やってきた青春!〜キャンフェスで披露するバンド動画作ってみた〜

取材・文=0(S高4期・通学コース)
こんにちは! S高4期生の0と申します!
今回私はキャンパスフェスティバルに参加し、友人たちと制作したバンド動画を披露してきました!
この記事では、バンド動画を作ることになったきっかけから、実際に披露した時の様子や感想までをお届けしていきます!
ぜひ最後までご覧ください!
キャンパスフェスティバルについて
どのようなイベントなのか
キャンパスフェスティバル(キャンフェス)とは、その名の通りキャンパスにて行われる文化祭のことです。そのため、参加できるのは通学コース生と通学プログラミングコース生のみになります。
キャンパスに通う生徒全員がそれぞれグループに分かれ、企画や部屋の装飾などを行います。
どのような出し物があるのか
各キャンパスごとに企画の内容は異なりますが、私の通っているキャンパスではメイドカフェとカジノ風ゲームスペースがあり、ゲームで勝利するとコインが貰え、集めたコインを使ってメイドさんと写真を撮ったり、食べ物を注文できるという出し物がありました。
また、展示ブースや落書きスペースなどもあるので、ゲームや人と関わることが苦手という方でも十分楽しめるようになっていました。私も展示品を提出し、落書きもしてきました。
展示品のイラスト

落書きスペースのイラスト

バンド動画制作
①きっかけ
私は中学校で吹奏楽に出会い、その時から楽器を演奏することが好きになりました。N/S高校に吹奏楽部は無いということを知った時はショックを受けましたが、どうにかして音楽を続けたいと思い、誕生日に買ってもらった中古のベースギターで、ひたすら好きな曲を演奏していました。
上達はしても、一緒に演奏してくれる人も聞いてくれる人もいないという状況では、中学の時のように思い切り音楽を楽しむことは出来ませんでした。そんな中で、キャンフェスの企画を担当している友人がバンド動画を作る企画を行っているという噂を聞き、「今を逃せばもう誰かと音楽をする機会は無いかもしれない」と思い、「私も一緒に演奏したい」とその友人に頼んだことがきっかけでした。
②役割分担、曲決め
5人のメンバーで活動していくことが決まり、ドラムとギター1人、キーボード1人、
ベース1人、撮影・動画編集2人で役割を分担しました。演奏する曲は放課後に集まって相談し、
「IVEのIAM」と、「NewJeansのSupernatural」の2曲に決まりました。
「IAM」YouTubeリンク
「Supernatural」YouTubeリンク
③演奏
動画制作のための準備が整ったところで、早速演奏に入っていきます!
場所は※ミミミラボの2階、日時はメンバーの予定に合わせて様々でしたが、休日どちらかの14時ごろに集まることが多かったです。
※ミミラボとは、三谷産業株式会社とテクノロジー教育の普及を目指すNPO法人みんなのコードが運営する施設。
ミミミラボ公式ホームページより引用
ミミミラボ

こちらは録音を行う部屋です。
パソコン、楽器、録音機材同士をつないで、録音したものがパソコンの中にデータとして残るようにします。メロディーやドラムを聞きながらテンポを合わせたり、ヘッドフォンをして自分の音のみに集中したりなど、その時の状況に合わせて練習、録音を行なっていきました。
④撮影・動画編集

手元、全体の撮影はこちらの広いスペースにて行います。左からキーボード、ベース、ドラムの順に並べて、撮影係は向かいにある椅子に座り、三脚などを使って撮影を行います。メインはこちらのスペースでしたが、ずっと同じ景色でもつまらないという意見もあり、先ほどの録音部屋も撮影に使用しました。
音源と撮影のデータが集まったら、動画編集をしていきます。
全体を写したものはsupernaturalに、手元を写したものはIAMの中で使用します。
撮影・編集担当のメンバー曰く、
supernaturalはみんなで楽しくわいわいしながら演奏してる感じ。IAMは逆にみんなの技術をメインに出すようなかっこいい感じ
をイメージしているとのことでした。
⑤発表・インタビュー
2024年11月9日、ついに私たちのバンド動画がキャンフェスで披露されました。
私も完成品を見たことは無かったので、観客の友人たちと共にワクワクしながら出番を待っていました。
大型テレビを使用したことで、音も映像も非常に綺麗なものを観客の人たちへ届けることができました。
キャンフェス終了後にはバンドメンバーたちへインタビューさせていただきました。
インタビューに答えてくださったメンバー
Sさん(企画、ドラム・ギター・※MIX担当)
Uさん(キーボード担当)
※MIX(ミキシング)とは、音声トラックのバランス、音色、定位(モノラルの場合を除く)などをつくりだす作業である。
Wikipediaから引用
ミキシング/最終更新 2024年12月15日 (日) 19:31
この企画をやる上で特に難しかったことは何ですか?
Sさん「初めて楽器を録音するというメンバーがいたので、自分のような初心者がどうサポートできるか心配でした。そして、自分も他人の楽器をMIXするのは初めてだったので、時間がかかりました。」

Sさんは企画者かつ長い間音楽をされている方で、日程調整から演奏、機材面の全てにおいてサポートを頑張ってくれました。
Uさん「時間が無い中で曲を弾けるように、勉強などの合間を縫って練習しなければいけなかったことです。」



Uさんは3年生で受験生ということもあり、より時間が無い中での練習だったと思うのですが、ほとんどの練習に参加して素晴らしい演奏をしてくれました。
参加する前と参加後で気持ちに変化はありますか?
Sさん「自分の持っているもので、ここまで作れたという自信が持てて、改めてみんなで音楽を作っていく楽しさを実感しました。」



みんなで楽しむことももちろん大切ですが、自分の今の実力だったり持っているスキルを試せるというのも、この企画の良いところでしたね!
Uさん「音楽をみんなと一緒に作っていくことはすごく大変なことだと思ったけど、同じくらい楽しいということを感じることが出来ました。」



自分一人では諦めてしまうような場面でも、支え合える仲間と共に頑張れるというのはとても安心感がありましたよね!
また、当日鑑賞してくれた友人たちにも軽く感想を聞いたところ、
いつも話してる先輩や同級生の演奏姿にギャップ萌えを感じました!
本当に動画が流れてる間ずっとすごいな〜って感じで、言葉にできないくらい感動しました
などなど、嬉しい言葉をたくさんいただきました。
終わりに
今回は私が参加したキャンフェス企画、バンド動画制作の始めから終わりまでを紹介しました!
キャンフェスは磁石祭などに比べると規模が小さいですが、その分自分の考える企画を実現しやすいイベントです。「出し物をしたいけど提案する勇気がない」という方にはすごくオススメですので、ぜひキャンフェスの企画担当の役職に挑戦してみてください!
共に思い出を作ってくれたメンバー、盛り上げてくれた観客の方々、今回のキャンフェスに関わってくれた全ての方々、本当にありがとうございました!
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