【研修記事】N/S高新聞の職員、奥村さんにインタビューして格言を聞こう!
取材=機械音痴のいふぁ(S高3期・通学コース)
すみやますみ(N高8期・通学コース)
のむのむ(S高2期・通学コース)
りょー(N中等部4期・通学コース)
文=のむのむ(S高2期・通学コース)
みなさんは、これまでの人生でココロに響いた「だれかの格言」はありますか?
ある人の言葉になにかココロを動かされた、そんな経験を持っている人は多いのではないでしょうか。
座右の銘にしている人もいるかもしれません。
さて、今宵、N/S高新聞の職員である奥村さんが、至高の格言を魅せてくれます。
まずは奥村さんのことを知って、そして、最後に放たれる彼女の格言を堪能しましょう。
プロフィール
奥村翔子(おくむら・しょうこ)さん
経歴
〜2024.03 通学コース京都キャンパス キャンパス長
2024.04〜 経験学習部(生徒会・N/S高新聞をメインで担当)
スーパー㊙︎情報
最近髪の毛を切った!
じつは、昨年度までは筆者のキャンパスのメンターを務めていて、このN/S高新聞実行委員の担当として再会したという経緯があります!
元教え子ならではの鋭い質問もあるかもしれませんよ!
インタビュー、はじまります
ーーよろしくお願いします!
よろしくお願いします!
ーーまだ緊張してます……。
私に緊張しなくていいよ(笑)。
ーーありがとうございます……!
ひさしぶりに奥村さんと話せるのが嬉しいです!
ありがとうございます(笑)。ひさしぶりに京都キャンパスの人と会えて嬉しいです(笑)。お願いします。
ーー……では、最初の質問です!
いちばんはじめにこの角川ドワンゴ学園に関わったきっかけからうかがいたいのですが……?
えーっと、通学コースに5年いたから、いま6年目。丸5年経った感じですね。
私、もともと新卒のときは某予備校で働いておりまして、講師とかじゃないんですけど、通学コースのメンターに似た感じで、校舎運営とか進路指導とかに携わっていたんですよね。
出欠の管理とか、月謝の請求とかもやってました。
ーーそのときから教育関連の仕事をされていたんですね。
そうなんです。でも、予備校って時間がすごく変則的で、たとえば「昼から夜まで仕事」とか「土日が仕事」とかがあったりしたんです。それで、家族とか友人、恋人とうまく時間が合わなくて。社会人になってみて、彼ら彼女らといっしょに過ごす時間っていうのが私にとってはなによりも大切で、仕事を頑張るには、その時間がもっと必要だということに気づいて、それで2年でやめたんですよ。
で、そのあと別の業界で働いてたんですけど、やっぱり教育業界に戻りたいと思って、転職情報を調べるようになったんです。そのときに、たしかN高ができてすぐだったと思うんですけど、「こんな学校あるんや」みたいに思って。それで、ちょっとここ受けてみようという感じで受けたのが最初でしたね。
ーーありがとうございます! それでは次の質問です!
ふだんの休日はなにをされていますか?
本当に最近、通いはじめてすぐなんですけど、ボクシングを習いはじめました。
ーーえ、すごい。
そうなんです。でも、リング上で戦うというようなことではなくて、ダイエット目的みたいな感じではじめたんですけど、けっこう激しくて驚いてます。まだ2回しか行ってないんやけど、きのうなんか青あざ作って帰ってきた(笑)。
あとはそうですね、私結婚してるんですけど、旦那さんとお出かけするか、家の片付け、買い物って感じかな。
ーーありがとうございます! 休日を満喫されていてすごく素敵です。
ありがとうございます(笑)。
ーーそれでは次の質問です!
奥村さんの家でのあるあるはありますか?
家でのあるある。めっちゃむずい(笑)。
お風呂入らなあかんのにダラダラしていつの間にか寝てるとか(笑)。
なんだろう。私の家事のルールみたいなのがめっちゃ細かくて、こう、「シワになったら嫌な洗濯物はこのかご」「乾燥かけてもいいのはこのかご」みたいな細かいマイルールがあって、それを旦那さんにも強要するとウザがられる、とか(笑)。
ーーありがとうございます! それでは次の質問です!
大学などの進路を決めたタイミングはいつでしたか?
急に真面目(笑)。でも、これはちゃんと話せますよ!
夜回り先生って知ってる? 水谷修さん。青少年の非行を支援する仕事をしている人なんですけど。私、中学生くらいのときに、まわりの友だちがちょっとやんちゃだったというところもあって、当時は青少年の非行みたいなことにすごく興味があったんです。「なんでそうなってしまうんだろう」みたいな。そう思ってて、中学生くらいのころから水谷さんの本が好きで、講演会とかに行ったりもしてたんです。
で、高校にはふつうに進学したんだけれども、そういったことの勉強をしたいなと思ってたときに、立命館大学の産業社会学部で水谷さんが講演をされるみたいな話を聞いたんです。高校2年生くらいかな。っていうので、その立命館の産業社会学部を知って、Webサイトを見たらそういう非行のことについても勉強できるみたいなことが書いてあって、ここに行きたいと思ったんです。オープンキャンパスに行って、そのときにここに進学したいと思った記憶があります。
ーーありがとうございます! それでは次の質問です!
奥村さんが思う「N/S高新聞」とは?
おお〜。急に難しい質問きた(笑)。
難しいけど……でも、このN/S高新聞を担当しはじめてからずっと考えてる部分ではあります。これという答えがなかなか出せないところではあるんですが……。
この前のミーティングで話させてもらったのが、「生徒視点の情報発信を通して、生徒・学園・社会を繋げるメディア機能を果たすこと」っていうので。
堅く言うとこうなんですけど、難しいところもあるので、もうちょっと柔らかく言うと「職員じゃなくて、生徒が生徒側の視点でなにかを発信する。そして、それが元になって、生徒どうしだとか、生徒と学園外だとかをつなぐことができる」っていうのが、N/S高新聞であるのかなって思っています。
ただ、これが完璧にできているかというと、そうではない。100点満点ではないので、その「つなげていく」ということをもっと果たしていきたいと考えています。
ーーありがとうございます! とても素晴らしい目的だなと感じました!
100点を目指して貢献できるようにいい記事をたくさん書きたいと思います!
ありがとうございます、ぜひみんな記事を執筆してください!
もっとたくさん記事が欲しいので(笑)。
もちろん、記事だけじゃないけど。Twitterとかもあるし、動画とか、保護者通信のなかの新聞とかもあるから、べつにWeb記事だけがぜんぶじゃないけど、でもそういう役割を果たせたらいいなと思っているので。
みんなが頑張ってくれたら嬉しいです!
ーーありがとうございます! これから記事執筆めちゃくちゃ頑張ります!!
……それでは次の質問です!
いままでに関わってきた学園のイベントで、一番楽しかったのは何でしたか?
これは新聞だけじゃなくて、いままでぜんぶってことね。
ーーそうですね。
うーん。通学コースの「卒業生を送る会」ですね!
ーー年度末の、キャンパス内での卒業式みたいなイベントですよね。
そうそう。私はこのイベントが好きなんです。毎年卒業生を送る会がいちばん楽しい。いや、楽しいとは違うんだけど、この仕事してきてよかったなって思えるときかな。ことしも行きたいくらい(笑)。
ーーたしかに、そのときがいちばん感傷的な瞬間かもしれないですね!
ありがとうございます! それでは次の質問を……
あ、ちょっと付け足してもいいですか!
ーーあ、はい(笑)。ぜひどうぞ。
ごめんなさい(笑)。こうやって部署が変わって、リアルで生徒と話すことがなかなかなくなったのよね、やっぱり。だからいま思うと、なんかエモいことを言いますけど、普段の休憩時間とか放課後に喋ってたのは、めっちゃ楽しかったなって思います。
ーーエモっ。
エモいやろ(笑)。いまはこういうミーティングとかで、目的を持って話す。そのなかで雑談がちょっと生まれるみたいなことはあるんだけど、ふと会話がはじまったり、休憩時間にまわりにいる人大勢で話すっていうのはオンラインだとなかなか難しい部分もあるから、あのときはめっちゃ楽しかったなって思う。
1日に1爆笑はしてたと思うんです、なにかしらで。朝から夕方までキャンパスにいるなかで、仕事とかじゃなくふつうに爆笑してた時間があって、私としては笑う時間がすごく大事だから、それがちょっと減って寂しいなって。
ーーありがとうございます!
あのときおしゃべりしていたひとりとしては、そう言っていただけると……(涙)。
……っでは! 次の質問です!!
なにか困難なことがあったとき、奥村さんならどうやって乗り越えますか?
この間、生徒会のほうの合宿の事前授業で、自分のトリセツを作るみたいなことをやってて、私も例として自分のを書いてたんですけど、落ち込んだとき、イライラしたとき、悩んだときの対処法っていう項目があって、私はぜんぶ「人に喋る」だったんです。人に喋って、人に相談して、そうすることによってストレスを発散したり、自己解決したり、人のアドバイスを受け入れたりしているのが私だと思います。
ーーなるほど、ありがとうございます! それでは次の質問です!
N/S高新聞実行委員になろうか迷っている人へ、ひとことメッセージをお願いします!
絶対にN/S高新聞の実行委員ってめっちゃ楽しいと思う! ふつうに。担当職員としてもそう思うんだけど、それだけじゃなくて、担当職員としてじゃなくても、4月にN/S高新聞に入ってきて、めっちゃおもしろいなって思った!
というのも、記事執筆を通して「書く能力」を成長させられるっていうのはもちろんひとついいところだと思うし、それ以外にもやれることがたくさんあるなと知って、N/S高新聞っていいやんって思ったんです。まず「書く能力」っていうのは、記者とか、作家になるとかじゃなくても、人生を送るにあたってつねに重要な力なのかなって。人の営みと切っても切り離せない部分だと思うから、その書く能力が伸びることはすごくいいことだと思うんです。そして、それ以外にやれることっていうのは、たとえば「取材してください」とか、なんか「こういうのいっしょに作りませんか」みたいなことを、学園の他の部署とかから頼まれることがけっこうあるんですよね。それって、必要とされてる嬉しさもあるし、それに、ふつうじゃなかなか経験できないことを経験できるというのがすごくいいなって思うんです。
これまで通学コースしか知らなかったから、実行委員に携わってみて、こういうところにもコミュニティがあるんだってはじめて目の当たりにして、いろんな人と関わったり、それこそ自分の居場所を作ったり、コミュニティを増やす意味を感じられて、実行委員というものがめっちゃいいなって思いました。
すみません、いいなって思いすぎて、いっぱい喋っちゃった(笑)。
これだけいいところがたくさんあるので、ぜひ入ってほしいなって思ってます!
ーー執筆だけでなくて、いろいろなことを経験したり、
さまざまな人と関われるからこそおすすめということですね!
そういうことです!
ーーありがとうございます(笑)。
それでは最後に「後世に語り継がれるような格言」をお願いします!!!
なにそれ!? むず! むずすぎ急に(笑)。後世に語り継がれるような格言……。そんなん前もって言ってよ(笑)。
……ちょっと待ってや、ちょっと待ってや……! むずい(笑)! この前のスライド確認しよう、えーっと…………
「いまある場所が居場所になるかは、自分次第!!」
どうでしょう……!
ーーとても素敵な格言だと思います!
ありがとうございました……!!
こちらこそありがとうございました!
いかがでしたか?
さて、インタビューはいかがでしたか?
奥村さんのことを知ることはできましたか?
格言はあなたのココロに刺さりましたか?
この記事を読んだことによって、あなたの人生がすこしでもよくなったなら嬉しいです。
これからのあなたの人生に、幸せが訪れますように────。
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