N/S高新聞ライターの頭の中(前編)〜人気ライターの成長記録をご紹介!〜

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2022年11月7日 09:00

取材・執筆=なかね もえ(N高6期生・ネットコース)
サムネイル画像制作=りら(S高1期生・ネットコース)

 皆さんこんにちは。突然ですが質問です!皆さんはN/S高新聞を読んで、「このライターはどんな人物なんだろう」、「どうしたらこんな文章が書けるんだろう」と思ったことはありませんか?
 本日はN/S高新聞実行委員会に所属しているまどやんにお話を伺いました。まどやんはN/S高新聞ライターの中で一番多く記事を書いており、N/S高新聞実行委員会内でも尊敬を集めています。今回はそんなまどやんの頭の中を探っちゃいます!
 この記事を読んで、記事を書くことへもっと興味を持ってもらえたら良いなと思います。
 まどやんが何を考えどのように執筆しているのか記事の制作秘話など、内容盛りだくさんです!

是非、お楽しみください!

話を聞いた人

まどやん
・N高5期生 通学コース 心斎橋キャンパス
・N/S高新聞実行委員会 1期生
・ペコちゃんの写真(下)をプロフィール写真に使うことが多い。

ペキニーズの男の子。かわいい。
目次

バックグラウンド

ーーまず、まどやんが記事を書くことに興味を抱いた時期とそのきっかけを教えてください。

 私が記事に興味を抱いたのは、去年の10月頃でした。その時期に、N/S高新聞実行委員会の前身となったワークショップ「N高新聞実行委員ワークショップ」(以下実行委員WS)が開かれ、私も参加しました。

N/S高新聞実行委員会の前身となったWS

 以前、私が総合型選抜で受験することを考えていた大学では、小論文が受験の肝になってきます。そこで、執筆スキルを身につけておきたいと思っていたところ、実行委員WSを見つけました。 記事を書いたことはなかったですが、「何か書けるみたいだし!」と思って実行委員WSに参加しました。

ーーまどやんの記事を読んで、記事を書き始める前から国語が得意だったのかなと想像していたのですが、国語は得意でしたか?

 そう!昔から、自分でもよくわからないくらい国語しかできなくて、自分でもなんでできるんだろうと思っています。
 初めてまとまった文章を書いたのは小学校4年生のときで、そのときは小説を書きました

ーー小説!

 自主学習の宿題で、「なんか書けそうだから」という理由で小説を書いたのが最初でした。
 その宿題は「何をやっても良いよ」という課題で、私は何をすればいいのか考えていました。そのときに、クラスの子が小説を書いていることを知って、私もやってみようと思い書き始めました。
 やってみたらすごく楽しくて。完成したものを家族に読んでもらったときに、祖父がすごく喜んでくれて、私のノートをコピーしていろいろな人に見せてくれました。

ーーそうなんですね!スタートが小説だと思ってなかったので、ビックリしてます。N/S高新聞に入る前から、趣味で記事を書いていたと思っていました。
 
 実行委員WSに参加するまで、記事を書いている自分を全く想像していなかったです。文章を書く仕事に就きたいとは思っていたけど、ライターの選択肢は全然なかったです。

ーー文章に触れることを好きになったきっかけはありますか?

 昔から、本を読むのがすごく好きでした。児童書や歴史上の人物の漫画を読み漁っていました。文章や物語に接する機会は多くありましたね。

ーーそんなまどやんが一番好きな本はありますか?

 オススメしたい、本当に好きな本が一冊あります。『木曜日にはココアを』という、青山美智子さんの連続短編集です。その名の通り、ココアを飲んでいるように、めちゃめちゃ心が暖かくなります。「ココアを読んでいるような本」という感じで、人の優しさが詰まっている本ですね。

木曜日にはココアを(宝島社文庫)/青山美智子

ーーココアを読んでいるような本。興味をそそられますね。

 この本の帯の「わたしたちは、知らないうちに誰かを救っている」という言葉がすごく好きなんです。「私も誰かを知らないうちに救えてるかな?救えてたらいいな。」と思えるようになった本です。

『木曜日にはココアを』が読めるのはコチラ!
宝島CHANNEL
Amazon
楽天ブックス

今までに書いた記事

初めて書いた記事

 ーー実行委員WSに参加してから記事を書き始めたんですね。小説を書くのと記事を書くのとではいろいろ違うところもありますよね。初めて書いた記事を今読んでみて、何を感じますか?

 最初は、現在N/S高新聞実行委員会に所属している方にインタビューをした記事を書きました。『映画の主人公にカメラを構えて』というタイトルです。

ーー心做しか、タイトルが少し小説っぽい。(筆者の心の声)

 やっぱり、反省点はいっぱいあります。最初の記事なので、校正者さんが甘めにみてくれた部分もありました。もう少し良くできたんじゃないかなと思う部分もあります。でも、この記事があるからこそ、自分の成長を感じられています。
 
ーー成長を測る指標になっているんですね。

【N/S高生の今】映画の主人公にカメラを構えて

まどやんが初めて書いた記事はコチラから!

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まどやんの代表作

ーーでは、まどやんの代表作ともいえる記事『N/S高スクーリングを休まなければならない事情がある場合』、通称「スクーリング記事」について伺います。あれは実行委員WSから数えて何本目に書いた記事ですか?

 あれは、2本目でした。

ーー2本目?!え、すごい!

 この記事が、N/S高新聞実行委員になって最初の記事だと思います。この記事から校正者さんの校正が本格的になってきたので、自然とレベルを上げられたんだと思います。

ーースクーリング記事はいろんな人に見てもらえていますよね。最初からニーズがあると思って「スクーリングの欠席」をテーマにしたのですか?

 スクーリング(※1)についての記事を書くというタスクフォース(※2)を担当させていただきました。そのタスクフォースに参加したのは私を含めて4人で、スクーリングという大きなテーマの中で、それぞれが自分のテーマを探して記事を書きました。
 私はニーズがあると思ってテーマを決めた訳ではないです。たまに、暇つぶしに#n_help(※3)を見るのですが、#n_helpで「スクーリングって休んだらどうなるんですか?」という質問を度々目にしていたので、それをテーマに決めました。

(※1)大学や高等学校の通信教育受講生に課される面接授業のこと。

(引用:コトバンク)

(※2)通常の組織内で行う仕事とは別に、特別なミッション(役割)、作業を一時期的に担うこと。
N/S高新聞では、特定のテーマについての執筆依頼のことをタスクフォースと呼んでいます。

(引用:コトバンク)

(※3)N/S高でコミュニケーションツールとして使用しているSlackの、学校生活についての相談チャンネル。

ーー日々の習慣が産んだ傑作ですね!

N/S高スクーリングを休まなければならない事情がある場合

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お気に入りの記事

ーー今までに自分が書いた記事の中で、一番のお気に入りを教えてください!

 全部好きだなー!でも、私が三本目に書いた『どうしたら「わたし」を愛せるの?』という記事はめちゃめちゃ好きです。
 この記事を配信するまでに時間があったので、何度も何度も読み返して推敲を重ねました。完成した文章を読んで、その記事のインタビュー相手の中嶋にこさんのことがすごく伝わる文章になったなと思いました。自分でも「この文章を書き上げた自分すごいな」と思いました。校正者さんが、初心者だからと甘やかさずにしっかり校正してくれたおかげだと思います。

ーー『どうしたら「わたし」を愛せるの?』は私も大好きです。にこさんの人柄が伝わってくる素敵な記事ですよね。

 にこさんが書かれた本をキャンパスで読んだのですが、感情の処理がしきれずに泣いてしまいました。それくらい、にこさんの作品も、にこさんのお人柄も、全てのインパクトが強くて、本当に印象深い記事ですね。
 まだまだ初心者で、ひよこの私です。「どうしたら良い記事が書けるだろう」ということはまったく考えず、「どうしたらインタビュー相手のにこさんのことを上手く伝えられるだろう」ということだけを考えていました。『どうしたら「わたし」を愛せるの?』を書いたときは、そういう初心者ならではの視点が強く残っていたので、良くも悪くも今は書けないなって感じます。

どうしたら「わたし」を愛せるの?〜「本当に本を作るプロジェクト」参加者インタビュー①

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自分の成長を感じた記事

ーー自分の成長を感じたのはいつですか?

 N/S高新聞実行委員になって最初に記事を書いたときです。一個前の、N/S高新聞実行委員になる前に書いた記事と比べて、「上手くなったね」と言ってもらえたんです。自分は成長してるんだと感じましたね。
 N/S高新聞実行委員会に入るまでは、たくさんのフィードバック(※4)を受けてそれを次に活かすという経験をしたことがなかったので、より向上できたのかなと思います。

(※4)口頭もしくは文章を用いて行われる教育や指摘、あるいは評価のこと。

(引用:カオナビ)

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まどやんが成長を感じた記事はコチラ

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時系列はこんな感じ!

 ここまででも、まどやんの知らなかった一面をたくさん知ることができました。
 後編では、まどやんが記事を書く際に意識していること読者の皆さんへのメッセージなどをお伝えします。
 後編もお楽しみください!

後編はコチラ

まどやんのことをもっと知りたいという方はこの記事がオススメ!
新入生歓迎会実行委員長として、まどやんが取材されています。

新入生歓迎会の立役者 実行委員にインタビュー(執筆:藤本伊織)

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