先輩に聞いたN/S高の魅力

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N高に転入して2ヶ月。
ここでしかできないことの多いN高をまだまだ知り尽くしていない私は、今回N/S高新聞実行委員の初期研修を通して、3年生のなぎとさんにお話を聞くことになった。
今後の学校生活が楽しみになるたくさんの話を聞くことができた。

なぎとさん
N高3年生。通学コース広島キャンパス所属。

プログラミングで人の役に立ちたい

ーー通学コースということですが、そのカリキュラムの中で特に力を入れているものはありますか?

力を入れているのは「プロジェクトN」(※)ですね。

※プロジェクトN 通学コースのカリキュラムのひとつ。社会に出て活躍するための知識やスキルを身につける課題解決型のプロジェクト学習。

ーー今回のプロジェクト(*)では、どんなことを考えたんですか?

(*)インタビューした時のプロジェクトNのタイトルは、「私の考える最高の音イノベーションプロジェクト」。「音」がテーマとなり、未来へ向けた音を楽しむ、音で生活を豊かにするアイデアを考案するというもの。

えんぴつ型のツールを考えています。文字を書くと読み上げてくれたり、誤字脱字とかを教えてくれたりします。そうしたデータを蓄積して小学生などに向けた学習ツールや耳の聞こえない人に向けた会話ができるツールとして使えるようなものです。

なぎとさんが考えたアイデア

ーーとてもいいツールですね。他に通学コースではプログラミングもやられていると思うんですけど、どういったものをしますか?

HTMLなどのコードを書く(ウェブサイトを作る)のをよくしますね。

ーープログラミングはN高に入ってから始められたんですか?

はい、そうです。N高に入ってからN予備校(※)などを見ながら始めました。

※N予備校 N/S高生が学習の際に利用するアプリ。教科の学習以外にもプログラミングやイラスト、ヘアメイクなどの課外授業も豊富。

ーー部活や同好会には入っていますか?

通学コースのプログラミングの同好会に入っています。

ーーそうなんですね。どんな活動をされているんですか?

同好会はまだ本格的には動いていなくて、自己紹介や分科会作りといったオリエンテーションのようなものが多いです。

ーー今後どういう活動をしてみたいですか?

同好会の人や他の人と協力してなにか大きい作品を作ってみたいです。

ーー具体的にはどんなものを作りたいですか?

ナレッジベース(※)のような、いろいろな人に役立ててもらえるようなサイトができたらいいなと思っています。

※ナレッジベース 学園内のヘルプサイト。学校で使うツールやサービスなどさまざまな事柄の説明、よくある質問を掲載している。N高生が立ち上げ、多くの生徒に利用されている。
(ナレッジベースの誕生秘話についてはこちらの記事もご覧ください!)
https://nshigh-news.jp/2022/03/4000/

ーー企画してみたらすごく面白そうですね!

そうですね。人のために何かできるっていうのはすごく自分に合うなって思うので、企画が実現すればいいなと思っています。

書きたいことがあって入ったN/S高新聞

ーー今回N/S高新聞実行委員に申し込んだきっかけを教えてください。

スクーリングで広島ではない会場に行ったんですけど、その時のスクーリング担当の先生がとても面白かったんです。そこで「あ、N/S高にはこんなに面白い先生がいるんだ、こんな先生のこともっと気になるな」と感じて、それを伝えられる記事を書きたくて入りました。メンター以外の他の職員の方や先生のことを知ってもらいたくて。

ーーとても素敵な理由ですね! 例えばどんな先生を知ってもらいたいのですか?

すごく個性的な人が多いんですよ。自分の中学校の頃の授業に比べて授業の質が高いです。そういう先生をもっと知ってもらって、その教科を好きになってもらえたらいいなって思います。

ーーこれからN高内外でやってみたいことってありますか?

N/S高新聞でやってみたいこととしては、校長先生にインタビューしに行ってみたいなと思っています!

ーーいちどはお会いしてみたいですよね。

1回ニコニコ超会議でお会いしたことがあるんですけど、実際にお話してはいないんです。
いつもSlackにいる人が目の前にいるっていう不思議な感覚でした。

N/S高の文化祭、磁石祭でS高の吉村校長と。(写真提供: なぎとさん)

ーー今年の磁石祭に参加されたんですね。どうでしたか?

N/S高生がこのステージを作りあげたんだっていう尊敬の気持ちが大きかったですね。本当に他のブース・企画に見劣りしないぐらいの企画や運営で、同じ高校生とは思えないくらいでした。

ーーすごいですね! 私も来年は行ってみたいです。話が戻るんですが、もし校長先生に取材できるとしたらどんなことを聞いてみたいですか?

校長先生から見たN高S高はどのようなものなのか、また普段何をされてるかを聞いてみたいです。

3年間で感じたN高の魅力

ーー私はまだN高に入って2ヶ月しか経っていないので知り切れていない部分がたくさんあるんですが、3年生になって、N高に入ってよかったなと思うところはありますか?

自分もN高に入ってちょっと前が入学式だと思ったらもう3年生になって、あっという間だなって思うんですけど、これまで2回あった通学コースのイベントのキャンパスフェスティバルがいちばん心に残っていますね。

以前広島キャンパスで行われたキャンパスフェスティバルの様子。(写真提供: なぎとさん)

ーーN/S高だけの魅力があるとしたらなんだと思いますか?

生徒数が多いことがN/S高の魅力かなって思っています。人がたくさんいるので自分と気が合わない人もいるとは思うんですけど、その逆に自分に会う人もたくさんいて、そうした人とどんどんコミュニティを広げていけるのが人数の多いN/S高の魅力かなと思います。

ーー実際お友達はたくさんできましたか?

そうですね。キャンパスにもいますし、Slackを通して仲良くなって、喋ったりゲームをしたりする人もいます。

ーーそういったお友達はどうやって作ったんですか?

最初はtimes(※)などのチャンネルにお邪魔したり来てくれた人と一緒に話したりして、遊ぶみたいな感じですね。

※times SlackをTwitterのように使う自分のチャンネルのこと。多くのN/S高生がtimesを利用して友達作りをする。

ーー今日は貴重なお話をありがとうございました。

ありがとうございました。

✳︎

今回なぎとさんにインタビューしてみて、プログラミングの上達や磁石祭、キャンパスフェスティバルなどこれから楽しみなことがたくさん見つかった。初めてインタビューをしたので緊張もしたし、まだまだ未熟な部分が多いが、実のあるお話をしてくださったなぎとさんに感謝している。今後もっと経験を重ねて、胸を張ってN/S高新聞の実行委員だと名乗れるようになればいいと思う。

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