ゆるキャンに学んだ、学園生活を楽しむコツとは?〜大人気だったNSゆるキャンを参加者と振り返る〜

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取材・文=Lyra(りら)(S高1期・ネットコース)

こんにちは、ライターのりらです。みなさんはN/S高生活、楽しんでいますか?

本記事、NSゆるキャンを参加者と振り返るシリーズでは「あまり楽しめてないかも……でも何かに挑戦してみたい!」という方におすすめの学園コンテンツ「オフラインプログラム」の魅力をご紹介します。

今回は、NSゆるキャンというオフラインプログラムに参加し、勇気を出して様々な挑戦をした結果、学園生活を楽しめるようになったというN高一年生のふじくんにお話を伺ってきました。

彼はどのようにして学園生活を楽しむ足がかりをつかんだのでしょうか?

そしてなぜ彼は様々なことに挑戦できたのでしょうか。

オフラインプログラムだからこそできた彼の勇気ある挑戦、必見です。

話をしてくれた人

ふじくん(N高7期生・ネットコース)

写真はおうちで飼っている猫ちゃん。ゆるキャン参加以降、学園のワークショップに多く参加している。

N/Sゆるキャンとは…2022年9月に開催された角川ドワンゴ学園初の宿泊キャンププログラム。プログラムはプロジェクトアドベンチャージャパン(PAJ)の協力のもと開催され、参加者はアスレチックや飯盒炊爨などのアウトドアを楽しんだ。説明会chの参加者数が100人を超えるほどの人気も誇った。

目次

友達作りのために参加したゆるキャン

ーーゆるキャンに応募したきっかけを教えてください。

ふじくん

友達を作りたくて応募しました。オフラインの交流イベントであれば友達がたくさんできるかなと思って。
あとは、在学中に青春っぽいことや思い出作りがしたいと思っていたことも応募のきっかけになりました。

ーー集合場所に着いた時の様子はどうでしたか?

ふじくん

最初はみんな人見知りしていたのでなかなか話しかけにくい雰囲気でした。(笑)
でも、そんな中でも「友達を作りたくてきたんだから、ここで話しかけに行かなくてどうする」と勇気を出して周りの子に話しかけました。それがきっかけになって、みんなで自己紹介しあえたのがすごく嬉しかったです。

プログラムが始まる前の様子。参加者はカードゲームなどをして交流を楽しんだ。

ゆるキャンpick up! 楽しかった思い出

ーー最初のアイスブレイクで印象に残っていることは何ですか?

ふじくん

積極的に交流しに行けたことと、あまり話していない人とも交流しに行こうと思えたことですね。緊張こそしていましたが、集合場所に着いた時と同じく「友達を作りにきたんだから」と頑張りました!

アイスブレイクの様子。

ーーふじくんが特に楽しみにしていた飯盒炊爨はどうでしたか?

ふじくん

一番楽しかったです!特に、自分の班の人たちのコミュニケーション能力が高かったのが印象的でした。そのおかげで、それぞれの得意なことを生かした最適な役割分担ができて、すごくスムーズにカレー作りができました。

班のみんなと一緒にカレーを作るふじくん。プログラムが始まる前からずっと楽しみにしていたそう。

ーー夜のキャンプファイヤーでは何をしましたか?

ふじくん

焚き火を囲みながら、学校に来た理由や将来の話などをしました。
自分でもびっくりしたんですけど、この時は緊張していなくて、すごく自然に話しかけられました。

ーープログラムに挑戦する過程の中ですごく成長していますね!

ふじくん

そうですね!ほんと、自分でもびっくり。勇気を出してたくさん挑戦できたことで、挑戦へのハードルが下がったなと思っています。

キャンプファイヤーの写真。参加者はこれを囲みながら様々な話を楽しんだ。

ゆるキャンに参加していたみんなのすごいところを紹介したい!

ーー人狼ゲームで印象に残ったことはありましたか?

ふじくん

人狼ゲームを一緒にプレイしてたみんながすごく優しかったのが印象的でした。
例えば、ゲームの進行がグダグダになってしまったりしても怒ったりしないで、自分のペースで大丈夫と声をかけてくれたり優しく笑ってくれたりして。そういう暖かくて優しい雰囲気があったからごく自然に、楽しくみんなとお話できましたし、積極的に行動できたなと思います。

リラックスした様子で人狼ゲームを遊ぶふじくん。

ーー二日目に遊んだアスレチックでうまくできたことは何でしたか?

ふじくん

アスレチックを攻略するにあたり、攻略法を積極的に提案できたことです。今までの自分だったら躊躇っていたので、ここでも成長を感じました。

ーーアスレチックで遊んでいて楽しかったことは何ですか?

ふじくん

ターザンロープを使って島から島へ飛び移るチャレンジが楽しかったです!全員乗れた時の達成感や嬉しさは一生忘れられないです。

ターザンロープチャレンジをするふじくん。

ーーターザンロープチャレンジ、楽しかったですよね!その中で印象的だったことは何ですか?

ふじくん

誰も失敗を責めなかったことです。ターザンロープチャレンジは参加者全員連続で成功しないとクリアにならなかったので、失敗の責任はかなり重かったのに、「失敗しても次頑張ればいいよね」っていう前向きな姿勢をみんなが持っていたので、すごくいい雰囲気でした。

ターザンロープチャレンジをクリアした時の様子。ふじくんは、「挑戦する人には積極的に応援し、失敗した人も受け入れて次の挑戦を応援する姿勢がすごくよかった」と話す。

ゆるキャンが彼にもたらしたもの

ーーゆるキャンを最大限楽しめた理由は何ですか?

ふじくん

ゆるキャンが始まる前に「悔いが残らないようにできることは全部やろう」と決めていたおかげで、失敗を恐れず挑戦できたことだと思ってます。
みんながすごく前向きで優しかったのも大きな要因になっていたのかなとも思っています。

ーーゆるキャンを通じて変わったことは何ですか?

ふじくん

N/S高に来てよかったと思えるようになったことです。8月に転入してきた直後は、学園生活をうまく過ごせるか不安だったんですけど、このイベントを通して新しい友達や新しい自分に出会えたので、学園生活を楽しむきっかけを掴めたなと思っています。

ーーゆるキャンを通じて得られたものは何ですか?

ふじくん

迷ったらやってみようと思えるようになったことです。
ゆるキャンでの挑戦がきっかけで、前からやってみたかったけどやれてなかったこともどんどんやってみようとも思えて、人生をアクティブに生きようという考え方を身につけられました。

ーーこれからNS高で挑戦してみたいことはありますか?

ふじくん

N/Sアントレ(※)です!
前から起業に憧れがあったのと、キャンプの時に「N/S高には起業してる人が多くいる」という話をりらくんから聞いたのがきっかけでやってみたいと思いました。二年生になったら生徒会もやってみたいなと思っています。

※アントレプレナーシップ(起業家精神)の略。

N/S高では、アントレプレナーシップやビジネスマインドの習得を目指すプログラムのことを指す。ビジネスや起業についての知識を0から学ぶことができる。

ーー最後に、ゆるキャンを通じた感想を教えてください!

ふじくん

すっごく楽しかったです!キャンプ行く前に考えていたやりたかったことも全てやりきれましたし、その過程でチャレンジ精神も身につけられたのがすごく嬉しかったです!

終わりに

友人とのツーショット

いかがだったでしょうか?

ゆるキャンが彼にもたらした大きな変化と新しく挑戦したいこと。それを楽しそうに語ってくれる彼の目はとても輝いていました。

​​​彼がゆるキャンで様々なことに挑戦できた理由は、プログラム参加者全員が「失敗しても次頑張ればいい」というマインドを持っていたことで、安心して挑戦できる、挑戦を否定されない環境が自然と構築されていたからでは?とインタビューを通じて感じました。

前述のような、N/S高生の柔軟なマインドが作り出す暖かい雰囲気と、N/S高の生徒数に匹敵する挑戦のきっかけがあるのが、オフラインプログラムの魅力であると私は考えています。

ふじくんのように、学園のプログラムを通じて学園生活を楽しく生きるためのヒントや新しい自分に出会える人が一人でも多く増えてくれたら大変嬉しく思います。この記事が、学園のプログラムに挑戦するきっかけとなれれば幸いです。

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