高校一年生が水中ドローンを作った⁉〜NED登壇者インタビュー〜
取材・文=king(S高1期・ネットコース)
2022年11月27日に東京タワー内で行われたNED2022をご存知ですか?
NEDは N Code Labo・N中等部・N高等学校・S高等学校の生徒が「オリジナルのアイディアを見つけ、広げるために”表現する”場」をコンセプトとしたイベントで、今年は東京タワー内のブースで開催されました。
NEDについての詳しい説明はこちらの記事へ!
・「N/S高生が東京タワーでプレゼン!?NEDってなに?」
・「学園最大のプレゼン大会「NED」の主催者にインタビュー!主催者視点の挑戦者に対する思い」
今回はそのNEDで実際に登壇されたかずやさんにNEDへ登壇してみた感想、実際に行っている活動について詳しくインタビューを行いました。
【NED2022】生徒や卒業生によるプレゼンテーションの祭典(ゲスト:玉城絵美氏、成田悠輔氏)
かずやさん
S高1年生
通学コース 梅田キャンパスの週3コース
あれ? この間……
ーーこの間医療ヘルスケア同好会で取材されてましたよね?
はい、取材されました!
ほんと何回も取材してもらえてうれしいです!
ーー医療ヘルスケア同好会の取材を受けたときどう思いましたか?
同好会の存在を広く知ってもらいたいなと思っていた時だったのですごくうれしかったです。
また、取材されることがなかったので、うれしかったです!
「2022年8月新設!医療ヘルスケア同好会って?」こちらも併せてご覧ください。
ーー普段はどのような事をしてすごしていますか?
学校の放課後や休みの日は、ロボット作りやプログラミングをしています。
あと、VRなどもしています。
ーーVRはどの様に活用していますか?
いろいろなゲームをしているんですが、「Echo VR(※1)」や「Rec Room(※2)」「VR Chat(※3)」などで遊んでいます。
※1
Echo VRとは宇宙空間で戦うハンドボールのようなスポーツ
※2
一緒にゲームを構築してプレイする場所
※3
複数のユーザー同士で会話したり、オブジェクトを制作したり、モノの売買を行ったりと、バーチャル空間で社会的な交流のできる場所
ーーNEDでは何を発表しましたか?
湖や海を調査する「水中ドローン」の発表をしました。
水中ドローンにはいろいろなセンサーやポンプが付いていて、事前に環境の悪化を分析・察知します。
環境問題の解決に貢献出来たらいいなと思い開発しました。
最終的な目的は、キット化していろんな人に使ってもらえるようにし、簡単に環境を調査して環境問題に貢献することです。
ーーご自身でアプリの開発もしてましたよね?
画像認識AIを使って、砂利の中からミジンコの休眠卵だけをAIで判別し、休眠卵の数をカウントするアプリも作りました。
水中ドローンを作る事ですらすごいのに、アプリまで作るのは本当にすごいですよね!
ーー水中ドローンの作成期間ってどのぐらいかかりましたか?
部品選定と設計に時間がかかりましたが、それを除くと、三日ぐらいですね。
ーー三日ですか!!
はい。三日で作りました。
ただ、耐水実験などの事前実験は入念に行いました。
ーーアプリの作成期間はどのぐらいでしたか?
一週間ぐらいだったと思います。
NEDの発表に1~2週間程時間を掛けたので、発表練習のほうが圧倒的に長かったです。
ーーすごいですね!!
当時、作成期間は半年ぐらいだろうな〜と思っていた筆者は驚きが隠せませんでした。
NEDを振り返って……
ーーNEDを振り返ってどうでしたか?
すごくいい経験でした。
例えば、NEDまでにプレゼン練習をして、プレゼン力が上がったり、これほど大きなステージで発表できたのは初めてだったので、本当に感謝しています。
ーーNEDを通して得られたことは何ですか?
一番は交流会でいろんなN/S高校のすごい人と交流できたことです。
NED全体を通して得られたことは、ことは、登壇に向けてプレゼンの練習をしたことや、今までこれだけ多くの方に聞いていただいたことがなかったので少し自信がつきました。
ーー皆さんに伝えたいこと
NEDを多くの方にでご視聴いただきありがとうございました。
これからも、ロボット作りやプログラミングを頑張っていきたいので、引き続き応援をよろしくお願いいたします!
あとがき
NED2022に登壇された「かずや」さんに取材しました!
水中ドローンという、未知の機械を高校生が作ったと聞いたときは、本当に驚きが隠せず、それが作成期間3日と聞いた時にも再度びっくりしました。
水中ドローンの開発や、プログラミング、医療ヘルスケア同好会などをやっているかずやさんにこれからも期待しています。
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