事前課題ってなに書いた?実行委員ろざさんに聞く〇〇〇の魅力
取材・文=ココぴ(N高7期・通学コース)
N/S高新聞実行委員5期生募集がはじまり、N/S高新聞に新たなメンバーが加わりました。
「この記事のタグ、4期だぞ……? バグかな?」と思われた方、安心してください。
不思議なことに私の初期研修はまだ終わっていないようなので、この記事を配信し、胸を張ってN/S高新聞実行委員だと名乗ろうと思います。
私たちの実行委員活動の原点は、事前課題です。
応募を考えてくださった方はおそらくご存じでしょう。N/S高新聞実行委員は、他の実行委員と違い、応募時に事前課題の提出が求められます。自分の好きなものについて、1000字程度で紹介するという課題です。
もしかしたら、この記事を読んでくださる方の中には、この事前課題を提出したという方もいらっしゃるかもしれません。もしくは、事前課題というハードルを超えられず、N/S高新聞実行委員への応募を断念された方もいらっしゃるかも。
そんな事前課題、現役実行委員はなにをテーマにしたのでしょうか?
せっかくなので、同じ4期生のろざさんにインタビューしてみました!
ろざさん
4期N/S高新聞実行委員。
体験学習実行委員にも生息しているらしい。
後ろの猫ちゃんかわいいですね
そうなんです。かわいいです。
あくびをした猫の写真がお気に入りだそうで、いつも背景に癒されながらミーティングをしているそうです。
猫のもきゅっとした表情に癒されているという一面もあるろざさんですが、彼女が愛するものとは一体何でしょうか。
ろざさん、事前課題で何を書かれましたか?
私は、お米について書きました。
主食はお米
お米が大好きなんです。
いやもう、好きなものについて書いてと言われたら「これしかないだろ!」ってくらいずば抜けて好きだったので、書きましたね。
ろざさんが好きなものはお米だそうです!
お米といえば日本人のソウルフードですが、はたして、ろざさんがお米にかける情熱はいかほどでしょうか。
毎日食べてますか?
食べてますね。一日3食、ほとんどお米です。
パンやラーメンよりも、飛び抜けて好きなんですね。
そうですね。ラーメン好きだったんですが……
五、六年くらい食べてない。
そうなんですか!?
驚くべきことに、ろざさんはここ数年、ラーメンを口にしていないようです。
しかし、それだけ毎日お米では、お米に飽きたりしないのでしょうか。
トッピングを色々変えたりしていますか?
あ〜、家に複数のお米を常備しておいて、『今日は白米』『今日は玄米足してみる』『今日はちょっと水を多めにしてみよう』みたいな感じで、トッピングではないですが、炊き方をその日の気分で変えたりしてます。
できるだけ長く置きすぎないようにしようと決めているらしく、二〜五キロくらいのお米を三、四種類常備しているようです。
「すぐなくなっちゃう」と、ろざさんは語っていました。
ろざさんが炊いたご飯を、家族で食べてるんですか?
はい。家族はすごく食にこだわりがあるとかではないので、スムーズに今の食生活になりましたね。
お米好きの起源
お米を好きになったきっかけは何ですか?
元々、小さい頃はお米よりパンやラーメンの方が好きでした。お米も食べてましたけど。
生粋のお米好きと思いきや、昔はどちらかというとパン派だったろざさん。
一体、どうして米派に寝返ったのでしょうか。
私はあまりお腹が強くなくて、よくお腹を壊していたんです。
そしたら病院の先生に『小麦は控えるように』『お腹を冷やさないように』『お米を食べましょう』と言われたんです
当時はショックだったそうで、戸惑いや、パンへの名残惜しさを教えてくれました。
そんな始まりに反し、だんだんとお米のことを好きになったようです。
お米を食べてるうちに、お米が好きになっちゃって。「お米ってこんなに美味しかったんだ!」ってことに気づいて。
そこからはお米しか見られなくて。
普段の食事だけでなく、外食するときも、お米が食べられる飲食店を探していたそうです。
しかし、特にフードコートには、ハンバーガーなどのファストフードが多く、和食のお店が少ないということに気づいたそうです。
「え……お米、いないじゃん……!」と衝撃を受けたことを告白します。
そして、それがきっかけでよりお米が好きになったと語ります。
そこからはずっとお米一筋!みたいな……。
好きなお米は「新之助」
ちなみに、何米が好きですか?
なにこめ……。
いや! 全部好きなんですけど、品種で言うと「新之助」っていうお米です。
「新之助」とは
コシヒカリを品種改良したお米であり、赤と白のパッケージが特徴。
コクと甘味が大粒のお米に詰まった、ふっくらつやつや、冷めても美味しい、コシヒカリとはまた違った良さのお米です。
ちょっとお高めですが、めちゃめちゃ美味しくて……
ぜひ食べてみてほしいです。
どんな感じのお米なんですか?
もっちり寄りです。弾力があって、甘味があって。
私、お米の中でも特におにぎりが好きなんですけど、(新之助は)おにぎりにすると美味しいお米です。
お米好きのろざさんイチオシのお米です。お米自体に甘味があるので、梅干しや高菜などのさっぱりとした具のおにぎりで食べるのがおすすめらしいです。
新之助とはどのようにして出会いましたか?
母から『新之助ってお米があるんだよ』と聞いて、まず名前に衝撃を受けて。
新之助って人の名前じゃないですか。「新之助、なんで?」って。
どうやら、ろざさんは「新之助」という名前から興味を持ったそうです。
調べてみたところ、新之助は「新しい」の「新」、「新潟」の「新」。誠実で芯が強く、かつスタイリッシュな現代的日本男児をイメージしている名前のようです。
他にも、お米の名前は女性的な柔らかい印象のものが多いですが、あえて男性名を使用することで、品質への自信やブランドとしての意志の強さを表現するとともに、愛着ある存在として定着するよう期待をこめている、ともありました。
いずれにしても、面白い由来ですね。
事前課題で書いたこと
事前課題では、お米についてどのように書かれましたか?
お米についてとりあえず、つらつらとメモに書いてました。
でもフォームに移す段階で文字数カウント挟んだら、めちゃめちゃ超えちゃってて。
そのときの衝撃を思い出しながら、笑うろざさん。
「とりあえずこんなものかな」ってお米のことをバッと書いて、文字数をカウントしたらオーバーしてました。
だから「いらないかな?」と思ったものは端折りました。
最終的にできたのは、ろざさん曰く「オール米」みたいな文章だったそうです。
でもさっき話してた「なんで私がお米を好きになったか」みたいなエピソードも書いたりしましたね。
最後に
いかがだったでしょうか? お米に対する「好き」が伝わりましたね。
実際に今、N/S高新聞実行委員として活動されているろざさんへのインタビューでした。
このインタビューと同じ熱意で書かれていたとなると、きっと事前課題では素敵な文章を提出されたのでしょう。
- どれくらい好きなのか?
- どうして好きなのか?
- 好きなところはなんなのか?
それらをメインに今回は深掘りしていきましたが、それ以外にもろざさんのお米好きについて、記事にできる余地はもっとあると感じました。時間が許すのなら、もっともっとろざさんとお米についてお話ししたかったくらいです。
この記事の文字数は事前課題の1000字どころか、3000字に突入しようとしています。
一時間にも満たないインタビューでしたが、これだけの情報を引き出すことができました。事前課題の「1000文字」にハードルを感じている方だって、きっと胸の内には1000字以上余裕で書ける熱意があるはずです。
「どうして好きなんだっけ?」と思い返したり、いろんな角度から文章を紡いでいきましょう。
何を書いていいかわからない方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
最後に、実は取材中、こんなやりとりをしていました。
(体験学習実行委員の方で)お米のワークショップをやるつもりはあります?
え、やりたい!
やります?
お米、みんなで炊いて食べたいです。
そんな話をして数か月。現在、お米のワークショップ企画中です。
興味がある方はSlackをよ〜く確認してくださいね。近いうちにそんなワークショップが実現する……かも……?
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