【東急ストアコラボ企画】中高校生レシピ考案者に聞く! オーガニック野菜レシピができるまで
取材・文=ひかり(S高2期・ネットコース)
「レシピを一から創作する」と言われた時、みなさんはどんなことを思いますか?
実験みたい! 楽しそう! やってみたい! 難しそう……。様々な思いがあると思います。
レシピを一から創作するという大仕事に見える言葉ですが、N/S高・N中等部のワークショップでは実際にその機会があり、食品スーパーの東急ストアさんとN/S高・N中等部がコラボした職業体験ワークショップが実施されていました!
今回は、レシピ制作のワークショップ「オーガニック野菜を食さない? レシピ創作コンテスト」のレポート&インタビュー記事です。
レシピを創作した高校生は、どんなことを意識していたのでしょうか? この記事を通して、ワークショップの雰囲気や、最優秀者の思いが伝わっていれば嬉しいです。
「オーガニック野菜を食さない? レシピ創作コンテスト」とは
株式会社東急ストアと学校法人角川ドワンゴ学園が連携する長期ワークショップ。「たまねぎ」と「オーガニック」というテーマからレシピを考案、最優秀者には東急ストアが発行する生活情報冊子『Family109』にそのレシピが掲載される。
今回のイベントは3回のオンラインワークショップでレシピを考案、1回の現地ワークショップでレシピをもとに調理し、東急ストアの方にフィードバックをもらうオフラインワークショップで構成されていました。そのため、1ヶ月弱に渡る長期ワークショップでした。
オンラインのWSには、ゲストを招いた講義もありました! 実際に使う玉ねぎに関する知識や、写真のような、オーガニックのことまでしっかり教わり、実際にオーガニック野菜を使ったレシピを考案する上で大切なワークになりました!
最終日! オフラインイベントの様子
そして最終日! オフラインで初めて対面するグループも多かったと思いますが、息の合った役割分担でレシピを完成させていきます!
お野菜を切っているグループもあれば……
お肉の下準備に取り掛かっているグループも!
それぞれのグループが時間と戦いながら作り上げた料理が完成すれば、今度は試食の時間です! 審査や難しかったことは一旦忘れて、みんなで作った料理を囲みながら楽しいランチタイムになりました!
楽しいランチタイムが終わった後は、緊張の審査会です。東急ストアの方や学校法人角川ドワンゴ学園のスタッフさんなど、様々な大人の審査員の方にフィードバックしていただきます。
この点数は一体、高いのか低いのか……!?
各チームの料理に対して、今回のテーマである「たまねぎ」をどれだけ活かせているかや、料理自体の彩り、食べやすいかどうかなど、様々な観点からのフィードバックをいただきました。
そして、最優秀賞発表です。今回の最優秀賞は「サラダ」チームのみなさんでした!! サラダチームが制作した料理です。とても美味しそうです。見ているだけでお腹が空いてきてしまいますね……。
今回はこのサラダチームにインタビューもできたので、その様子もお届けします!
最優秀者インタビュー
答えてくれた人
答えてくれた人
Fさん(画像右下)
ななみさん(画像右上)
しゅんさん(画像左上)
こうきさん(画像左下)
ーーこのワークショップに参加しようと思ったきっかけはなんですか?
しゅんさん:学園のワークショップには参加していたのですが、料理系のワークショップは少なく、レシピ開発をする今回のワークショップは珍しいと感じて応募しました!
こうきさん:元々料理好きだったのですが、NS高に入ってから時間がなくなって料理からは遠ざかってしまって……。このワークショップなら、料理をしながら学園のこともできるかと思い、応募しました!
みなさん元々料理が好きだったのですね! 料理好きということで、グループの仲も深まりそうですね!
ーー今回のテーマ「オーガニック」「たまねぎ」を意識したポイントなどがあれば教えてください。
Fさん:オーガニックのお野菜は素材そのものの味がしっかりあるので、シンプルな味付けで素材の味を引き立たせることを意識しました。
こうきさん:調味料は塩胡椒や、マヨネーズを使用しています。かなり調味料の数も少ないです。筆者もオーガニックのお野菜を食べた時は素材の味の濃さにびっくりしました!
レシピを作るにあたっては「素材の状態」という観点も大切なのですね。
ーー今回のワークショップで難しかったことや楽しかったことを教えてください!
Fさん:初めてグループでレシピを考えることが楽しかったです。しかし、普段とは違いオンラインでコミュニケーションを取ることが難しかったです。
ななみさん:グループのメンバーと実際に会えたことが楽しかったです! 現地で会うまでも、オンラインで仲良くできたことも思い出になりました!
しゅんさん:グループのみんなで一つの料理を作ったことが楽しかったです! でもレシピを考案するのは難しかったです。
こうきさん:レシピを考案段階で、みんなでわいわいしながら作れたことが楽しかったです。その中で難しかったことは、レシピの詳細を決めることです。僕が試作をして、感想を伝え、調味料の量などを調整していました。オンラインなのもあり、みんなで試作することができずに、試してみる人が誰か一人になってしまうことが難しかったです。
ーーこれから挑戦してみたいこと
Fさん:今回やってみて、料理の見た目が重要だと思ったので、お店に出せるレベルの見た目になるように盛り付けを頑張りたいです!
ななみさん:今回のワークショップを通して料理をする機会が多かったのですが、普段母の手伝いをすると遅くて邪魔になってしまうので、早く手際よくできる様にしていきたいです!
しゅんさん:元々学園のワークショップには多く参加していたのですが、3年生で学園にいられる時間も残り少ないので、もっともっと多くのワークショップに参加していきたいです!
こうきさん:普段はあまり職業体験に参加しないのですが、これから調理系のワークショップがあれば参加していきたいです。また、この経験を通して新しい進路を見つけられたので、それについて深く調べていきたいです。
グループのみなさんがこのワークショップで初めて会ったとは思えないくらい仲が良く、このインタビューも和やかに進みました! 答えてくださりありがとうございました!
終わりに
このワークショップは、実際にレシピが世の中に発表されるという緊張感のありそうなワークショップですが、終始笑顔が溢れる素敵な雰囲気で、とても楽しそう! 筆者も混ざりたい! とずっと考えていました!
今回のワークショップの様子はこちらのYouTubeからご覧いただけます! ぜひオフラインイベントの参加の参考にしてみてくださいね!
また、今回インタビューさせていただいたサラダチームが考案したレシピはこちらから見ることができます!みなさんも作ってみてください!
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