N中等部通学コース生の1日ってどんな感じ? わかりやすく紹介します!!
取材・文=りょー(N中等部・通学コース)
皆さんはN中等部をご存じですか?
N中等部とは、社会で求められる総合力を身につけるための実践型学習を行うプログレッシブスクールです。(N中等部ホームページより引用)
N中等部にはネットコースと通学コースの2つがあります。
ネットコースは全国から生徒が集まり、自宅から授業に参加します。
通学コースは、全国17ヵ所(2024年10月現在)にあるキャンパスの中から自分の通いたいキャンパスを選んで通学します。
そして通学コースは、週の通学日数を週1日・週3日・週5日の3つから選べるので、自分のスタイルに合わせて通学日数を選ぶことができます。入学後に通学日数を変更することもできますよ!
この記事では通学コースの1日を紹介しながらキャンパスの様子、生徒の様子を紹介します!
1日の流れ
通学コースの1日のタイムテーブルはこんな感じです!
PBL……? プログラミング……? 「どういうことをするんだろう?」という方が多いと思います。
キャンパスの様子も紹介しながら授業の説明をしていきます!
はじまりの会
はじまりの会は9:30に始まります。
はじまりの会では、
・マインドフルネス
・TAさん紹介
・日誌記入
の3つを行います!
・マインドフルネス
マインドフルネスとは「今」に集中する呼吸空間法で、はじまりの会とおわりの会で行っています。
・TAさん紹介
N中等部にはTA(ティーチング・アシスタント)という方がいます。
TAさんはメンター(職員)のサポートを行ったり、PBLや基礎学習などのサポート、授業によってはTAさんが主導で授業を行ったりすることがあります!
・日誌記入
N中等部では日誌を使って、各授業の振り返りや1日の目標設定を行います。
はじまりの会では1日の授業を確認して、目標設定を行います。
はじまりの会が終わったら授業が始まります!
1,2コマ目 PBL プロジェクトN
授業の1コマ目と2コマ目はPBL(Project Based Learning)というプロジェクト学習を行います。
PBLとは、仲間と協働するスキルを身に付け、課題解決・価値創造に挑戦する授業です!
(N中等部ホームページより引用)
これだけを聞いたら難しそう……と思うかもしれませんが、全然大丈夫です!
授業内でもメンターさんがわかりやすく授業を進めてくれたり、わからない部分があったらTAさんに聞いたりすることもできます!
PBLでは様々な授業を行うのですが、今回の授業ではプロジェクトNという授業を行っていました!
プロジェクトN
プロジェクトNとは、中学生が社会に出て活躍するための知識やスキルを身に付ける課題解決型学習プログラムです。(N中等部ホームページより引用)
今回の授業では、「10代のためのNEWグミプロデュースプロジェクト」というのを行っています!
この時間ではグループごとにプロジェクトの成果物の制作を行っていました。
3コマ目 N-English
PBLの時間が終わったら次はN-Englishの時間です!
N-Englishとは自分の英語力に合わせて自分でクラスを決定し、各キャンパスごとにZoomを繋いでオンラインで授業を行います!
ZEN Studyで自分の今の英語力を測ってからクラスを決定するので、一緒に自分の英語力も測ることができます!
ZEN Studyとは株式会社ドワンゴが開発した学習システムです。
角川ドワンゴ学園の生徒だけではなく、月額サービスで社会人や角川ドワンゴ学園以外の学生が利用することもできます。
クラスは、初級・中級・英検準2級/2級対策講座・実践英語講座・英語討論講座の6つから自分の英語力に合わせて決定します!
この時間は初級クラスと英検対策講座の時間でした!
自分のクラスじゃない日は次で紹介する「基礎学習」の時間になります!
4コマ目 基礎学習
お昼休憩が終わったら授業再開です! 4コマ目は基礎学習を行います。
基礎学習では自分のペースに合わせて国語・数学・英語・理科・社会などの学習を行います。
「この時間は国語をしましょう!」という風ににみんなで一緒に同じ授業をするのではなく、自分で「今日は英語をする!」と自分で決めて自分のペースで学習を進めます。
学習の方法は様々です。
ZEN Studyを使って映像学習を進める人もいれば、キャンパスに置かれている参考書を使って学習を進めたり、自分で参考書を買って学習をする人もいます。
自分で範囲を決めて取り組むので、絶対に中学校の範囲を取り組まないといけないというわけではありません! 小学校の範囲を復習したり、高校範囲の予習もすることが可能です。
5コマ目 プログラミング
基礎学習が終わったらプログラミングの時間です!
皆さんはプログラミングと聞いてどのようなことを思い浮かべますか?
きっとこのイラストのような作業を考える人が多いと思います。
しかし、N中等部のプログラミングの時間は、「デジタルのものづくりの時間」という感じです。
この時間もルールに則っていたら自分のしたいものづくりをすることが可能です!
コードを書くようなプログラミングをしたり、iPadやペンタブレットでイラストを書いている人もいれば3Dモデリングをしている人もいます!
何をしたらいいかわからない……ということがあっても入学後に説明がありますし、わからないことがあったらいつでもメンターやTAにきくことができるので安心です!
そしてこの時間にはプログラミングワークショップも行われていました!
プログラミングワークショップでは、新入生を対象に、基礎部分のプログラミングを行う授業を行っています!
6コマ目 自由選択
最後の授業は自由選択の時間です。
「自由選択って何をするの?」って思った方が多いと思います。
自由選択は、自分のやりたい学習をする時間です。
といっても「具体的には何をするの?」と不思議に思うのではないでしょうか。
例えば、5コマ目にあったプログラミングの続きをしたり、基礎学習や資格勉強をしている人もいます!
でも、この時間はキャンパスフェスティバル実行委員のキックオフミーティングがありました!
上記にも書いていますが、企画を作ったり、企画の準備や当日の運営など、基本的に実行委員が行います!
通学コースのお祭りという感じなので、ワクワクしている人が多いです!!
実際に通う生徒の声
通学コースの1日はわかったけど、実際に通っている生徒の声はどうなんだろう? と思った人、いると思います。
そこで今回は、同じキャンパスのritsuさんにインタビューさせていただきました!
ritsuさん 中学3年生 週5日通学
ーー通学コースで一番楽しかったイベントは何ですか?
去年(2023年度)のキャンパスフェスティバルが一番楽しかったです!
去年のキャンパスフェスティバルでは、初めて実行委員をして当日遊ぶことも楽しかったけど、プラスで企画を作っていくという体験を初めてしたので、とても楽しかったです。
ーー今までの楽しかった授業は何ですか?
木曜日のPBLなんですけど、去年から各キャンパスのメンターが考えたオリジナル授業を行っているんですけど、そこで小説を作る授業が面白かったです。
小説を1から書いていって、最終的にコンテストに応募するという感じの授業だったんですけど、小説を作るということは普段のPBLでもすることがないから、初めての体験で、とても楽しかったです!
まとめ
いかがでしたか?
この記事で少しでもN中等部のキャンパスの雰囲気や1日を知っていただけたなら幸いです!
N中等部では面白い授業がたくさんあったり、様々なイベントやワークショップなどもあります。
N中等部は貴重な体験がたくさんできる場所です! もし入学しようか迷っている人がいればこの記事も参考にしつつ考えてみてくださいね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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