『フーフー』ってムダな気がするので検証してみた
文・写真＝江畑終太郎（N高6期生・ネットコース）
おはようございます。江畑終太郎です。
夏到来。夏にあえて食べる、熱々の料理っておいしいですよね。僕はなんでも熱い方がいいと思っているので、とりあえず電子レンジにブチ込んでいます。
そして、熱々の料理を食べる前にほとんどの人が行うことがあります。それは、
口をすぼめて息を吹きかけ、対象を冷まそうとする行為。通称『フーフー』です。
でもよく考えてみてください。めちゃくちゃに熱い物体に、生ぬっるい息を吹きかけているんですよ。これって……
ということで検証します。
フーフーについて知ろう
はじめに、一般的な人が一回のフーフーにどれだけの時間をかけているのか調べるため、N/S高生26人にアンケートを取りました。
そしてこの結果から、一生の間にどれだけの時間フーフーしているのか計算してみましょう。
80年生きるとして、1日10回必ずフーフーしたとすると、なんと……
はいやばい。やばすぎ。やばい。これはやばいです。275時間といえば、僕の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のプレイ時間とほぼ同じです。コログの実900個も集められるんですよ！
これがもし意味のないことなら、こりゃもう天地がひっくり返るぞ……！！！
実際に調べてみる
百聞は一見にしかずと偉い人が言ってた気がするので、実際にフーフーに意味があるのか調べてみます。
今回、熱い食べもの代表として選ばれたのはこちら、
たった3分という時間で森羅万象の頂点へと昇華する熱っちい食べもの「カップヌードル」です。
このカップヌードルを二つ用意して、一つにはフーフーあり。もう一つはフーフーなしにして、温度の変化を計測します。（それ以外の条件は全く同じ）
まずはカップヌードルを普通に作るよ！
計測には100均で買った調理用の温度計を使います。Seria最高。
ではフーフーありからやっていきましょう。ちなみに麺を持ち上げてから、平均値の3.4秒間フーフーします。
GO！ GO！ GO！
そして温度の計測だ！
「59℃」でした。思っていたより低い印象です。これは果たしてフーフーが関係しているんでしょうか……。
次はフーフーなしです。こちらは麺を持ち上げてから、平均値の3.4秒間フーフーせずに放置します。
GO！ GO！ GO！
からの温度の計測だ！
「62℃」でした。あ、あれ……？ 温度が変わってる？ え嘘？ 騙されてる？
まとめ
検証した結果フーフーをすることで、温度が約3℃低下することがわかりました。つまり……
あーあ、意味あっちゃったよ。めっちゃ意味ありましたよ。
ということで、みなさんは今まで通りフーフーしていきましょう。
ただ！ 僕はまだ信じ切れていないので、フーフーなんて無視して検証に使ったカップヌードルを食べますけどね。
いや、熱っっっっっっっっっっっっっ！！！！
この記事が気に入ったら
フォローしてね！
コメント