「北海道に住むN高生の時間の使い方に迫る」
(クレジット)
取材・分=たかやゆうな(N高6期・通学コース)
あなたにとって時間とは?
みなさんは、自由な時間が与えられた時に何をしますか?自分の好きなように過ごしていいと言われたらどんな生活を送りたいですか?何をしても良いと言われると困ってしまう人も多いのではないでしょうか?
N/S高生には圧倒的に自由な時間が多く自分の時間を無限に組み合わせることができると思います。
私自身、この”時間の使い方”がとっても苦手で、N/S高生が、N/S高生らしく輝く時間の使い方とは?!自分なりの時間の使い方とは?どんな1日1日を過ごしているのかをインタビューをしました。
今回、話をしてくれた方のプロフィール
名前:伊藤蒼起さん
在住:北海道出身(札幌キャンパス週3生)
趣味:映画・旅
初めまして〜、お茶の水キャンパス週1生のたかやゆうなと申します。
初めまして〜、札幌キャンパス週3生の伊藤蒼起と申します。現在は、N/S高新聞実行委員のほかに、個人的なことでいうとアルバイトだったり、チラシ制作をしています。
ーーどんなチラシをつくっているのですか?
父の作っている米の紹介チラシです。父が農家をしているので、米の説明や生産者の紹介をするようなチラシを作っています。
ーーアルバイトではどんなことをしていますか?
接客業をしています。スーパーのレジ打ちです。
伊藤さんの1日のスケジュール感について
伊藤さんの1日の生活の流れをお聞きしました。
ーー朝は何時ごろにおきますか?
8時前には起きられるようになりました。
ーー起きられるようになったとは…?!
今までは、学校がない日は10:00前に起きていました。学校がある日は6:00に起きて準備をしていました。1、2週間前に改善しようと思って、最近は8時前に起きて、ご飯を食べるように頑張りたいなと思っています。
今日はうまく行きました(笑)。
ーー食事は何時ごろに摂りますか?
時間は結構まちまちですかね。
1日3食を心掛けていて、学校がある朝は、電車で食べるか、家で軽く食べます。
学校がない日も、朝ごはんを軽く食べます。
昼ご飯は、12:30から13:30の間に食べるようにしてて、まぁ、14:00までには食べています。
夕食は、まちまちなのですが、基本的には19:00過ぎで、20:00には食べ終えています。
ごく稀に18:00ぐらいに食べる日もありますし、20:30に食べたり、21:00に食べる日もあります。
ーー睡眠時間はどのような感じですか?
最近は、生活リズムを整えるために、同じ時間に寝るように心掛けてるんですよ。
昨日は、22:30に寝ました。そして7:30に起きました。
でも今までは、学校がある日は次の日が休みで、バイトも午後からなので、遅く寝てもいいかなと思って23:30〜24:00に寝ていて
学校がない日は23:00〜23:30の間に寝るという生活リズムでした。
学校がある日はちょっと、睡眠時間が削られますね。
そうなんですよ。
ーー生活をする中で、伊藤さんの決まった時間はありますか?
学校がある日は乗る電車を決めているので、出発時間までが決まった時間になるかな。
学校に着くまでの隙間時間は英単語をみたり、勉強したりしてなるべく何か有意義に使おうと頑張っています。
アルバイト事情について
ーー学校がない日の過ごし方は?
基本は、アルバイトをしています。
ーー勤務時間などは決まっていますか?
バイトの時間は基本的に16:00〜19:30、長い日だと12:00か、14:00から17:30までバイトをします。
ーーアルバイト前の過ごし方とは?
時間に余裕があるので、最近は英検の勉強をしたり、チラシ制作に時間を充てたりします。あとは犬を飼っているので散歩をしたり、そんな感じです。
確かにアルバイト前の隙間時間は有効活用しやすいですよね。
そうなんですよね。アルバイトが始まる前の時間が一番集中できるんですよね。
時間の感じ方の違い
ーー時間の過ぎ方が早いと感じる時間とは?
バイトの時間は割と早く過ぎますね。
なんていうんですかね、仕事モードに入ると早く過ぎちゃうというのがありますね。バイトを始めてから若干、一日の時間の流れが早くなった気がします。
北海道ならではの時間の使い方
ーー稲作などはお手伝いされるのですか?
そうですね、農繁期の中でも特に忙しい時期は手伝います。あんまり、僕は農業に従事するのが得意ではないので、できる限りですね。その分、稲刈りの写真を撮り、加工をしてチラシを作ったりしてます。
あとは、畑仕事の方が割と手伝っているかな。
ーー畑仕事とは?
畑作は主に母とおばがしているのですが、例えば、ジャガイモとかですかね。
機械で穫るんですけど、どうしても落ちちゃうんですよ。そういうのを拾ったりっていう感じですかね。稲作よりも軽作業が多いので、畑仕事の方が手伝ってるって感じです。
まぁでも、ずっとじゃないです。冬は雪が降るので、畑仕事はなくなっちゃうので、その分勉強をしてます。
ーー伊藤家のお米事情とは?
父からは
「お米はタダだからいくらでも食べろ」
なんてことを言われます。
お米も炊き方によって実は、味が変わるんですよ。僕の家では圧力鍋っていうのを使っているんです。スイッチを押すだけの炊飯器よりちょっと手間がかかるんですけど、お米を炊くときに圧力がかかるんですよ。
炊飯器のお米を食べることがあまりないので、違いはわからないですけど、おそらく美味しくなります(笑)。よりもっちりとするような、そんな感じなのかな。
米が大好きで、どうしても聞きたくなってしまいました(笑)。
大丈夫ですよ!
自分らしく輝いているとき
ーー最後に、自分が一番輝いている時間はどんな時ですか?
そうですね、それで言うと自分でも意外なんですが、バイト中になります。
バイトしているとき全体じゃないですよ。いろんなお客さんがいるんですけど、困っているお客さんもなかにはいると思うんですよね。そういった方をお手伝いしたり、なにか探すのを手伝ったりとか、お助けするっていうんですかね、ちょっとしたことでお役に立てた時ですね。
あぁ、なんかバイトしてよかったな思いますね。あとは、お客さんがたまに
「接客いいね、お兄ちゃん」
みたいなことを言ってくれる時ですね。
確かに、ふとした時に褒められるとすごく嬉しくなりますよね。
嬉しいですね。
全体のインタビューを通して
伊藤さんの住む北海道事情と、ご家族の農業事情を深掘りしたインタビューになりました!
伊藤さん自身の普段意識していることだったり、隙間時間をうまく活用していたりと有意義に過ごされている時間が多いなと感じました。バイト後はゆっくりと映画で英語の勉強をしたり、自分の得意でない農業では、チラシ制作で貢献するなどとして、自分の課題として掲げているところと向き合っていると感じました。時間の使い方に参考になる部分が多く、農村があるところで生活したら、暮らしが豊かになることが想像できますね。
伊藤さん、インタビューありがとうございました!
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