【卒業する3年生にインタビュー!】N高で出会った運命

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取材・文=たみふぁ(N高7期・通学コース)

突然ですが、N/S高生の皆さんは自分が卒業する時、どんな自分になっていると思いますか? なかなか想像できないという方も多いのではないでしょうか。今回私は2023年3月に卒業したN/S高新聞実行委員の方にインタビューしました。この記事が、皆さんが卒業までにどんなことをして、どんな思いで卒業したいかを考えるきっかけになるといいなと思います。

もえさん
N/S高新聞実行委員の1期生で、2023年3月で卒業。
この3年生インタビューシリーズを提案してくださいました!

目次

「委員会に入るなんて思ってなかった」

ーーもえさんがN高に入学したときは将来についてどんなことを考えていましたか?

私は高校2年生の12月にN高に転入してきたんだけど、その時は「大学は行くのかな〜」くらいであんまり考えてなかったかな。N高に入学したってことよりも前の学校をやめたってことの方が、その時は自分の中で大きかったから、あんまり覚えてない(笑)。

ーーじゃあ今後の学校生活についてもあんまりイメージはしてなかったんですか?

そうだね、とりあえずレポートとスクーリングだけちゃんとやって高卒の資格を取ればいいって思ってた。委員会に入るなんて思ってなかったね。

N/S高新聞実行委員での活動

ーーもえさんがN/S高新聞の実行委員に入ったきっかけはなんでしたか?

N高に転入した1、2ヶ月後くらいに面接トレーニング(※)を受けて、その時に事前準備で書かれている質問の答えを打ってみるみたいな練習があって。そこに、「高校生活で頑張ったことはなんですか」っていう質問があって、前の学校のことしか喋れないな〜って思ったんだよね。それでたまたまメールを見たら、N/S高新聞の募集が来てて応募したら通っちゃったって感じ。

※面接トレーニング 大学受験や就職活動での面接対策としてN/S高で行われている面接の練習のこと。

ーーN/S高新聞だからというよりは、何かN高でしたいっていう気持ちがあって応募したんですね。

そう、たまたま(笑)。

ーー最初入った時、N/S高新聞はどんな感じでしたか?

最初に出さないといけないフォームがあったんだけど、その中に「リーダーやりたいですか」っていう質問があって、せっかく委員会に入ったしやってみたのね。そしたらリーダーミーティングがめっちゃ楽しくて! 私、記事とか書いた経験が全くなくて、めっちゃ理系の人間だったから、リーダーミーティングで一緒になったまどやんにいっぱい質問して。そしたらすごく丁寧に返してくれて、まどやんと仲良くなって、徐々に他の委員の子とも仲良くなれた感じかな。

ーーもえさんが理系だとは知らなかったです!文章が書ける理系、かっこいいです…。N/S高新聞での活動の中ではどんなことが印象に残っていますか?

やっぱりオフ会とか現地でみんなと会ってのオフラインでの活動がいちばん記憶に残ってるかな。あとは東大新聞の取材かな。N/S高新聞に入ってなかったら絶対に経験しないことだと思うから、すごくいい経験で、楽しかったなって思います。

東大新聞に取材に行った記事はこちら!

ーー今まで書いた記事の中でお気に入りの記事はどれですか?

やっぱりQuizKnock(※)の記事かな〜。私がQuizKnockが好きでQuizKnockの公式LINEを追加していて、そこに学生向け記者発表会の告知があって。最初は参加する勇気はなかったんだけど、スタッフさんから「もえさんが見つけたんだから行って来なよ」って言われて、応募したら選ばれたんだよね。参加する勇気も必要だったし、それをどうやったらいい記事にできるだろうって考えるのを結構頑張ったなっていう思いがあるから、いちばん思い出に残ってるかな。

※QuizKnock クイズ王伊沢拓司率いる東大発の知識集団。WebメディアやYouTubeチャンネル、ゲームアプリなどさまざまなコンテンツを展開している。

https://www.portal.quizknock.com/about

もえさんがいちばんお気に入りの記事として挙げた、QuizKnockの記事はこちら!

ーーもえさんは卒業ですが、N/S高新聞全体での活動を振り返るとどんなことを感じますか?

なんかすごい人たちに囲まれたな、と思っていて(笑)。たまたま私は1期生として入って、たまたま1期生のメンバーが今の皆で、2期生のみんなが入ってくれて…っていう感じだけど、本当にみんなから毎日刺激をもらっているし、すごい毎日が変わったと思う。レポートをするだけだと思っていたN高での生活がこんなに変わるんだと思って、すごくいい時間を過ごせたと思います。

ーー私もN/S高新聞に入っただけで、ここまで毎日が彩られると思っていなかったのですごく気持ちがわかります。今のN/S高新聞のメンバーとは、N高に入らなければ住んでいる場所もバラバラで出会えなかったと思うので、そういうところは運命だなって思いますね。

大学受験について

ーーもえさんは、春から第一志望である立教大学に通われますが、立教大学に行きたいなと思ったのはいつ頃ですか?

3年生の6月くらいに、N/S高で大学オンライン合同説明会があって、いろんな大学の説明を聞ける会だったんだよね。そこに、私が当時受験するか考えていた大学も含まれていて、申し込んだんだけど、「せっかくなら全部の学校の説明を聞いてみよう!」って思って。それで見ていた時に立教大学のキャンパスがめちゃくちゃ綺麗だったのね。いいなって思ってその後自分で調べてホームページに行ってみたんだけど、そうしたら私がすごく行きたいと思っていた数学科があって! それでオープンキャンパスにも行ったんだけど、立教大学の雰囲気がとても素敵で、運命を感じたというか、「私はここに行くんだ!」って直感的に感じたんだよね。その時の自分じゃ到底及ばないレベルの大学だったけど、行きたいなって思って本格的に意識し始めたのはその時かな。

立教大学のオープンキャンパスの時に、もえさんが撮影した大学の写真。運命を感じて、実際入学するために努力されたのが素晴らしいです…!

ーー運命を感じたんですね!受験に向けてはどのように勉強しましたか?

勉強時間自体は、他の受験生に比べたらそんなに多くはなかったと思うんだけど、毎日やろうって決めたことは絶対守っていたかな。朝起きたら、塾に行くまでの時間で過去問を時間測ってやって、やり直ししてから塾に行くっていうのを完璧に習慣化していて、それは結構良かったなって思う。

もえさんの受験についての詳しいお話はこちらの記事を読んでみてください!

せっかくの大学受験だし、ちょっと頑張ってみない?私の合格体験記/N高での大学受験|N/S高新聞(N高・S高新聞)(新しいタブで開く)

ーー最後に、卒業にあたってN/S高新聞やN/S高の後輩に伝えたいことはありますか?

「大丈夫だよ」って言いたくて。中学生や高校生って常に悩みを持ちながら生活していて、特に高校3年生は進路のことも考えないといけないからすごく大変な時期だと思うんだよね。私もめちゃめちゃいろいろあったけど、なんとかなってるから大丈夫です。特に受験する人とかだと、「頑張ってね」とかいろいろ応援してもらっても、「でもそういうあなたは受験しないじゃん」とか思っちゃうと思う。私もそうやって思ってしまったんだけど、「外野は気にせず集中してね」っていう言葉をもらって。今こうやってたくさん話しているけど、みんなにとっては私も外野だから、外野の中から自分が欲しいタイミングに自分の欲しい言葉を持ってくればいいんだと思う。そうやって自分のメンタルを保つのもいいかなと思う。私ももうすぐ大学生になって大変なことが起きるだろうから、一緒に頑張りましょう。「頑張ってね」とは言えないから、「頑張ろう」って言いたいです。

終わりに

N/S高新聞実行委員になってから、一緒にお話したり活動したりしてきましたが、改めてもえさんのこれまでや思いについて聞くのは初めてでした。新しい場所で新しいことに挑戦しようとする姿勢、後輩へ送るメッセージなど、私を含めた皆さんが元気をもらえるお話が多かったのではないでしょうか? 記事の中にもえさんが執筆された記事のリンクも載せているので、ぜひそちらも読んでみてください。

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