとして来てくださいました。

今回のNED2024を取材して、NEDというN高グループの一大イベントをもっと多くの人に知ってほしいと強く思いました。Youtubeでは過去開催の発表の様子を見ることができるので、まだご覧になっていないという方はぜひご覧になってください!
また、当日会場にてインタビューにご対応いただいた皆様に改めて感謝いたします。ありがとうございました!

来年に開催されるであろうNED2025では、きっと今回とはまた違う学びや気づきをたくさんの生徒と感じることができるのだろうなと、とてもワクワクしています!

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